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Automation Anywhere -【A360】初めてのBot作成 vol.2 Control Roomの構成を見てみよう!

AI/RPA
2021.10.06

Automation Anywhere A360を使ってBotを作ってみよう!というこのシリーズ、
第2回はControl Roomの構成についてご紹介します。
Community Editionを使っていく予定ですが、製品版との違いもご紹介しますので、
製品版にアップグレードするかどうかの参考にしていただければと思います。

※本記事はAutomation 360 v.21 (Build 9664) 時点での情報です。


目次

1. Control Roomの画面項目
2. Community EditionとEnterpriseの違い
3. [オートメーション]メニュー詳細
  3-1. フォルダー操作メニュー
  3-2. ファイル操作メニュー
4. フォルダーとBotを作成してみよう!
  4-1. フォルダー作成
  4-2. Bot作成
5. Botエディター
  5-1. アクションを追加してみよう!
  5-2. 表示タブを切り替えてみよう!
6.まとめ

 


1. Control Roomの画面項目

Community EditionのControl Roomへログインすると、以下のような画面になります。

ce_latest_information.png


①ナビゲーションウィンドウ

メニューごとに画面を切り替えるためのウィンドウです。
「>」マークがあるメニューはサブメニューが存在します。

[管理]メニューが2つありますが、Control Roomの表示言語を英語にしてみるとわかるように
[Manage]と[Administration]になります。
SB C&S から指摘しておいたので、そのうち修正されるかと思います。

②[ユーザー]アイコン

ユーザー情報を表示します。
ここからControl Roomの表示言語を変更できます。
また[ログアウト]ボタンもここにあります。

ce_user_info.png

③[ヘルプ]アイコン

ヘルプを表示します。
一番下にControl Roomのバージョンが表示されます。

ce_help_center.png

④[デバイス]アイコン

デバイス情報を表示します。

[パッケージをプリロード]ボタンでは、
Bot実行前にアクションパッケージをClientデバイスへダウンロードしておくことで、
Bot実行開始までの準備時間を短くすることができます。
バージョンが変わる度に1回だけ実行すればOKです。

自分のBot Agentのバージョンもここで確認できます。

ce_local_device.png

 


2. Community EditionとEnterpriseの違い

Community Editionは、一人で使用する前提なので、
他のユーザーとのコラボレーション用の機能など、いくつか提供されていない機能があります。
そのため、ナビゲーションウィンドウに表示されるメニューを並べてみると
以下のような差異があります。

menu_jp_comparison.png

メニューCommunity EditionEnterprise
最新情報 ×
ホーム
Discovery Bot
 プロセス
 オポチュニティ
IQ Bot
 ラーニングインスタンス
オートメーション
アクティビティ
 進行中
 履歴
 インサイト
管理(Manage)
 スケジュール設定済 ×
 イベント トリガー ×
 デバイス
 デバイス プール ×
 キュー ×
 グローバル値
 資格情報
 パッケージ
管理(Administration)
 監査ログ ×
 ユーザー
 ロール ×
 ライセンス ×
 移行 ×

※△:別途IQ Botのライセンスを購入すれば表示されます。

 


3. [オートメーション]メニュー詳細

Botを作成する画面である[オートメーション]メニュー画面について、詳細をご紹介します。

ce_automation.png

①フォルダーパネル

フォルダーの一覧を表示します。
右上のアイコンからサブフォルダーを作成できます。

ce_create_sub_folder.png

②ファイルとフォルダーパネル

ファイルとフォルダーの一覧を表示します。

③検索条件(項目)

検索対象の項目として、「名前」または「ステータス」を指定します。

④検索条件(詳細)

具体的な検索条件を入力します。

⑤[新規作成]メニュー

Botの新規作成、フォームの新規作成、プロセスの新規作成が選択できます。

ce_create_new.png

⑥[Botをインポート]メニュー

Botをインポートします。

⑦ツールバー

ファイルとフォルダー一覧に対して実行できる機能のアイコンが並べられています。

・Botを作成
・フォームを作成
・プロセスを作成
・ファイルをアップロード
・チェックした項目を削除
・Refresh
・表示
・列をカスタマイズ

ce_list_toolbar1.png
ce_list_toolbar2.png

⑧ページ遷移

一覧に表示する件数が増えた場合、ページ番号を指定して遷移できます。

 

3-1. フォルダー操作メニュー

該当行のフォルダーに対して実行可能なメニューが表示されます。

ce_folder_menu1.png

・フォルダーを編集
・フォルダーを削除

ce_folder_menu2.png

 

3-2. ファイル操作メニュー

該当行のファイルに対して実行可能なメニューが表示されます。

ce_file_menu1.png

・タスクBotを実行
・タスクBotを分析
・タスクBotを表示
・タスクBotを編集
・タスクBotをコピー
・タスクBotを削除

ce_file_menu2.png

 


4. フォルダーとBotを作成してみよう!

早速フォルダーとBotを作成してみましょう。

 

4-1. フォルダー作成

「Bots」フォルダーを選択してから、[サブフォルダーを作成]アイコンをクリックします。

[フォルダーを作成]画面が表示されるので、[フォルダー名]欄に入力します。
必要に応じて[説明]欄を入力し、[パス]が意図したところになっているか確認します。
もし間違えていた場合は[選択]ボタンから正しいフォルダーを指定します。
問題無ければ、右上の[フォルダーを作成]ボタンをクリックします。

ce_create_folder_detail.png

 

4-2. Bot作成

続いて、先程作成したフォルダーを選択してから、
一覧ツールバーから[Botを作成]アイコンをクリックします。

[TaskBotを作成]画面が表示されるので、[名前]欄に入力します。
必要に応じて[説明]欄を入力し、[フォルダー]が意図したところになっているか確認します。
もし間違えていた場合は[選択]ボタンから正しいフォルダーを指定します。
問題無ければ、右上の[作成と編集]ボタンをクリックします。

ce_create_bot_detail.png

 


5. Botエディター

Botを作成すると自動的にBotエディター画面が表示されます。

ce_edit_bot1.png

①変数パレット

クリックすると変数の一覧が表示されます。

②アクション検索ボックス

アクションを検索できます。(表示されているままの表記でのみ検索可)

③アクションパレット

アクションの一覧が表示されます。

④トリガーパレット

クリックするとトリガーの一覧が表示されます。

⑤ツールバー

Bot編集に使用するアイコンが並べられています。
他のBotとやり取りしたい場合は「共有クリップボード~」を使います。

・記録を開始
・ファイルを検索
・デバイスを変更
・元に戻す
・やり直し
・項目をコピー
・項目を切り取り
・項目を貼り付け
・共有クリップボードにコピー
・共有クリップボードから貼り付け
・すべてのブレークポイントを消去

ce_edit_toolbar1.png
ce_edit_toolbar2.png
ce_edit_toolbar3.png

⑥表示切替タブ

Botのアクションをどのように表示するかを切り替えます。

⑦ズームアイコン

フローパネルのズーム設定を変更できます。

・ズームの自動調整
・ズームアウト
・ズームイン

⑧操作メニュー

・実行
・デバック
・閉じる
・保存

⑨その他メニュー

クリックすると、その他の操作メニューが表示されます。

・タスクBotを分析
・パッケージ
・依存関係
・詳細設定
・プロパティ

ce_edit_menu_other.png

 

5-1. アクションを追加してみよう!

アクションパレットから適当にいくつかのアクションをフローパネルへドラッグしてみてください。

ce_edit_bot2.png

①アクションアイコン

アクションをアイコンの状態で表示します。

②アクションメニュー

クリックすると、アクションに対する操作メニューが表示されます。

・ここから実行
・アクションをコピー
・アクションを切り取り
・アクションを削除
・アクションを無効化
・ブレークポイントを有効化

ce_action_menu.png

③アクションの詳細パネル

選択したアクションの詳細設定を行うパネルです。
内容はアクションごとに異なります。

④[変数を挿入]アイコン

設定項目に変数を使う場合にクリックします。

 

5-2. 表示タブを切り替えてみよう!

表示切替タブを変えてみると以下のようになります。

例えば、10個くらいのアクションを一度に位置変更したい場合や、
SKIPアクションの中へ移動させたい場合などは、
[リスト]表示にした方が操作しやすいと思います。

■[リスト]タブ

ce_list_view.png

■[デュアル]タブ

ce_dual_view.png

[保存]ボタンをクリックすれば、現在の状態で保存されます。
アクションの設定にエラー部分があっても保存はできます。

 


6. まとめ

今回はControl Roomのメニューや画面項目をご紹介しました。
次回は、実際にBotを作成する手順をご紹介する予定です。

著者紹介

先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
西尾 玲