2021.09.09

「自動化2.0」+α のシナジーを生み出す運用管理ソリューション Red Hat Ansible Automation Platform + 「ENISHI」

本間裕基
株式会社アシスト システム基盤技術本部
このエントリーをはてなブックマークに追加

ダウンロード:「Red Hat Ansible Automation Platform」製品資料

Red Hat Ansible Automation Platform の取り扱いを開始しました

株式会社アシストの本間です。本稿では前回のブログでお話しした「アプリケーションデリバリー自動化ソリューション」で登場するRed Hat Ansible Automation Platform(以降、Ansible)についてお話します。

弊社では、アジャイル開発推進チームによる開発・運用生産性向上に向けた取り組みとして、2016年からAnsibleの取り扱いを検討してまいりました。

Ansibleは「自動化2.0」を実現するための非常に強力なソリューションです。「自動化2.0」では、組織的に自動化を推進します。Ansibleを利用するIT運用部門向けに、弊社では+αの価値を提供するための運用管理ソリューション群「ENISHI」を用意しており、Ansibleも「ENISHI」ソリューション(※1)1つとして取り扱いを開始しました。

1...ITサービスマネジメントの継続的改善を目的としたソリューション群の総称
https://www.ashisuto.co.jp/enishi/general/about_enishi.html

構成自動化ツール(Ansible)

Ansibleは、ITインフラの構成自動化から管理までをInfrastructure as CodeIaCで実現するツールです。コードでインフラを構築/管理することにより、アプリケーションのバージョンに合わせたインフラ管理と、検証や本番の差異をゼロにする環境が準備できます。

本投稿をご覧いただいている皆様は、Ansibleによりインフラ構成自動化に取り組んで一定の成果を出している方が多いと思いますが、次のような課題にお悩みではないでしょうか。

1.構成自動化作業の契機となる、変更管理(依頼チケットの管理や進捗の可視化)ができていない
2OSプラットフォームより頻繁にバージョンアップが発生するミドルウェアのバージョン差分を吸収できない(知識が追い付かない)

本投稿ではこのような課題に対して、運用高度化や効率化を実現するAnsibleとの連携ソリューションを2つご紹介します。

1.マルチクラウド構成自動化ソリューション

昨今、クラウドリフト&シフトの動きが活発ですが、複数のクラウドサービスを利用したり、依然とオンプレミス環境を運用されていたりすることが見受けられます。マルチクラウド構成自動化ソリューションは、マルチクラウドやハイブリッドクラウド環境での運用の煩雑化を、構成自動化とITサービス管理ツールにより最適化するソリューションです。

本ソリューションはAnsibleに加え、以下のツールで構成されています。

ITサービス管理ツール(Service Management Automation X:略称SMAX

SMAXは、システムの変更作業やインシデント、構成情報などを管理したり、ユーザーからの問い合わせ対応を行ったりするサービスデスク製品(※2)です。システム利用者の総合窓口として機能し、運用業務全体の品質向上を図り、ガバナンスの向上や労働コストの削減に貢献します。

Ansibleによる構成変更の自動化により、作業オペレーションのミスや作業時間の短縮化を図ることができますが、ITサービスマネジメントとしては、システム利用者が「変更依頼」をIT部門にリクエストし、変更管理を行っていくことが本来の運用プロセスになります。

AnsibleSMAXを連携することにより、変更依頼や対応進捗の状況を可視化できます。安心・安全に変更作業を自動化するような、サービスデスク業務のプロセス全体にわたって効率化を実現します。

2...Service Management Automation X(SMAX)の紹介ページ
https://www.ashisuto.co.jp/product/category/system-management/smax/

ソリューション構成図

アシストEnishi画像①.png

利用イメージ依頼者がシステム変更作業をSMAXに起票することで、変更依頼チケットが発行されます。チケット内容に基づきAnsibleが変更作業を自動化し、作業後に構成情報の収集(セットアップモジュールによるファクト変数の収集)を行い、SMAXに作業結果・構成情報を登録することで、変更依頼~変更作業~結果登録までをシームレスに自動化します。

課題と効果

以下のような課題をお持ちのお客様に適切なソリューションです。

アシストEnishi画像②.png

2.管理対象自動キッティングソリューション

Ansible単体で利用可能なソリューションです。
本ソリューションを利用することにより、サーバ新設時に都度発生するミドルウェアのインストールおよび環境設定を、Ansibleで自動化することで環境構築における時間短縮や内製化を促進することができます。また、システムの標準化を目的として、新設時だけではなく運用中のサーバに対しても同一のPlaybookを実行することで、サーバごとの環境設定のバラつき・差異をなくすことができます。

ミドルウェアは頻繁に機能改修が行われ、バージョンごとの機能や設定の差異に追いつくことは、なかなか難しいです。

本ソリューションは、アシスト提供ミドルウェアの環境構築を自動化し、お客様の工数削減と内製化促進を実現します。

ソリューション構成図

アシストEnishi画像③.png

課題と効果

以下のような課題をお持ちのお客様に適切なソリューションです。

アシストEnishi画像④.png

おわりに

アシストではこれらのソリューションをはじめとした、様々な運用管理のシチュエーションに「効く」ソリューションを取り揃えております。アシストの運用管理ソリューション「ENISHI」をぜひご活用ください。

■参考情報
株式会社アシストの製品紹介ページ
https://www.ashisuto.co.jp/product/

この記事の著者:本間裕基

株式会社アシスト システム基盤技術本部

2010年に株式会社アシストに入社。
入社後、ITサービスマネジメント関連の技術部門に所属し、統合運用管理ツール「JP1」やテスト自動化ツールのフィールド技術に従事。
2020年からITサービスマネジメント全般のプリセールスやAnsibleの技術担当として、企業価値を高めるシステムに貢献できるよう活動中。


DevOps Hubのアカウントをフォローして
更新情報を受け取る

  • Like on Feedly
    follow us in feedly

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

DevOpsに関することなら
お気軽にご相談ください。

Facebook、TwitterでDevOpsに関する
情報配信を行っています。