
本記事では、Prisma Accessのライセンスと利用可能な機能についてご紹介します。
※2025年4月1日時点での情報です
Prisma Accessのアーキテクチャ
Prisma Accessの構成要素は以下の通りです。
設定は、Strata Cloud Manager (SCM) もしくはPanoramaという管理ツールを利用して実施します。
ログ保存は、クラウドサービスであるStrata Logging Service (SLS) を利用します。
Prisma Accessへの接続形態としては、Remote Network (RN) 接続とMobile User (MU) 接続があります。
また、データセンタやパブリッククラウドにあるプライベートアプリケーションに対しては、
Service Connection (SC) 接続を利用することができます。
接続形態
①RN接続: リモート拠点からPrisma Accessへの接続
拠点のエッジルータとIPsec VPNで接続します。ライセンスの課金体系は利用帯域です。
②MU接続: モバイルユーザからPrisma Accessへの接続
GlobalProtectエージェントからのIPsec/SSL VPN、もしくはHTTP Proxyで接続します。
ライセンスの課金体系は利用ユーザ数です。
③SC接続: Prisma Accessからデータセンタへのプライベート接続
エッジルータとIPsec VPNで接続します。ライセンスの課金体系はSC接続数 (1 Gbps/SC接続) です。
ライセンス
Prisma Accessのライセンスを選定するにあたり、複数の選択肢があります。
本記事では、「接続方法」「エディション」「Add-on (オプション機能)」についてご紹介します。
※その他、Strata Logging Service (SLS) 有無の選択、管理方法の選択 (SCM/Panorama)、
サポートメニューの選択などが可能ですが本記事では割愛いたします
Prisma Accessへの接続方法として、RN接続とMU接続があります。
RN接続の場合は全拠点の総帯域、MU接続の場合は総ユーザ数で課金する方式となります。
MUとRNを併用する構成も可能です。
Prisma Accessは、SWG/ZTNA/Enterpriseの3つのエディションがあります。
各エディションにて利用可能な機能には✔マークが記載されています。
Add-onと記載のある機能はオプション購入が可能です。
・Internet Security: IP/ポート番号でのフィルタリング、アプリケーションによる通信制御、SSL復号など
・サービスコネクション (SC)
ZTNA/Enterpriseエディションの場合、標準で5本 (1 Gbps/本) のSC接続を利用可能です。
標準本数以上の接続が必要な場合は、Add-onオプションにて1本単位で追加可能です。
SWGエディションはSC接続が含まれていないため、Add-onオプションの購入で利用できます。
・脅威防止: アンチウイルス、アンチスパイウェア、IPS (脆弱性防御) 機能
・URLフィルタリング: ウェブカテゴリやブラック/ホワイトリストベースのアクセス制御
・DNSセキュリティ: DNSトンネリングなど悪意のあるDNSクエリの制御
・WildFire: サンドボックス機能の利用、リアルタイムでのシグネチャ更新
・SaaS Inline: SaaSアプリのスコアリング、シャドーITの可視化、SaaSアプリへのアクセス制御
・Prisma Access Browser: エンタープライズブラウザで、非管理デバイスにもセキュリティ機能を提供
各エディションで利用可能なAdd-onオプションは下記の通りです。
一部のオプションは、エディションや接続形態に制限があります。
※NG-CASBは、アラカルトとして各機能ごとの購入も可能です
まとめ
今回は、Prisma Accessのライセンスについてご紹介しました。
接続形態や利用する機能によって、環境ごとに最適なエディションを選択可能です。
また必要に応じて、豊富なAdd-onオプションから追加の機能を利用することができます。
詳細は、ぜひ弊社にお問い合わせください。
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※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。
今後アップデートが重なるにつれ正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
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著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第4技術部 2課
PCNSE, PSE Strata/SASE Professional
中村 愛佳 -Manaka Nakamura-