この世にある多くの機械・建築物にはボルト‐ナットを活用し部品間の締結がなされています。締結の際にボルトは締付トルクが弱すぎると部品間が分離したり、強すぎると破断を招く恐れがあるため負荷したトルクに対しての締結の様子を事前に知ることは非常に重要になります。
こちらのページでは「Ansys Mechanical」を用いてボルト締結体の解析をした事例を紹介しています。ねじ山をフルでモデル化すると節点数が増え解析コストが大きくなってしましますが「Ansys Mechanical」ではねじ山を省略した簡易モデルに対してねじ山を定義することができ、精度を維持したまま計算を高速化することが可能です。
- 解析モデル
ねじ山を省略したボルトモデル - 解析結果
左:省略モデル 右:フルモデルの変位結果 左:省略モデル 右:フルモデルの応力結果
著者紹介
SB C&S株式会社
C&S Engineer Voice運営事務局
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