皆様こんにちは。
今回はTANIUMの「Converge 」レポートの後編をお届けいたします。
前編はコチラ
- TANIUM Convergeとは?
TANIUMが年に1度開催している大規模フラッグシップイベント「Converge」。最新の製品情報やロードマップ、事例などを基調講演や個別セッション、ラボを通じてユーザーやパートナーへ共有しています。講演やセッションだけでなく、夜にはレセプションやパーティーが企画されておりネットワーキングもできる!そんなとても素敵な催しです。今回は2023/11/13~16までの4日間で開催されました。
オーバービュー
Converge全体として「連携(インテグレーション)」と「自律型エンドポイント管理(AES)」を主軸としたプレゼンテーションやブレークアウトが大部分を占めていました。
MicrosoftのSecurity Copilot、ServiceNowのCMDBとの連携においてはTANIUMの強みである「エンドポイントの情報をリアルタイムに把握/是正する」機能が今後のAI活用を促進させるといったメッセージアウトでした。
Copilotから自然言語でのインシデントレスポンスやオーケストレーション、ServiceNowでのパッチ適用などワークフローによる自動化、、、私自身もとても興味がそそられました。
今後こういった連携についても実際に検証してブログでご紹介させていただきます!
基調講演 Day1
CEOのダン・ストリートマン氏によるプレゼンテーション。
TANIUMを使うことでサイロ化したデータをリアルタイムに可視化し、ITのオペレーションとセキュリティという対立から共存に変えることができるという点は管理者目線からは非常に魅力的ではないでしょうか。
今後も変らずROIの高い製品を維持するため継続的に投資を行っていくといったメッセージもありました。
CMOのスティーブ・ダヘブ氏によるプレゼンテーション。
TANIUMのAIの連携や膨大なデータ活用からの自律管理といった今後の展望について宮本武蔵の「二天一流」という流派を引き合いに常識にとらわれずいいところを取り入れて進化していることを強調しておられました。
こういう和のテイストが入っているところを見ると日本人として嬉しくなります!笑
基調講演 Day2
Microsoft Copilotとの連携やAutonomous Journey、カスタマーサクセスといった新機能やアップデートの解説といった内容でした。
CTOのマット・クイン氏によるプレゼンテーションでは自動運転のレベルを例に自律型管理へのロードマップについて解説がありました。
たとえばTANIUMが他社でどういった活用をされているかといった情報をAutonomous Fabricを通じて取得し、スコア化してベンチマークすることで自律管理に活用していくとのことです。
ブレークアウトセッション&ラボ
ブレークアウトでは50を超える個別セッションが開催されており顧客事例や活用方法、新機能の深堀解説、ラボではテーマに沿って実際の管理画面や端末を使いながらキャッチアップができるといったものが用意されていました。
残念ながら今回はラボへの参加ができずでした。。。参加された方のお話で我慢。。。
印象的だったのはWin7からWin10への移行時期を例に、今後Win11への移行に備えるといった内容のセッションでした。
アップデート対象の端末が要件(たとえばTPMの搭載有無やメモリ、ディスク空き容量)をクリアしているかをすぐに抽出することができ、合致しないものについては本体のリプレイスなどすぐに対策対応に当たれるので効率的といった内容でした。
参加者からも活発に質問が出ておりインタラクティブなセッションでした。私も今後質問ができるくらいに英語力をみがかなければ、、、
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まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
TANIUMユーザーやパートナーが集まる年に一度のイベント「Converge」
初めて参加させていただきましたが、Microsoft Copilotとの連携など実際に試してみたい新機能やロードマップといった情報とレセプションイベントなどの楽しさが詰まったとても濃い4日間でした。。。
今後見ていただけた方がTANIUMについてご興味を持っていただけるように情報発信に努めます!!
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 2課
宇都宮 修平