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【Ansys Fluent】遷音速下における翼周り流れ解析【解析事例】

CAE
2023.04.17

音速に近い条件では衝撃波が発生するため、流体の圧力や温度などが急激に変化することが知られています。航空機などは音速に近い条件で飛行するので、安定な飛行のためにはこの条件での流れの理解は非常に重要です。そのため、航空機開発において流体解析は重要な役割を果たしています。

以下の解析例は「Ansys Fluent」を使って遷音速条件で翼周りのCFD解析を実施してみたものになります。
CFDを活用することで、遷音速化の翼周り流れの予測・設計最適化によって安全性の向上や、実験の代替としてコスト削減にもつながります。

  • 解析モデル
    model_air.png model_wing.png
    解析モデル(流体領域も表示) 解析モデル(翼のみ表示)
  • 解析結果
    yplus.png shearstress.png
    翼面のy+分布 せん断応力
          

       

    mach.png xvel.png
    マッハ数 流速

キーワード:
衝撃波 圧縮性 マッハ数 流体解析 CFD 翼型 遷音速 

著者紹介

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