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Automation Anywhere - ログの確認方法(Control Room)

RPA
2020.06.03

Automation AnywhereでBotを作ったり、運用したりしているときに、
ログを確認したいと思うことがあるかと思います。
前回はClientでのログの確認方法をご紹介しましたが、
今回はControl Roomの方をご紹介したいと思います。

※本記事はAutomation Anywhere Enterprise (RPA) v11.3.xについての内容になります。


目次

1. アクティビティの履歴を確認する
2. 監査ログを確認する
  2-1. ClientのBot監査を有効にしておく
  2-2. 監査ログをエクスポートする
  2-3. [時間フィルタ]で絞り込む
  2-4. [すべての列]で絞り込む
3. フォルダに出力されたログを確認する
4.まとめ


1. アクティビティの履歴を確認する

Botの実行に関して、まず確認するのは[アクティビティ]-[履歴]メニューに
なるのではないかと思います。

【参考】製品ドキュメント > 過去のアクティビティを管理
https://docs.automationanywhere.com/bundle/enterprise-v11.3/page/enterprise/topics/control-room/activity/historical-activity-page.html

[アクティビティの履歴]画面では、以下の項目でフィルタすることができます。

  • ステータス
  • デバイス名
  • 自動化名
  • Bot名
  • ユーザー

ActivityHistory.png

また、「ステータス」を選択した場合は、以下でさらにフィルタすることができます。

  • 完了
  • 失敗
  • 停止しました
  • タイムアウト
  • 不明

ActivityHistoryStatus.png

必要な行にチェックを入れて、CSVとしてエクスポートすることもできます。

ActivityHistoryExport.png

  


2. 監査ログを確認する

Control Roomで確認できるメインのログとしては監査ログになります。
Automation Anywhereでは、ユーザーの様々なアクションを監査ログとして記録します。
例えば、管理者がユーザーを作ったり、情報を変更したりした場合や、
Bot CreatorやBot Runnerユーザーのログイン/ログアウト、Botに関する操作などが記録されます。
詳細は後程ご紹介する[すべての列]の表を参照してください。

【参考】製品ドキュメント > 監査ログの概要
https://docs.automationanywhere.com/bundle/enterprise-v11.3/page/enterprise/topics/control-room/audit-log/audit-log.html

この監査ログはどのような権限を持っているユーザーでも、
画面から編集したり、削除したりすることはできません。
監査ログはSQL ServerではなくElastic Searchで管理されていて、
下記のフォルダ直下に物理ファイルとして保存されています。

  C:\ProgramData\AutomationAnywhere\elasticsearch\data

  

2-1. ClientのBot監査を有効にしておく

ClientでのBot実行が監査ログに記録されるようにするには、設定が必要です。
設定は管理者権限を持つユーザーで行います。

Control Roomの[管理]-[設定]-[クライアントアプリケーション]で
[編集]ボタンをクリックして、[ローカルのBot実行について監査を行う]のところで、
[Bot Creators]や[Bot Runners]のチェックボックスをONにして保存します。

AuditLocalBot.png

  

2-2. 監査ログをエクスポートする

監査ログを見るには、監査ログの参照権限を持つユーザーでログインし、
メニューの[監査ログ]をクリックします。

[時間フィルタ]、[すべての列]で必要な情報を抽出した後、
必要な監査ログのチェックボックスを選択し、
[チェックしたアイテムをCSVにエクスポートする]アイコンをクリックすると
「cr-audit-YYYYMMDD-HHMMSS.csv」というファイルがエクスポートされます。

なお、一覧項目名欄のチェックボックスを選択すると、一覧に表示されている全件が選択されます。
また、一度にエクスポートできるのは200件までなので、絞り込み条件に工夫が必要です。

AuditLogExportCSV.png

  

2-3. [時間フィルタ]で絞り込む

表示されるログの対象期間を変更することができます。
[時間フィルタ]の項目では以下の選択肢が用意されています。

  • カスタム
  • 過去24時間
  • 最後の7日
  • 最後の30日
  • 最後の60日
  • 最後の90日

AuditLogTimeFilter.png

「カスタム」を選択した場合は、以下の項目が指定できます。
なぜか[時間フィルタ]の表示は「過去24時間」となってしまいますが、無視してOKです。

  • 開始日
  • 開始時間
  • 終了日
  • 終了時間

AuditLogSpecifyTime.png

  

2-4. [すべての列]で絞り込む

[すべての列]の項目では以下の選択肢が用意されています。

  • ステータス
  • アクションの種類
  • 項目名
  • アクション実行者
  • ソースデバイス
  • ソース
  • リクエストID

AuditLogChooseColumn.png

このうち、「項目名」「アクション実行者」「ソースデバイス」「リクエストID」は
検索条件を自由に入力できます。
「ソースデバイス」はソース デバイスのIPアドレスを指定します。

「ステータス」を指定した場合は、以下の選択肢が用意されています。

  • Successful
  • Unsuccessful
  • Unknown

「ソース」を指定した場合は、以下の選択肢が用意されています。

  • Control Room
  • Client
  • API
  • IQ Bot

「アクションの種類」を指定した場合は、以下の選択肢が用意されています。
なぜか「General configuration settings」が2つあります。

No アクション アクションの補足
1  Activate automation [アクティビティ]-[スケジュール済み]で、[Activate]したとき
2  Add Manual Dependency APIにて「v1/files/manualdependencies/add」で、依存関係を追加したとき
3  Add credential [BOTS]-[資格情報]-[マイ資格情報]タブで、資格情報を作成したとき
4  Add locker [BOTS]-[資格情報]-[マイロッカー]タブで、ロッカーを作成したとき
5  Allocate license [管理]-[ユーザー]で、ユーザーにデバイスライセンスを割り当てたとき
6  Audit error
7  Audit migration finished
8  Audit migration started
9  BI Add User Dashboard
10  BI Copy Dashboard
11  BI Delete Dashboard
12  BI Delete User Dashboard
13  BI End Task
14  BI Get Task Data
15  BI Get User Dashboards
16  BI Operations
17  BI Register Dashboard
18  BI Run Data
19  BI Save Dashboard
20  BI Search Dashboard
21  BI Start Task
22  BI Update Dashboard
23  Bot Runner Session RDPなどの方法によってBot RunnerマシンにBotを導入したとき
24  Bot Runner Session Continued
25  Bot Runner Session Released
26  Callback Request APIにてBotの実行が終了した後、コールバックURLにBotステータス等を送信したとき
27  Change settings
28  Checkout AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、アップロード済みのファイルをチェックアウトしたとき
29  Client application configuration settings [管理]-[設定]-[クライアントアプリケーション]で、設定を変更したとき
30  Client log in AA Enterprise Clientにログインしたとき
31  Configure Credential Vault
32  Connect Credential Vault Control Roomを起動して、資格情報にアクセスしたとき
33  Create WorkItem
34  Create automation Control Roomにて[BOTS]-[マイBot]で、[Botをすぐ実行]や[Botをスケジュール]したとき
APIにて「v1/schedule/automations」または「v2/automations/deploy」を実行したとき
35  Create domain
36  Create draft of queue [ワークロード]-[キュー]-[キューを作成]で、作業項目の構造を定義しないでキューを作成したとき
37  Create folder [BOTS]-[マイBot]で、フォルダを作成したとき
38  Create learning instance IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、インスタンスを作成したとき
39  Create queue [ワークロード]-[キュー]-[キューを作成]で、作業項目の構造を定義してキューを作成したとき
40  Create queue failed [ワークロード]-[キュー]で、キュー作成に失敗したとき
41  Create role [管理]-[ロール]で、ロールを作成したとき
42  Create user [管理]-[ユーザー]で、ユーザーを作成したとき
43  Create workItem failed
44  Credential Vault Settings [管理]-[設定]-[資格情報]で、設定を変更したとき
45  Deactivate automation [アクティビティ]-[スケジュール済み]で、[非アクティブにする]したとき
46  Delete WorkItem [ワークロード]-[キュー]-[作業項目]で、作業項目を削除したとき
47  Delete automation [アクティビティ]-[スケジュール済み]で、アクティビティを削除したとき
48  Delete bot AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバにあるBotファイル(atmx、mbot)を削除したとき
49  Delete credential [BOTS]-[資格情報]-[マイ資格情報]タブで、資格情報を削除したとき
50  Delete file AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバにあるBot以外のファイルを削除したとき
51  Delete folder [BOTS]-[マイBot]で、フォルダを削除したとき
52  Delete learning instance IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、インスタンスを削除したとき
53  Delete locker [BOTS]-[資格情報]-[マイロッカー]タブで、ロッカーを削除したとき
54  Delete queue [ワークロード]-[キュー]で、キューを削除したとき
55  Delete queue failed [ワークロード]-[キュー]で、キュー削除に失敗したとき
56  Delete role [管理]-[ロール]で、ロールを削除したとき
57  Delete user [管理]-[ユーザー]で、ユーザーを削除したとき
58  Delete workItem failed
59  Device pool created [デバイス]-[マイデバイスプール]タブで、デバイスプールを作成したとき
60  Device pool creation failed
61  Device pool deleted [デバイス]-[マイデバイスプール]タブで、デバイスプールを削除したとき
62  Device pool deletion failed
63  Device pool update failed
64  Device pool updated [デバイス]-[マイデバイスプール]タブで、デバイスプールを変更したとき
65  Disable user [管理]-[ユーザー]で、ユーザーを無効に変更したとき
66  Domain credential reset
67  Download bot AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバにあるBotファイル(atmx、mbot)をダウンロードしたとき
68  Download file AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバにあるBot以外のファイルをダウンロードしたとき
69  Edit Role [管理]-[ロール]で、ロールの情報を変更したとき
70  Edit User [管理]-[ユーザー]で、ユーザーの情報を変更したとき
71  Edit bot [BOTS]-[マイBot]で、リポジトリに登録されているBotの情報を変更したとき
72  Edit domain
73  Edit learning instance IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、インスタンスの情報を変更したとき
74  Elasticsearch Backup Control Roomを起動する際に、Elasticsearchの自動バックアップが実行されたとき
75  Email Notification
76  Email notification settings [管理]-[設定]-[メール]で、設定を変更したとき
77  Enable user [管理]-[ユーザー]で、ユーザーを有効に変更したとき
78  Execute Automation
79  Export bots Control Roomにて[BOTS]-[マイBot]で、Botをエクスポートしたとき
APIにて「v1/blm/export」を実行したとき
80  Export domain IQ Botにて[ドメイン]で、ドメインをエクポートしたとき
81  Export learning instance IQ Botにて[管理]-[移行]で、ラーニングインスタンスをエクスポートしたとき
82  Export queues
83  General configuration settings [管理]-[設定]-[一般]で、設定を変更したとき
84  General configuration settings
85  Import bots Control Roomにて[BOTS]-[マイBot]で、Botをインポートしたとき
APIにて「v1/blm/import」を実行したとき
86  Import domain IQ Botにて[ドメイン]で、ドメインをインポートしたとき
IQ BotのAPIにて「domains/import」で、ドメインをインポートしたとき
87  Import learning instance IQ Botにて[ドメイン]で、ドメインをインポートしたとき
88  Import queues
89  Install License [管理]-[ライセンス]で、ライセンスをインストールしたとき
90  Load work items from file
91  Migration finished
92  Migration started
93  Move Automation To History [アクティビティ]-[進行中]で、Unknownステータスのアクティビティを[履歴]へ移動したとき
94  Package Creation
95  Read Credential
96  Read Locker
97  Register app [管理]-[設定]-[IQ Bot]で、IQ BotのURLを登録したとき
98  Release License [管理]-[ユーザー]で、ユーザーからデバイスライセンスを外したとき
99  Remove Manual Dependency APIにて「v1/files/manualdependencies/remove」で、依存関係を削除したとき
100  Rename Folder [BOTS]-[マイBot]で、フォルダ名を変更したとき
101  Reset Password
102  Rollback AA Enterprise Clientの[バージョン履歴]にて、ファイルをロールバックしたとき
103  Run Automation
104  Run Bot (Local Client) finished AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているBotの実行が完了したとき
105  Run Bot (Local Client) paused AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているBotを一時停止したとき
106  Run Bot (Local Client) resumed AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行中に一時停止されているBotを再開したとき
107  Run Bot (Local Client) started AA Enterprise Clientの[実行]ボタンでBotを実行したとき
108  Run Bot (Local Client) stopped AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているBotを停止したとき
109  Run Bot (Local Client) suspended AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているBotが、より優先度が高いBotが実行され、保留になったとき
110  Run Bot (Local Hotkey) finished ホットキーにて実行しているBotの実行が完了したとき
111  Run Bot (Local Hotkey) paused ホットキーにて実行しているBotを一時停止したとき
112  Run Bot (Local Hotkey) resumed ホットキーにて実行中に一時停止されているBotを再開したとき
113  Run Bot (Local Hotkey) started ホットキーにてBotを実行したとき
114  Run Bot (Local Hotkey) stopped ホットキーにて実行しているBotを停止したとき
115  Run Bot (Local Hotkey) suspended ホットキーにて実行しているBotが、より優先度が高いBotが実行され、保留になったとき
116  Run Bot (Local Schedule) finished AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているBotの実行が完了したとき
117  Run Bot (Local Schedule) paused AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているBotを一時停止したとき
118  Run Bot (Local Schedule) resumed AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行中に一時停止されているBotを再開したとき
119  Run Bot (Local Schedule) started AA Enterprise Clientの[スケジュール]でBotを実行したとき
120  Run Bot (Local Schedule) stopped AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているBotを停止したとき
121  Run Bot (Local Schedule) suspended AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているBotが、より優先度が高いBotが実行され、保留になったとき
122  Run Bot (Local Trigger) finished AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているBotの実行が完了したとき
123  Run Bot (Local Trigger) paused AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているBotを一時停止したとき
124  Run Bot (Local Trigger) resumed AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行中に一時停止されているBotを再開したとき
125  Run Bot (Local Trigger) started AA Enterprise Clientの[トリガー]でBotを実行したとき
126  Run Bot (Local Trigger) stopped AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているBotを停止したとき
127  Run Bot (Local Trigger) suspended AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているBotが、より優先度が高いBotが実行され、保留になったとき
128  Run Logic (Local Client) finished AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているMetaBotのロジック実行が完了したとき
129  Run Logic (Local Client) paused AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているMetaBotのロジックを一時停止したとき
130  Run Logic (Local Client) resumed AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行中に一時停止されているMetaBotのロジックを再開したとき
131  Run Logic (Local Client) started AA Enterprise Clientの[実行]ボタンでMetaBotのロジックを実行したとき
132  Run Logic (Local Client) stopped AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているMetaBotのロジックを停止したとき
133  Run Logic (Local Client) suspended AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているMetaBotのロジックが、より優先度が高いMetaBotのロジックが実行され、保留になったとき
134  Run Workflow (Local Client) finished AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているワークフローの実行が完了したとき
135  Run Workflow (Local Client) started AA Enterprise Clientの[実行]ボタンでワークフローを実行したとき
136  Run Workflow (Local Client) stopped AA Enterprise Clientの[実行]ボタンで実行しているワークフローを停止したとき
137  Run Workflow (Local Schedule) finished AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているワークフローの実行が完了したとき
138  Run Workflow (Local Schedule) started AA Enterprise Clientの[スケジュール]でワークフローを実行したとき
139  Run Workflow (Local Schedule) stopped AA Enterprise Clientの[スケジュール]で実行しているワークフローを停止したとき
140  Run Workflow (Local Trigger) finished AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているワークフローの実行が完了したとき
141  Run Workflow (Local Trigger) started AA Enterprise Clientの[トリガー]でワークフローを実行したとき
142  Run Workflow (Local Trigger) stopped AA Enterprise Clientの[トリガー]で実行しているワークフローを停止したとき
143  Run bot Deployed Control RoomにてBotをBot Runnerへデプロイしたとき
APIにて「v2/automations/deploy」を実行したとき
144  Run bot disconnected Control RoomからBot実行中にBot Runnerと切断したとき
145  Run bot finished Control RoomからのBot実行が完了したとき
146  Run bot paused Control RoomからBot実行中のBotを一時停止したとき
147  Run bot reconnected Control RoomからBot実行中に切断されたBot Runnerが再接続したとき
148  Run bot resumed Control RoomからBot実行中に一時停止されているBotを再開したとき
149  Run bot stopped Control RoomからBot実行中のBotを停止したとき
150  Schedule bot disconnected
151  Schedule bot ended
152  Schedule bot paused
153  Schedule bot reconnected
154  Schedule bot resumed
155  Schedule bot stopped
156  Schedule misfired Botのスケジュール実行時刻になったが、Control Roomサービスが停止中などで、Botが実行不可能だったとき
157  Send Email
158  Send bot to production IQ Botにて[Bot]で、IQ BotのBotをプロダクションに設定したとき
159  Send bot to staging IQ Botにて[Bot]で、IQ BotのBotをステージングに設定したとき
160  Send learning instance to production IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、インスタンスをプロダクションに設定したとき
161  Send learning instance to staging IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、インスタンスをステージングに設定したとき
162  Train bot IQ BotにてBotをトレーニングしたとき
163  Transfer Credential Ownership [BOTS]-[資格情報]-[マイ資格情報]タブで、資格情報の所有権を変更したとき
164  Undo checkout AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、チェックアウト中のファイルをチェックアウト取消したとき
165  Unlock Credential Vault
166  Unlock bot
167  Unlock file
168  Unset Activity Type
169  Update Automation [アクティビティ]-[スケジュール済み]で、実行時刻などの情報を変更したとき
170  Update Credential [BOTS]-[資格情報]-[マイ資格情報]タブで、資格情報を変更したとき
[BOTS]-[資格情報]-[資格情報リクエスト]タブで、資格情報を変更したとき
171  Update Locker [BOTS]-[資格情報]-[マイロッカー]タブで、ロッカーの情報を変更したとき
172  Update Settings [管理]-[設定]で、設定情報を変更したとき
173  Update WorkItem [ワークロード]-[キュー]-[作業項目]で、作業項目の情報を変更したとき
174  Update app registration [管理]-[設定]-[IQ Bot]で、IQ BotのURLを変更したとき
175  Update queue [ワークロード]-[キュー]で、キューの情報を変更したとき
176  Update queue failed [ワークロード]-[キュー]で、キューの情報変更に失敗したとき
177  Update workItem failed
178  Upload bot AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバへBotファイル(atmx、mbot)をアップロードしたとき
179  Upload document
180  Upload file AA Enterprise Clientの[リポジトリ]で、サーバへBot以外のファイルをアップロードしたとき
181  Upload work items file [ワークロード]-[キュー]で、キューを編集モードにして[作業項目を追加]でファイルを追加したとき
182  User log in Control Roomにユーザーがログインしたとき
APIにて「v1/authentication」を実行したとき
183  User log out Control Roomからユーザーがログアウトしたとき
184  User multiple log in APIにて有効な認証トークンが残っている状態で、ユーザーがControl Roomにログインしたり、再度「v1/authentication」を実行したとき
185  Validate learning instance IQ Botにて[ラーニングインスタンス]で、プロダクションに移動されたインスタンスを検証したとき
186  Version Control Settings [管理]-[設定]-[Bots]で、設定情報を変更したとき

  


3. フォルダに出力されたログを確認する

デフォルト設定でインストールした場合は、Control Roomサーバの
下記フォルダにログが格納されています。

  C:\ProgramData\AutomationAnywhere\Logs

【参考】製品ドキュメント > ログファイルおよび場所
https://docs.automationanywhere.com/bundle/enterprise-v11.3/page/enterprise/topics/aae-client/install/installation-log-files.html

ログファイルのサイズが大きい場合は、
1日ごとにZip化した「~-YYYY-M-DD-x.log.zip」が作られます。
日付の月部分はサーバの日付表示の設定によっては英語略称になります。
「x」の部分は連番になります。1つしかない場合も「1」が採番されます。
例えば、「WebCR.log」が、「WebCR-2020-3-01-1.log.zip」や
「WebCR-2020-Mar-01-1.log.zip」となります。

ファイルサイズが小さい場合(あまり書き込まれないログの場合)は、
Zipファイルが作られないこともあります。

長期間運用していくと、上記フォルダの配下に「YYYY-M」というフォルダが作られ、
その中にZipファイルが移動されます。

ログファイルは大きく「WebCR_」が頭に付いているものと、付いていないものに分けられます。
どんな内容かはファイル名からだいたい推測できますが、
まずは「WebCR_」が付いているものを確認するのがよいでしょう。
そのものズバリ「WebCR.log」というファイルがあるはずなので、
調査はここからになると思います。

その他、「WebCR_」が付いているものは以下のようなファイルがあります。

  • WebCR_Atmosphere.log
  • WebCR_Audit.log
  • WebCR_Authentication.log
  • WebCR_BI.log
  • WebCR_BotStore.log
  • WebCR_Commons.log
  • WebCR_Compiler.log
  • WebCR_Configuration.log
  • WebCR_CredentialVault.log
  • WebCR_Deploy.log
  • WebCR_Devices.log
  • WebCR_GlobalValue.log
  • WebCR_Hibernate.log
  • WebCR_Ignite.log
  • WebCR_Jetty.log
  • WebCR_License.log
  • WebCR_Migration.log
  • WebCR_OperationsRoom.log
  • WebCR_Packages.log
  • WebCR_Packaging.log
  • WebCR_Quartz.log
  • WebCR_Recorder.log
  • WebCR_RestException.log
  • WebCR_Scheduler.log
  • WebCR_ServerRepository.log
  • WebCR_SessionManagement.log
  • WebCR_Settings.log
  • WebCR_SpringFramework.log
  • WebCR_Tenants.log
  • WebCR_Usermanagement.log
  • WebCR_Wlm.log

「WebCR_」が付いていないものは以下のようなファイルがあります。

  • aa_cr_elasticsearch.log
  • aa_cr_elasticsearch_access.log
  • aa_cr_elasticsearch_deprecation.log
  • ActiveMQServer.log
  • BI_LiquibaseWrapper.log
  • BI_Service.log
  • bidbliquibase.log
  • crdbliquibase.log
  • edc-elasticsearch-6.0.log
  • edc-elasticsearch-6.0-errors.log
  • edc-mssql.log
  • edc-mssql-errors.log
  • IgniteServer.log
  • job-scheduler.log
  • licenseLogger.txt
  • PostgrestoMsSqlMigration.log
  • query-engine.log
  • query-engine-access.log
  • query-engine-activity.log
  • query-engine-errors.log
  • query-engine-spark.log
  • query-engine-trace.log
  • query-engine-websocket.log
  • RemoteMachineConnector.log
  • SPCompiler.log
  • zoomdata.log
  • zoomdata-access.log
  • zoomdata-activity.log
  • zoomdata-errors.log
  • zoomdata-sessions.log
  • zoomdata-upgrade.log
  • zoomdata-websocket.log

4. まとめ

今回は、Control Roomで確認できるログをご紹介しました。
その他、問題発生の場合は、Clientと同じく、
Windowsのイベントログなども見てみるとよいでしょう。

ログファイルまで調査が必要なのはサーバ管理者だけに限られると思いますが、
アクティビティの履歴や監査ログは一般ユーザーでも活用できますので、
Botの実行がうまくいかなかったときは確認してみてください。
 

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著者紹介

先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
西尾 玲