2017.07.17

【DevOps 用語集】SRE【2020年3月3日更新】

DevOps Hub編集部
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SREとは?

SREとは「Site Reliability Engineer」の略でGoogleによって提唱され、サイトの信頼性向上のために自動化や障害対応、機能管理などを通じて収益やブランドを支えるという概念、またはその概念を実現するエンジニアを指します。

このSREの目的としては、システムやサービスをいつでも問題なく使える状態にすることになります。
近年ではSREチームというものが各企業でも作られ始めています。

SREと従来の運用との違い

従来の運用技術者に求められていた業務は下記のようなものになります。
・システムの障害対応
・システム利用方法等の問い合わせ対応
・決まったオペレーションを繰り返し実施する
・インフラ部分の構成管理

上記の業務はシステムが大きくなればなるほど運用側の作業量が増大するという現象が起きてしまいます。
運用側の業務を積極的に自動化ツールやクラウドサービスに置き換えて、作業コストの削減とより柔軟に対応できるような環境の構築が求められています。
これを実現するのがSREです。

SREに求められる業務は下記です。
・運用管理の自動化の仕組みを設計・構築
・標準化されたポリシーやルールの整備
・システム変更にすぐに対応できるような基盤の設計・構築
・信頼性の高い基盤の構築・設計

開発者・運用者が連携し、より良い環境を作り出すことがSREの役割となります。
つまりSREはDevOpsという概念・考え方を実現するための一つの手段・方法であるといえます。

SREを実現する製品

SB C&Sでは、構成管理や自動化、CI/CDといったSREを実現するために必要な製品を数多く取り扱っております。
DevOps Hub製品一覧
詳細に関しては、上記リンク先よりご参照ください。

この記事の著者:DevOps Hub編集部

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