皆さんこんにちは!SB C&Sで iboss 製品のプリセールスを担当している江幡です!
本記事では、ibossのCASB機能でクラウドサービスの操作制御に関する具体的な設定手順についてご紹介いたします。
ibossのCASB機能に関する概要については、下記の記事をご参照ください。
【クラウドセキュリティブログ第3回】ibossとCASBの連携
目次
1.リソースの可視化
※リソース情報は、ibossを経由する通信の宛先やibossで保持するアプリケーション情報をもとに検出されます。
※検出されるリソース情報の種類は、SaaS、クラウドインフラストラクチャ、オンプレミスの3種類です。
上図のようにibossの管理画面の「ゼロトラスト」>>「ダッシュボード」>>「アプリとサービスの検出」からリソース情報の検出が可能で、検出されたリソース情報の虫眼鏡マークをクリックすると、リソースにアクセスしたユーザーも確認することが可能です。
2.リソースの追加
リソースの追加方法は2種類ございます。
■ダッシュボードで検出されたリソースから追加
■管理者がカスタムでリソースを追加
「アプリライブラリから選択」では、ibossで保持するアプリケーション情報からリソースの登録が可能です。
「カスタムリソースの追加」では、社内ネットワークなど管理者が意図したリソースの登録が可能です。
3.リソースへのアクセス許可と操作制御設定
※例として、Boxへのアクセス許可と操作制御設定方法を記載しております。
※Boxでは上記のような操作制御機能が用意されておりますが、アプリケーションによって用意されている制御機能が異なるためご注意ください。
4.動作確認
5.まとめ
ibossのCASB機能の制御設定に関する手順について、ご紹介いたしました。
リソースの検出やアクセスユーザーの確認から制御まで設定いただくことで、管理者が意図したリソースの制御やシャドーIT対策にご活用いただけるかと存じます。
最後に、本機能やその他の機能にご興味がございましたらご紹介することが可能ですので、気兼ねなくお問い合わせください!
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 2課
江幡 政春