みなさまこんにちは。SB C&S 池田です。
お待たせいたしました!
先日第7回目の開催があったAA de Knightの様子をこちらでレポートさせていただきます。
今回も多くの方々にご参加いただきまして、100名以上の過去最高の参加者となりました。
ありがとうございます。
togetterでもまとめていただいていますので、こちらもよろしくお願いいたします♪
人と連携してRPAの限界を超える話、ナカの人が話します、加えてその場でみんなで人連携RPAボットAARIを作る話~AA de Knight #7 (AutomationAnywhere)まとめ
□目次
アジェンダ
2021年2月19日 (金)
時間 |
プログラム |
18:30~18:35 |
ご挨拶 |
18:35~18:55 |
初めてのA2019/AAノベルティコレクション紹介
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18:55~19:15 |
A2019 の機能変更点の整理(トリガー& Multiple Users)
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19:15~19:35 |
AARI活用シナリオご紹介
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19:35~19:45 |
休憩 |
19:45~20:05 |
Bot開発用フレームワークのご紹介
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20:05~20:25 |
製品ロードマップ最新情報
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20:25~21:10 |
技術コンテスト『Find the Knight』
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21:10~21:15 |
クロージング |
当日の振り返り
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初めてのA2019/AAノベルティコレクション紹介
私も持っていないようなノベルティがたくさんお持ちでうらやましいです。
RPACommunity 横浜主催 浅利 勉様
浅利さんのnote:AAノベルティコレクション -
A2019 の機能変更点の整理(トリガー& Multiple Users)
トリガーとMultiple Usersの話題でした。
SB C&S株式会社 永瀬 晋作
特にトリガーは利用されている方も多く、アンケートでも回答多くいただいておりました。
Release17で変更が入りましたので、改めてその説明の場となりました。
複雑な部分もあるかと思いますので、改めて復習にあてていただけるよう
当日の投影資料はconnpassに公開しており、また、近日中にYoutubeにも動画UP予定となります。
また、改めて本Engineer Voice でもブログ記事公開予定しております。(3月中予定)
3/3 Update!YouTube公開しました!
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AARI活用シナリオご紹介
前回に引き続き、佐野 様にご登壇いただきました。いつもありがとうございます。
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 佐野 千紘 様
今回は、IQ Botについてではなく、AARI(アーリ)の活用についてご紹介いただきました。
シナリオでは、請求書とシステムデータとの突合をAARI Desktopを活用するものでした(スライド13-15)
何でもOCRではなく、このような仕組みを利用して突合させる手段も参考になりますね。
SlideShareにて資料公開いただいております。ご参考に頂ければと思います。
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Bot開発用フレームワークのご紹介
Botのフレームワークのご紹介をいただきました。
株式会社システムサポート 岩﨑 興司様
フレームワークを活用してBot開発をすることで、品質の一定担保ができるので、運用者としては利用したいところですね。
また、下図のスライドにある、作ったさん/直すさんの事例はあるあるで、フレームワークが無い場合の直すさんだとゾッとしますね。
機能はいろいろ用意しているようで、設定値外出し/メール送信/ログ出力/エラーハンドリング等があるそうです。
標準的に使用する機能が揃っていて、新たにBotを開発する際の工数が省けるのがメリットですね。
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製品ロードマップ最新情報
今回はRelease18のアップデート情報でしたね。
オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社 岩名 健二様
リリースノートは公開されていますが、字ばかりで辛いところもありますよね。
図示、補足等説明があり理解深まったかと思います。
Enterprise A2019.18 Release Notes
また、当日の資料はSlideShareにて資料公開いただいております。
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技術コンテスト『Find the Knight #4』
技術者コンテストのFind the Knightを今回も開催いたしました。4回目となります。
毎回、好評をいただいておりますが、今回はフォームと連携させるシナリオでした。
フォームの存在は知っているが使ったことない/使い方が分からなかった/こんなにも簡単にできることを知った
など、たくさんのコメントをアンケートにていただきました。ありがとうございます。
こちらも近日中にYoutube公開予定ですので、復習にご活用頂ければと思います。
3/16 Update!YouTube公開しました!
また、今回のKnightに選ばれましたのは、以下2名の方でした
おめでとうございます。
# AAのバッグ、私もほしいです。。。
Level 1:magnoliaさん
Level 2:ペネトレイター株式会社 りょう さん
参加者のご意見(抜粋)
役に立ったと思われたところはどんなところでしょうか。
- システムサポート様の事例が皆さん同じような考え方で共感できた。
- 株式会社システムサポート様のフレームワークは大変参考になりました。
- 開発・運用ルール面に関しての実際のユーザー事例が聞けたことが良かったです。(実際に社内で現在課題となっている部分だったので)
(コメント) 運用を考えると、導入しておきたい仕組みですよね。 - attendedとunattendedについて知ることができた。
- トリガーにUnAttendedが除外されたことに衝撃を受けました。
- トリガーは業務の中で利用頻度が高い
- トリガーの説明とセッションの関係性
(コメント) 近日中に、本Engineer Voiceにトリガーのまとめ記事を公開予定です(Release19のアップデート情報込)改めてご確認頂ければと思います。 - ARRIのイメージが分からなかったのですが、今日の説明とデモで理解することができました。 また、AAのロードマップの説明も分かりやすいのでいつも助かっています。
- AARI活用シナリオが具体的な活用事例でとても分かりやすく効果な利用であることが分かった。AARIの活用のイメージがつかめた
(コメント) 佐野さんの説明が分かりやすく、理解深まりますね。 - フォームのBot作成は行ったことがなかったので勉強になった。
- フォーム作成はチャレンジしたことがなかったので、こんな機能があるんだということと設定が簡単なことにビックリ&勉強になりました!
- Find thi KnightでのBot作成において、フォームやトリガーループのアクションに触れたことがなかったので、社内で作成しているbotにも活用できると思いました。
- AARIとかフォーム機能など、知ってはいるが普段なかなか使わない・どう使うかわからない機能を紹介していただいて、実際使うケースも聞けてこれから使うイメージが湧いてきました。
- AAは独学で勉強するには情報が少なすぎるので、少しでも有意義な情報を聞けてよかった。特に「Find the Knight」は、フォームもトリガーループも使用したことがなかったため、参考になった。コンテンツレベルでも「Find the Knight」のようなものを充実させてほしい。
- Find the Knightでのコーディングレクチャーが易しく仕掛りやすさを感じた。
- (コメント) たくさんのご意見ありがとうございます。これからもよりよいコンテンツの提供できるよう努めて参ります。
今後希望するコンテンツ
- ワンポイントレッスンのような内容を希望します
- ハンズオンとかやってほしい!
- 「Find the Knight」レベルのコンテンツ。いざAAで開発しようとしても、ろくなコンテンツがないため。
- DiscoveryBotとAARIのハンズオン
(コメント) レッスンのような形で開発実演を少し増やせないか/別途開催できるかなど、検討したいと思います。 - 今回のようなバージョンアップリリースに際しての影響の大きい変更点の共有など。
- AARIをもっと詳しく聞きたい
- ディスカバリーボットやARRIなどの新機能の情報がもっと知りたいです。
- そのタイミングでの最新機能の紹介を希望する
(コメント) 新機能、バージョンアップ情報などですよね。この場を活用して発信できればと我々も考えております。 - 事例紹介
- A2019の導入事例について詳しく知りたいです。
- 導入企業の苦労話
- こんなRPAつくった、こんなところはまった などの情報
(コメント) 参加者さまの中からもご紹介できる方がいらっしゃいましたらお待ちしております。
全体についてご意見・ご要望等
- スマホに貼れる大きさのステッカーが欲しいです。
(コメント) AAさん、スマホ用のステッカーリクエストいただきました。私もほしいです! - 21時まではかなりきびしいので、スタートは15時くらいから前倒ししていただきたいとおもいました。
(コメント) ご意見ありがとうございます。確かに21時までは長いですよね。開催時間につきましては、継続して検討させていただきます。 - 次回も楽しみにしております。
- 今後とも継続開催を希望します
- 皆さま運営・発表ご苦労さまでした。今後ともよろしくお願いいたします。
- いつも楽しいイベントありがとうございます!毎回発見があって勉強になります。アクションの日本語が実際のアクションと結びつかない部分もありますが、毎回やって見せてくれたり新しい機能をセクションで説明いただけるので理解が進みます!
- これからも積極的な情報の発信をお願い致します。
- 後日配信もあるとのことなので本日見逃した部分を見ることが出来るのは嬉しいです。
- 毎回、とても勉強になっております。興味深いセッションも多く次回も楽しみにしております。よろしくお願い致します。
- 定期的な開催を応援しています。
- いつも運営して頂きありがとうございます。
(コメント) メッセージありがとうございます。みなさまのご意見で成り立っております。引き続き、よろしくお願いいたします。
当日のQA(抜粋)
一部抜粋して記載しております。
Q1.A2019ではUnattendedでサポート外だったんですね・・。
A1.はい。ご認識に通りになります。
永瀬からの発表にもありました通り、A2019.17以降ではトリガーはサポート対象外となりました。
Q2.A2019.17以降でUnattendedトリガーがサポート対象外とのことですが、いわゆるv11系のUnattendedBotRunnerにおけるトリガー(ファイル・フォルダトリガー)のような使い方ができないという意味でしょうか?詳細を知りたいです。
◆UnattendedBotRunner(ファイルトリガー)具体例:
・宅配会社の問い合わせ番号が入ったExcel
↓
・特定のネットワークフォルダにExcelファイルを設置
↓
・ファイル設置をトリガーに、ロボットが各種宅配サイトのWebにアクセスし、Excelに記載されている問い合わせ番号を検索、検索結果を当該Excelに記載
というようなロボットは、A2019.17以降ではトリガー条件を見直さなければならなかったのか?と思い、質問をしておりました。
そもそものベストプラクティスがAttendedBotRunnerだったという意味なのでしょうか?
A2.はい、ご提示のプロセスフローは A2019 のトリガーでも実現可能です。
ただし、A2019 では Attended の機能として実装されているので、トリガーが有効になるにはアクティブな Windows セッションを維持することが必要になります。
Q3.アナログなケースですが、メールベースの発注依頼と受発注システム上の内容(たとえば請求書の値)の突合をしたい場合、
何らかの方法で該当メールを探して表示させることは可能でしょうか。
A3.発注依頼のメールの来かたと、受発注システムのデータの持ち方にもよりますが、以下のようなフローであれば実現できるかと思います。
- 発注依頼を受け付ける専門のメールアドレスを決めておく(hacchu@abc.comなど)
- メールトリガーで上記のアドレスにメールが届くごとに起動 or スケジュール実行で、上記のアドレスに届いたメールを定期的に総ざらい
- A.メールに添付された発注書を画面に表示(メール本文に発注情報が文章で書かれている場合は、文書のテキストを画面に表示)
- B.メールアドレスをキーに、受発注システムから請求書の情報を取得し画面に表示
- 上記AとBを人が見比べ、OK/NGを判断 → 結果に応じた後続処理を実施
Q4.フォームを表示させると文字化けするのですが、どんな原因が考えられますか?(ビルド6448)
A3.フォームのフォントをSystem Defaultにしてみてください。
フォームの編集画面で、フォーム全体を表示した状態で画面右側を見ると、フォントが選択できる欄が現れるかと思います。
改善されない場合、バージョンによるものの可能性があります。
最新版では、System Defaultで日本語表示できることが確認されています。
次回予告
次回のご案内です。
次回は
2021年4月23日 (金) 18:30~ Zoomでのオンライン開催
を予定しております。
また、次回より申し込み方法が変更となり、connpassでの集客となります。
※connpassへの事前登録が必要となりますので、お手数ですが未登録の方はお願いします。
また、ご登壇者もお待ちしておりますので、ご連絡お待ちしております。(ご相談ベースからでも もちろん大丈夫です)
窓口:SBCASGRP-rpa-developers@g.softbank.co.jp
またのお越しをお待ちしております!
著者紹介
先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
池田 康一
写真アップデートしました
Can Be Great!