DevOps支援サービスをはじめました!
こんにちは、SB C&Sの加藤です。私は本サービスの担当をしているのですが、皆さんへ直接お伝えしたいことがありますので、ブログという形で情報発信を行うことになりました。可能な限り、定期的な情報発信を行って行きたいと考えていますが、 初回である今回は、本サービスの立ち上げにあたっての経緯やサービス内容、今後のロードマップに関してご紹介していきたいと思います。
立ち上げまでの経緯
弊社では、将来のディストリビューションを見据えたポートフォリオとして4つの大きな軸を掲げています。
具体的には、クラウド、AI (Artificial Intelligence : 人工知能)、ロボット、IoT(Internet of Things)の4つの領域から成り立っており、これらの領域は将来のビジネスを占う上で非常に重要になるであろうことは皆さんご存知の所かと思います。
弊社の活動をご紹介させていただきますと、ロボットの分野ではすでに2,000社を超える方々にPepperをご利用いただいておりますし、IoTの領域では、IoT向けのセイバーセキュリティーソリューションであるZingboxを日本初で提供を開始しました。さらには、DroneBankというドローン周辺の包括ソリューションの提供などさまざまなサービスの提供を行っています。
前置きが長くなりましたが、これらの新たな技術領域へのチャレンジに共通する点としては、AI、ロボット、IoT、クラウドのどれを取っても、"どれだけイケてるアプリを作れるか"が重要なポイントの1つになります。ですので、"これからのアプリ開発"を支援する何かをしたいというぼんやりとした思いからすべてが始まりました。
より具体的には、これからのアプリ開発やそのインフラ、いわゆるバイモーダルITで言う所のモード2側のアプリ開発支援サービスや、既存アプリ資産のモダン化などのサービスを拡充することで、開発者を始めとしたエンジニアをサポートすることができるんじゃないかと思って準備を進めてきました。こういった中で、より良いアプリを作っていくためのプラクティスとして、我々がテーマとして選んだのがサービス名にも入っている「DevOps」です。
DevOps Assistのサービス紹介
DevOpsムーブメントを裏方から支援するという意味で、「DevOps Assist」というサービス名にしました。このサービスにより3つの視点で皆さんをサポートしていきたいと思っています。
1.DevOps支援サービス
ご存知のとおり、DevOpsは何かツールを入れれば良いというものでもありませんし、かと言って会社やチーム間の組織文化のギャップを埋めるだけのプラクティスでもありません。弊社でご用意しているこのサービスは、いわゆるプロフェッショナルサービスで、アセスメント、コンサルティング、設計、製品トレーニング、実装サービスまでを提供します。まずはどこから初めていいかわからない方は、現状を知るという意味で、アセスメントサービスから始められてみてはいかがでしょうか。「DevOpsとは?」といったプライベートな勉強会や、無駄を排除する VSM 「Value Stream Mapping」などのワークショップを使って、ビジネス上のゴールに向けて現状を可視化してみましょう。
2.製品の提供
弊社はディストリビュータとして、4,000社を超えるベンダ様の製品を取り扱っております。製品数で言いますと40万点以上のエンタープライズ向け製品があることになります。これら多くのバリエーションの中から最適な製品を選んでいただけます。また、代表的な製品は、DevOps Hubの製品ページに掲載しておりますが、その他以下のような製品も取り揃えておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
・開発環境 (IDE)
・コンパイラと各種ライブラリ
・バージョン管理ツール
・CI (Continuous Integration)サーバ
・ビルド/テスト/インスペクションツール
・構成管理・自動化ツール
・運用管理ツール (APM、ログ収集ツールなど)
・インフラストラクチャ (ハイパーバイザー、パブリッククラウドなど)
・UI/UXなどのデザインツール
・コラボレーションツール (バグトラッカー、プロジェクト管理など)
3.コラムやユースケースの共有
皆さんがDevOpsを実践するにあたって、他の会社の方々がどのような進め方をされているか気になりませんか?DevOps Hubのブログコーナーでは、有識者によるコラムや、実際にDevOpsを(一部)実践されている方々へインタビューを行い、その現状、解決方法、今後の目標などを語っていただきます。自社の活動を共有しても良い!という方がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください!
今後のロードマップについて
直近のロードマップとしては、より多くの要件に応えられるようにサービスを拡充していきたいと考えております。例えば、データを主眼に置いたソリューション、 APIエコノミーなどが挙げられます。これからもより良いサービスにしていくために、皆様からの忌憚ない意見をいただけると幸いです。我々のサービスが、皆さんの求めるようなサービスになっていくこと、開発者やシステムエンジニアの「働き方」を裏方から支援するようなものができあがっていくことを目標にこれからも日々邁進していきます。
この記事の著者:加藤学
テクニカルフェロー
エンタープライズ領域での開発から運用監視までの幅広い業務経験を活かし、事業開発やマーケティングチームと一緒になってビジネスの立ち上げを行っている。日本とアメリカ、特にシリコンバレーへ滞在し、新規プロダクトの発掘調査や国内外の新規パートナーリクルーティング、技術戦略、ポートフォリオの策定など、技術をバックグラウンドにしたさまざまな活動を行っている。最近では、DevOpsを始めとした開発者向けビジネスの立ち上げを行い、プロジェクトの責任者として慌ただしい日々を送っている。
- 関連キーワード:
- コラム
DevOps Hubのアカウントをフォローして
更新情報を受け取る
-
Like on Facebook
-
Like on Feedly