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【Tanium】Tanium 認定資格のご紹介

セキュリティ
2025.04.16



本記事ではTanium社の認定資格についての情報を記載しております。

これから商材としてご利用になられる方や、単純にスキルアップを目指したい方などのお助けになりますと幸いです。

注意:試験の内容や一覧は、予告なく変更される場合がございます。こちらに記載されている情報はあくまで現時点での情報となりますので、
   受験の際はしっかりと公式の最新のドキュメントを確認して試験に臨んでください。

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もくじ

はじめに
■認定資格の一覧
 ・Tanium Certified Operator (TCO)
 ・Tanium Certified Administrator (TCA)
 ・Tanium Certified Specialist Cloud Deployment (TCSCD)
 ・Tanium Certified Professional Endpoint Management (TCPEM)
 ・Tanium Certified Professional Endpoint Risk and Security (TCPRS)
試験の登録方法
最後に

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■はじめに

今回はTanium社の認定資格について皆さんに情報をご提供できればと思います。

現在のところ Tanium社の認定資格は5種類あり、日本語版での試験があるものとないものがございます。
簡単に一覧で示すとこういった状況です。(2025/4/11現在)
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 ・Tanium Certified Operator (TCO) ※日本語試験あり
 ・Tanium Certified Administrator (TCA) ※英語のみ
 ・Tanium Certified Specialist Cloud Deployment (TCSCD) ※日本語試験あり
 ・Tanium Certified Professional Endpoint Management (TCPEM) ※英語のみ
 ・Tanium Certified Professional Endpoint Risk and Security (TCPRS) ※英語のみ
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もちろん英語版はどの試験にも用意されておりますので、「英語の方が得意」という方は試験予約時に英語での受験でご登録ください。
半分は英語の試験しかないので辛いとは思いますが、英語圏以外の受験者が英語で受験する場合には自動的に30分の追加試験時間が与えられます。

難易度的には順番通り上から エントリー > プロフェッショナル と難しくなるというのが基本ですが、英語試験のみであることや問題の傾向から
TCAに関しては上下にあるTCOやTCSよりも若干難しいという情報も。

TCOは他の資格取得の前提条件となっており、先に取得していれば次にどの資格を取得するのも自由です。
TCO以降は得意なものから受験するという選択肢もアリかと思います。

なお、試験はすべて選択式と実技試験の構成になっています。が、当てずっぽうで受かるのはかなり難しいと思います。
しっかりと勉強しましょう。

では、簡単に資格の概要についてご紹介してまいります!


■認定資格の一覧


■Tanium Certified Operator (TCO)

いわゆるエントリー資格です。
Taniumの基本機能に関する基礎知識とスキルを問われます。
最初なので、試験の内容や必要な勉強などについて記載した"公式のドキュメントの見方"と一緒に確認しましょう。(TCOのみ)
Tanium Certified Operator (TCO)ドキュメント

画像3.png
画像2.png

上記にあるように、現在TCOを受験するにあたっては
・GETTING STARTED WITH TANIUM COURSE
・TANIUM ESSENTIALS COURSE
をやりましょう。となっています。
※Tanium側のバージョンアップに伴い変更される可能性もございますので試験勉強前や試験登録前に最新情報をご確認ください。

タニウムパートナーユニバーシティでしっかりとおさえましょう。

また、エントリー資格なので前提となる資格は無いですね。

なお、残念ながらここで問題の内容などを詳細にお伝えすることはもちろんできません。

他の試験も含めアドバイスできるとしたら、
・推奨されるコース(コンテンツ)の学習をしっかりとすること。
・実機での画面もしっかり確認しておくこと。
・実技試験で時間が足りない場合は[Shiftキー+マウスホイール]で左右のスクロールができると思い出すこと。

くらいでしょうか。


■Tanium Certified Administrator (TCA)


TCOの次の資格となりますが、現状英語試験のみです。
Tanium Cloud環境におけるプラットフォームの運⽤、保守、トラブルシューティング能⼒を問われます。
Tanium Certified Administrator (TCA) ドキュメント


☆前提となる資格
TCO Certification

☆推奨学習コース
Tanium Administrator 2.0 Course
※Tanium側のバージョンアップに伴い変更される可能性もございますので試験勉強前や試験登録前に最新情報をご確認ください。


■Tanium Certified Specialist Cloud Deployment (TCSCD)

こちらは日本語の試験もございます。
Tanium Cloud 顧客展開時の評価、計画、設定、運⽤化に関する知識を問われます。
Tanium Certified Specialist Cloud Deployment (TCSCD)ドキュメント

☆前提となる資格
TCO Certification

☆推奨学習コース
Tanium Cloud Deployment
Working with Tanium Core
※Tanium側のバージョンアップに伴い変更される可能性もございますので試験勉強前や試験登録前に最新情報をご確認ください。


■Tanium Certified Professional Endpoint Management (TCPEM)


現状英語試験のみです。
Tanium の運⽤重視のモジュール機能を管理、報告、運営して運⽤の有効性を達成する能⼒を問われます。
Tanium Certified Professional Endpoint Management (TCPEM)ドキュメント

☆前提となる資格
TCO Certification

☆推奨学習コース
Working with Tanium WBTs:
 • Asset
 • Deploy
 • Discover
 • Enforce
 • Patch
 • Performance
Or Working with Tanium: Endpoint Management ILT

※Tanium側のバージョンアップに伴い変更される可能性もございますので試験勉強前や試験登録前に最新情報をご確認ください。


■Tanium Certified Professional Endpoint Risk and Security (TCPRS)


最難関であり、英語試験のみです。
Taniumを使⽤してセキュリティ、リスク、コンプライアンスの⼀般的なユースケースに対応できる能⼒を問われます。
Tanium Certified Professional Endpoint Risk and Security (TCPRS)ドキュメント

☆前提となる資格
TCO Certification

☆推奨学習コース
Working with Tanium WBTs:
• Comply
• Reveal
• Benchmark
• Enforce
• Integrity Monitor
• Threat Response
Or Working with Tanium: Endpoint Risk and Security

※Tanium側のバージョンアップに伴い変更される可能性もございますので試験勉強前や試験登録前に最新情報をご確認ください。


■試験の登録方法

途中途中でショートカットできる部分もございますが正式なルートで進んでみましょう。


Taniumの公式HPの中ほどにある以下のリンクをクリック

画像7.png


pearsonvueのページに遷移するので、[Continue to log in]をクリックします。

画像8.png

③Taniumアカウントでのログインページに遷移します。
 Taniumの資格の場合は、certmetricsで個別の管理ページが提供されているんですね。

画像9.png

注)
アカウントが無い場合は作成が必要となります。
画像26.png



④ログイン画面から遷移したら[Schedule/Modify Appointments]をクリックします。

画像10.png


⑤受験可能な資格の一覧が表示されますので、任意の資格の "SCHEDULED >"をクリックします。

画像12.png

⑥試験の方式を選択し、Nextをクリックして進みます。

画像13.png

⑦試験の言語を選択し、Nextをクリックして進みます。

画像15.png

⑧事前の学習(メーカーの用意したトレーニングコンテンツなど)を完了してるか確認されます。
 Yesを選択し、Nextをクリックして進みます。※システム的に確認されたりはしませんが、ちゃんと勉強してますよね。

画像16.png

⑨同時に別の試験を受ける場合はここで追加可能です。今回はNextをクリックして進みます。

画像17.png

⑩受験におけるTaniumのポリシーの確認をしっかりと読み、Agreeをクリックして進みます。

画像18.png

⑪任意の試験会場を選択し、Nextをクリックして進みます。

画像2.png

⑫カレンダーから受験希望日を選択し、希望する自国の表記方法を選択して[Book this Appointment]をクリックして進みます。
 試験地選択画面から遷移するタイミングで空き状況が同期されているようなので、もし希望する時間が選択できなかった場合は後ほど再チャレンジしてみることも可能です。

画像4.png

⑬登録内容を確認し、Proceed to Checkoutをクリックして進みます。


画像3.png

⑭バウチャーーがある場合はバウチャーコードの入力を行い、それ以外の場合はお支払方法の選択から適宜必要情報を入力してください。

画像23.png


あとは確認画面などが続きますので、最後まで進んで登録を完了し
試験の予約確認メールを受信して本番に臨みましょう。


■最後に

調整が必要となりますが、お困りの際は弊社から体系的に学べる勉強会の開催も可能です。
パートナー様はぜひご検討いただけますと幸いです。

ご一読いただき、ありがとうございました。


※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
 正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。

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著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第4技術部 1課
宮澤 建人