2022.12.05

デジタルを最大化するDevOps-ABCとは?

大塚正之
SB C&S株式会社 エバンジェリスト
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DevOps-ABCご紹介資料はコチラ

SB C&Sの大塚です。エバンジェリスト(伝道師)としてシャウトする日々です。

DXという言葉とともに、内製化・DevOpsというフレーズを耳にする事が多くなってきたのではないでしょうか。そこで、「デジタル時代に求められるもの」について少しご紹介をさせていただければと思います。

予測不可能な未来の訪れ

この3年間に社会が強制された「新しい生活様式への変化」は、老舗企業の廃業や、新たなサービス企業の台頭など...1つの企業が同じ業態を変えずに何十年も持続することが難しくなってきました。

このような「予測不可能な未来」において、市場や顧客の変化に対して組織が対応できる力「アジリティ」を高めることが必要ではないでしょうか。

それに対してITは欠かせない存在であり、たとえばITの武器を活用することや、デジタルのスキルを磨くことが、一般的に思い浮かぶことだと思います。

昨今のビジネスの成長エンジンであるIT(デジタル)を最大限活用するためには

さらにいえば、「素早く開発し続ける」、「ニーズに応え続ける」といった企業カルチャーの醸成も併せて必要となります。

すぐに改善したいのに、仕様変更のたびに外部へ見積をとったり、要件定義やヒアリング、さらには社内の稟議に時間がかかっていては、年に数回しか機能改善ができません。それは顧客や従業員の満足を下げてしまいます。
一方で、スマートフォンで多数使われるアプリケーションは、毎日のように更新が起きています。日頃当たり前に接しているデジタルの力をどうして、企業の活動に生かせないのでしょうか?

内製化に対するエンドユーザーの声

そこで、お客様にアンケートとってみたところ、企業の約44%がソフトウエアの自社開発に向けた動きがあるにもかかわらず、実践できているのはわずか25%ほどでした。(※「DevOps活用状況」に関するアンケートより)

▼内製化への取り組み状況

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▼アジャイル開発/DevOpsの実践状況

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なぜ内製化やDXが進まないのか?

 このアンケートで明るみになったのは、驚きの結果でした。全体の半数以上の企業が 「文化・マインドセットの変革」への対応が最優先 と考えていたのです。
(※「DevOps活用状況」に関するアンケートより)

 ▼自社の育成において「最も優先すべき事項」
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新しい技術トレーニングだけでは足りない・・・・ これには「目からウロコ」でした。

ディストリビューターとしてこれまでIT商材は製品の提供とその活用トレーニングがあれば成立していた「これまでの常識」が覆された瞬間です。

そこで、これらの課題を解決するために、これまでのIT商材や技術の提供にとどまらず、企業が変革を起こす機会の提供も必要であると判断し、教育サービスを開発することになりました。

※2021年12月自社調べ
(調査名:「DevOps活用状況」に関するアンケート、調査対象:ユーザー企業でIT導入に関与する人物=103名回答)

アジャイルを企業に定着させる短期体験プログラム「DevOps-ABC」

「DevOps-ABC」は、「DevOps Agile BootCamp」の略称で、DXに必要なカルチャーや開発プロセスのABC(基礎)を疑似体験し、IT開発者と運用者の相互理解を深めることができる5日間の教育プログラムです。

ソフトウエアの自社開発を考えるユーザー企業をはじめ、企業のDXを推進する役職者や企業に常駐するアプリケーションベンダーの方など、関係する複数の部門を対象として、知識や技術の提供だけではなく、疑似体験を通じて企業が変革を起こすための、気づきの機会を提供します。

また、「DevOps-ABC」を組織全体で受講することで、企業が独自にアジャイル開発を進めるために必要な「People(組織・人材)」「Process(業務の仕組み・手法)」「Technology(技術)」を部門横断で相互認識することができ、本格的な組織体制づくりのきっかけとなります。

DevOps-ABCの内容

ビジネス・開発・運用といった組織間の連携を疑似的に体験する5日間です。

・Day1:People・・・組織やマインドセットの変革とは何か、複数の関係者との協働イメージを浸透
・Day2:Process・・・ビジネスとITの相互理解、アジャイルな文化やプロセスを理解
・Day3-5:Technology・・・開発と運用の相互理解、技術アップデート

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これからのビジネス成長に欠かせない「素早く開発し続ける」「ニーズに応え続ける」を持続するために必要な、モダナイズしていくための変革のヒントになればと考えています。

サービスの概要はコチラからご覧ください

実際のトレーニングはどうなっているか?

いかがでしたでしょうか?People/Process/Technologyの3つどでも必要な要素です。技術先行で、文化・人材が後回しとなっては、せっかくのテクノロジーがビジネスとして活用されているとはいえません。

ハードルが高いと思ったかもしれませんが、DevOps-ABCは体験会を行っていますので、ご興味ありましたらお申込・お問い合わせをお待ちしております。

次回の記事では、「DevOps-ABC」の担当講師から、これからの「人材・組織」について語っていただきます。

DevOps-ABC紹介資料のご案内

「DevOps-ABCもうちょっと知りたいっ!!」 ご興味ありましたら、下記のフォームから教育サービスの概要資料がダウンロードできますので、お申し込みをよろしくお願いします。ご回答いただけますと、その場で資料が確認できます。

  資料ダウンロードはコチラ

関連リンク

新サービス「DevOps-ABC」のご紹介

VMware Tanzu特設サイト

この記事の著者:大塚正之

SB C&S株式会社 エバンジェリスト

「情報革命で人々を幸せに」を志に、全国を駆け巡り多数の熱気を届けている。
よくあるセミナー講演とは一味違う世界を演出し続ける彼のモットーは「難しい話よりも、まずリラックス」
熱いハートを武器に、今日も"愛と感動"をお届けする。


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