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【連載:WS1を知る】Workspace ONEを導入する際の検討事項 〜前編:提供方法について〜

Omnissa
2020.10.04

こんにちは。

入社2年目の近藤です。

私は新卒で入社後、プリセールスエンジニアとしてデジタルワークスペース実現のためのソリューション展開を行っており、主にVMware Workspace ONE を担当しております。

昨今、新型コロナウイルスの流行に伴いテレワークといった、働き方改革を行う企業が増えてきました。

また、文教分野でも文部科学省が義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する「GIGAスクール構想」を打ち出しました。

このように、コロナショックもあり産業の業務・ワークスタイルが再定義され、デジタルワークスペース実現への動きが加速しています。

今回は、デジタルワークスペースを実現するためにVMware社が提供するITソリューションとして、Workspace ONEを導入や構築、設計の際に考慮すべき点や、Workspace ONEのコンポネートについて、全部で3回(前編・中編・後編)に分けて紹介していきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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連載内容:Workspace ONEを導入する際の検討事項

前編:提供方法について

中編:構築、設計、連携について

後編:各種コネクターについて


前編: Workspace ONEの提供方法について

①クラウドサービスのWorkspace ONE

まず、Workspace ONEとはそもそも何か?については、こちらの記事を参照してください。

詳細はコチラをクリック

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Workspace ONEのサービスは全てクラウドサービスのみで提供されます。

Workspace ONEをご契約すると主に提供されるサービスとして、Workspace ONE UEMWorkspace ONE AccessWorkspace ONE IntelligenceHorizon4つのサービスがあります。

Horizonに関しては、Workspace ONE Enterprise Edition以上の契約場合のみHorizon ユニバーサルライセンスの権利を得ることができ、Horizon Cloud Administrator ConsoleとオンプレミスのHorizon又はHorizon Cloudが提供されます。)

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Workspace ONE UEM、Workspace ONE Accessはクラウド製品のため、これらをご契約されますと契約者様の所在地によってデータセンターが決められます。

日本のお客様であれば、基本的にVMware Cloud on AWS(日本リージョン)上のWorkspace ONE環境が提供されます。

※1:参照記事(本記事の末尾参照)

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②Workspace ONE UEMの提供方法

続きまして、Workspace ONEの提供方法についてです。

Workspace ONEでは、共有ホストでの提供と、専有ホストでの提供の2種類があります。

1つ目の共有ホストは、1つの基盤を他のお客様と一緒に共有していただく方式となります。こちらはVMware側のポリシーに従って環境のアップグレード等が自動的に行われます。多くのお客様が利用されるのはこちらの方式です。

2つ目の専有ホストは、基盤となるインフラを全て契約者様のみで独占して使用していただくことのできる方式となります。そのため環境のアップグレード等は、自動ではなく契約者様の希望するスケジュールに沿って行うことができます。最新のアップグレードを見送ることもできますし、アップグレードの開始日を全て契約者様で決めていただくこともできます。占有ホストのお申し込みには最低購入数などの条件があるため、導入ご検討の場合は当社営業担当にご相談ください。また注意点として、専有ホストご契約の場合でも、Workspace ONE Accessのご利用の場合は共有ホストでの提供となります。

※2:参照記事(本記事の末尾参照)

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次回は、Workspace ONEを構築するにあたっての必要なコンポーネントを紹介したいと思います。

次回もよろしくお願いいたします。


〜参照資料〜

※1:参照記事 はこちらをクリック

※2:参照記事はこちらをクリック

著者紹介

SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 技術企画室 技術企画課
近藤 泰介 -Taisuke Kondoh-

2019年に新卒として、SB C&S株式会社に入社。
主にデジタルワークスペース実現のためのソリューション展開、案件支援、先進事例の獲得、協働パートナーの立ち上げを経験。現在はDevOps/DevSecOps領域商材のプリセールスを行いながら、新興技術調査、新興企業の目利きを行う。