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【Ansys HFSS】誘電体共振器アンテナ(DRA)の電磁界解析【解析事例】

CAE
2023.04.27

誘電体共振器アンテナ(DRA)は高い指向性や帯域幅の広さなどの特性を持つため高周波帯域での利用に適しているアンテナになります。また、誘電体素材を使用していることで、従来の金属素材のアンテナに比べ耐熱性・耐腐食性に優れています。しかし共振器形状や誘電体素材の選定によってアンテナ特性が大きく影響を受けるため、設計・製造が難しいという課題があります。

「Ansys HFSS」では以下のようにDRAをモデル化・解析でき、Sパラメータによる特性評価や電場の評価が可能です。これにより構造や素材の選定などを解析的に実施できアンテナ設計の効率化に活用できます。

  • 解析モデル
    model.png
  • 解析結果
    Spara.png Zパラ.png
    Sパラメータ Zパラメータ
       
    mage.gif
    電場結果アニメーション

キーワード:
電界分布 Sパラメータ 利得 共振周波数

著者紹介

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