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仮想デスクトップ(VDI)とは

仮想化用語辞典
2019.09.09

仮想デスクトップ(VDI)とは?

仮想デスクトップとは、Windowsなどのデスクトップ環境(個人が利用するPCの中の環境)を、PCではなくサーバ―の中で複数動かし、PCやモバイル端末から画面のみにリモートアクセスして利用する仕組みのこと。サーバー管理者側での一括管理によるコスト効率の向上に加え、情報漏洩のリスクを大幅に低減できるというセキュリティ面でのメリットもあります。

物理デスクトップとの違い

通常のPC、すなわち物理デスクトップでは、ソフトウェアの導入や更新、セキュリティパッチ当てなどがユーザー個々の管理に委ねられることがほとんどです。ユーザー各々にメンテナンスの手間が掛かり、管理者もユーザーの実施状況のチェックに膨大な時間を費やしていました。仮想デスクトップは、複数の利用者のデスクトップ環境をサーバー上でまとめて、管理者側がメンテナンスを実施することが可能です。ユーザー・管理者ともに、管理の手間の大幅な削減が期待できます。

また物理デスクトップでは、それぞれのデスクトップ環境でどのような操作・環境の変更が行われているか管理者から見えづらい部分がありますが、サーバー上で一括管理している仮想デスクトップであれば、操作や変更を一元的に監視・把握することができますので、ソフトウェアの利用やWebサイトへのアクセスにおいて違反が見つかった場合なども早期に対処することが可能です。それだけでなく、あらかじめ利用者別にきめ細かな操作の制限をかけておくことも容易です。

セキュリティの面でも大きなメリットが得られます。物理デスクトップは、紛失してしまった場合は情報漏洩のリスクにつながります。対して仮想デスクトップでは、ユーザーのPCやモバイル端末からは画面データのみにアクセスする仕組みであり、ファイルなどの情報はサーバー上のデスクトップ環境に保存されるので、万が一のデバイス紛失時にも、それが情報漏洩のリスク発生に直結することはありません。

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SB C&S株式会社
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