みなさま。こんにちは。SB C&S 岡村です。
先日、開催致しました第三回目のAA de Knightの様子をレポートさせて頂きます。
今回はオンライン開催と言うこともあり、東京近郊に留まらず遠方からも大勢の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで大盛況のうち、終了させることができました。
当日は参加者の皆さまに、イベントの様子をSNSへアップいただいておりましたので、併せてこちらも御覧ください!
Automation Anywhere Developer Community『AA De knight #3』(2020/6/19) オンラインのTweetまとめ
□目次
- アジェンダ
- 当日の振り返り
・IQ Bot最新情報
・A2019でAIJO Check Meter動かしてみた
・Release13 機能
・A2019のTips紹介
・A2019でRDPセッションから実行!
・製品ロードマップ&A2019最新情報 - 次回予告
- 当日のQA
1. アジェンダ
時間 | プログラム |
19:00~19:05 | ご挨拶 |
19:05~19:20 | IQ Bot最新情報 |
19:20~19:35 | A2019でAIJO Check Meter動かしてみた |
19:35~19:50 | Release13 機能 |
19:50~20:00 | 休憩 |
20:00~20:15 | A2019のTips紹介 |
20:15~20:30 | A2019でRDPセッションから実行! |
20:30~20:45 | 製品ロードマップ&A2019最新情報 |
20:45~20:55 | 質疑応答 |
20:55~21:00 | クロージング |
2. 当日の振り返り
-
IQ Bot最新情報
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 佐野 千紘 様 にご登壇いただきました。
今回はIQ Botの最新情報だけではなく、「開発者がどのように支援するとプロジェクトが進みやすくなるのか?」といった観点からもお話をいただき、大変参考になる内容でした。
IQ BotはFree TrialやCommunity Editionで試してみることができます!
-
A2019でAIJO Check Meter動かしてみた
前回から続き、非常に好評なこのユーザー様セッション。
お一人目は、コムシス情報システム株式会社 和田 拓也 様 にご登壇いただきました。
実際にA2019を利用した事例と使用感をご紹介いただき、A2019について、"ロマン"がある と、非常に素敵な感想もいただけました。
大変ありがとうございました!
-
Release13 機能
弊社の 池田 康一 から説明させていただきました。
2020/6/17 にリリースされたA2019.13について、(おそらく)最速で紹介させていただきました。
弊社からエンハンスリクエストさせていただいていたものが主なご紹介となり、今後のBot開発にも役立つものとなるかと思います。ぜひ新機能をお試しください!
また、A2019シリーズ初の書籍発表もありましたので、お役立ていただければと思います!
-
A2019のTips紹介
本日のユーザー様セッション。
お二人目はシー・システム株式会社 小原 増雄 様 にご登壇いただきました。
今回、実践で役立つA2019のTipsをご紹介いただきました。シー・システム様はイベント内でご紹介いただいたもの以外にも数多くのAAの情報を公開されておりますので、ぜひご確認いただければと思います。
大変ありがとうございました。
-
A2019でRDPセッションから実行!
弊社の 永瀬 晋作 から説明させていただきました。
RDP セッションから Runner を実行させるTipsについてご紹介させていただきました。こちら弊社からリクエストを上げて、A2019.12 (2020年05月リリース)で実装された内容となり、実機デモでわかりやすく説明されていたかと思います。管理者の皆さまはぜひ把握しておいていただければと思います!
-
製品ロードマップ&A2019最新情報
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 広瀬 雄治 様、米田 真一 様 にご登壇いただきました。
実は、AA de Knight 唯一皆勤賞である、AA社 セールスエンジニア 広瀬様 からは、A2019の製品ロードマップと最新情報についてお話しいただきました。
Interactive Forms、ハイブリッド・クラウド、Discovery Bot、Git連携...など、様々な魅力ある機能をご紹介いただきました。
新機能はリリースされ次第、弊社でも検証を行っていき、いち早く皆さまへ情報発信させていただきます!
AA社 マーケティング 米田様 からは、Bot Storeの日本語対応についてお話しいただきました。
Bot StoreはA2019ではCRからシームレスに扱えるようになり、より利用しやすくなったかと思います。
プライベートBot Storeもリリースが楽しみですね。
皆さんもぜひご利用してみてください!
https://botstore.automationanywhere.com/jp
3. 次回予告
今回も大変多くの方にご応募、ご参加いただき、誠にありがとうございました。
オンライン開催と言うことで、全国ユーザーの皆さまへ情報発信できるこの場に大変意義を感じております。
次回は8/28(金)にオンライン開催を予定しております。
ますますお役立ていただける情報を発信できるよう努めて参りますので、次回もぜひご参加ください!
(いつかまた、唐揚げを提供できる日も夢見て)
4. 当日のQA
イベント内でいただきましたQ&Aにつきまして、こちらに掲載させていただきます。
-
参加人数は何名くらいですか?
120名様にお申し込み、ご参加いただいております。 -
[IQ Bot最新情報 セッションにて]線と桁区切りのカンマを識別するくだりスクリプトの言語はVBSあたりですか?
Pythonとなります。 -
v11シリーズですが、v11.3.5で終了→A2019へ移行ということでしょうか?
v11シリーズではパッチアップデートのみとなります。
今後は、A2019へ移行となります。 -
[ユーザー様セッションにて]同スペックPCでv11とA2019だと操作感はどちらが良かったですか。
A2019では処理速度を遅く感じることが少なく、v11より操作感は向上していると感じてます。 -
IBM5555C01対応は確認出来ましたが、実行するとlibがありませんと出ます
ターミナルエミュレータの実行に必要なファイルが正しく配置されていない可能性がございます。他の端末でも同様の現象が発生するかご確認いただけますでしょうか。
もしくは一度C:\ProgramData\AutomationAnywhere\GlobalCacheフォルダの中身を削除いただいたり、Bot Agentを再インストールいただいたりすることで解決する場合がございます。ターミナルエミュレータの使い方に関しては下記を参照ください。
Using Connect action上記を試しても現象が再発する場合はお手数をおかけしますが、弊社サポートチームなどにお問い合わせください。
-
書籍はいつ発売ですか?
2020/7/16 に発売されます。
アマゾンで予約が開始されていますので、ぜひご購入のご検討をお願いします。
https://www.amazon.co.jp/dp/4822296911
また、遅れてKindle版も発売予定です。 -
v11からA2019への移行イメージが沸きません。移行時のライセンスの考え方、作成済Botの移行等、実践する場合のアドバイスをお願いしたいです。
Botの移行については、以下のURLよりご確認いただけます。
現在はv11のコマンドが網羅していませんが、BotScannerを使用することにより、移行できるかどうかを判断することができます。一度お試しください!
Understanding Enterprise A2019 migrationライセンスについては、並行稼働中 (3カ月) も追加でライセンスはかかりません。
-
質問ではない&AAと関係はないのですが、私も過去にSikulix使って簡易な社内業務を自動化したことがあります!
ご投稿ありがとうございます!
-
A2019は話を聞いているとすぐつまづきそうなんですが、つまづいた時に問い合わせるところはありますか?
A-Peopleで質問していただくと良いです。
Automation Anywhereのコミュニティーになっていますので、いろいろな情報を得ることがでしますので、一度、アクセスしてみてください!
https://apeople.automationanywhere.com -
レコーダーの操作勝手や挙動はv11や他社の製品と比べてどうでしょうか?
他社製品との比較は難しいところはありますが、v11と比較しても遜色ないと思います。
-
Chromeでオブジェクト認識不可でもIEでオブジェクト認識可能なパターンは多いかと思います。A2019シリーズのどこかのReleaseでChromeがデフォルトブラウザとなる予定はあるのでしょうか?(もしご存知でしたら!)
A2019では、Chromeが推奨ブラウザとなっております。
各ブラウザで特徴がございますので、必要応じてブラウザを変えていただくと良いかと思います。 -
以前v11で作ったBotをA2019にマイグレーションすると、変数やレコーダーなどがサポートされておらず、全く使えないという状況になっておりました。こちら、改善されましたでしょうか?
変数やレコーダーに関して以前よりアップデートを行っております。
具体的にはシステム変数や日本語変数への対応や、V11のManaged Web ControlとWebに対応したLegacy Automationパッケージを追加しております。
レコーダーに関しましても対応を進めております。
BotScannerを使用することにより、移行できるかどうかを判断することができますので、ぜひお試しいただければ幸いです。
Understanding Enterprise A2019 migration -
リリースノートにも載っていない更新がよくあります。(コマンド名の変更や、英語表記から日本語表記に変わるなど またコマンド詳細の説明も一部変更されているなど)こういった部分まで出来ればカバーしていただければ、たとえば技術ブログのアップデートなどもやりやすいのですが、今後細かな差分まで見れるようになる予定はございますでしょうか?
現在のところ個々のアクション・パッケージの内容に関しては、それぞれのドキュメントページにて更新をしております。今後の対応に関しまして、申し訳ありませんが、今のところ詳細化の予定はございません。
英語ドキュメントやウェビナーなどを通して最新情報を取得していただければ幸いです。
下記の記事が参考になります。 -
実行ユーザーのRDPセッションをはらずに、CRより「RDPセッションを有効にする」のチェックを入れた場合、どのような挙動となりますか?
「Control Room で Bot Runner セッションを実行する」をチェックすると、実行ユーザーの RDP セッションが存在しない場合、CR から実行マシンに RDP セッションがはられて、そのセッション内で Bot が実行されます。
-
当社の環境では、一律「1024×768」の解像度で動作してしまい、RDPに関しては苦慮しています。
「Control Room で Bot Runner セッションを実行する」をご使用になる際、Control Roomに設定をすると、解像度を変更することができます。
Configure deployment.properties file to maintain Remote Desktop session upon RDP based bot deployment -
v11からA2019への「移行時」なので並行稼働という意味です。その時のライセンスの考え方をご教示いただきたいです。ある日いきなり切り替えることは不可能と考えています。
ライセンスについては、並行稼働中 (3カ月) も追加でライセンスはかかりません。
-
ハイブリッドクラウドの場合のライセンス体系はどうなりますか?
オンプレミス版とほぼ同様のパッケージ体系となります。それぞれの費用はオンプレミス版とは異なります。
-
プリロードなんですが、完了しました みたいな表示が出ないのですが、なにか視認できる方法はありますか?
プリロードを開始した場合、パッケージをダウンロードするボットが自動的にデバイスに展開されます。この記録は通常の監査ログに記載されます。
プリロードが完了したかどうかは、再度プリロード画面を開いていただくことでご確認いただけます。
Common Package , Custom Packageのいずれのタブでも、プリロードされたパッケージには (preloaded)の表記がパッケージ名の後ろにつきますのでこちらでご確認いただけます。 -
ボットのストアが日本語化されたのですね!試してみたいです。誰でもアクセスできるのでしょうか?
どなたでもアクセスは可能となります。
https://botstore.automationanywhere.com/jp -
今日の動画は残しますか?
当日の動画の公開は予定しておりません。
著者紹介
先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
岡村 尚紀
SAPエンジニア、データアナリティクスを経てRPAエンジニアへ