皆さんこんにちは!SB C&Sで iboss 製品のプリセールスを担当している江幡です!
本記事では、ibossのWebフィルタリング機能のアクセス制御に関する設定手順をご紹介いたします。
目次
1.前提
ibossのWebフィルタリング機能では、端末にエージェントをインストールするまたは、PACファイルを設定することで、カテゴリによるWebサイトのアクセス制御や特定URLへのアクセス許可・ブロックをグループやユーザー単位で制御が可能になります。
2.Webカテゴリによるアクセス制御
現在、ibossで用意されているカテゴリ数は109個存在し、下記表の制御が可能です。
■任意のカテゴリのサイトのアクセスをブロックする設定
任意のカテゴリに対してブロックを選択し、設定を適用するグループを選択する
任意のカテゴリのサイトへのアクセスがブロックされる
■任意のカテゴリのサイトへのアクセス時にユーザーに注意表示させる設定
ユーザーに注意表示させる場合は、手の平のマークの設定を適用する
アクセスはブロックされるが、"Override Site"を
クリックすることでアクセスが可能になる
3.許可リストによるアクセス制御
許可リスト機能で、グループ単位で特定URLに対してアクセスを許可させることが可能になります。
■アクセスが不許可のカテゴリで特定URLのみアクセスを許可させる設定
任意のカテゴリのアクセスを不許可に設定している場合
アクセスを許可させたいグループに対してURLを追加
■ホワイトリスト形式でWebアクセスを制御する設定
ホワイトリスト形式にする場合は、"以下の許可リスト内のサイトにのみアクセスを許可"
を有効にし、アクセスを許可するURLを追加する
いずれの設定も表示される画面は上記の通りです
4.ブロックリストによるアクセス制御
ブロックリスト機能で、グループ単位で特定URLに対してアクセスを不許可させることが可能になります。
■特定のURLに対してアクセスをブロックする設定
アクセスを不許可にしたいグループに対してURLを追加
5.ユーザー名によるアクセス制御
ポリシーレイヤー機能で、特定条件(ユーザー名やIPアドレスなど)をもとに許可・不許可のアクセス制御が可能になります。
※Webカテゴリや許可リスト、ブロックリスト機能の設定より本機能の設定が優先的に動作されます。
アクセスを許可するURLを追加する
アクセスを許可させるユーザー名を設定する
6.まとめ
ibossのWebフィルタリング機能の制御設定に関する手順について、ご紹介いたしました。
本記事に掲載されている設定以外に、アクセスブロック時にユーザーへ表示するページ内容の編集やユーザーからのサイトへのアクセス許可リクエストを受け付ける設定も可能でございます。
※下記のおすすめ記事から設定手順をご確認いただけます。
最後に、本機能やその他の機能にご興味がございましたらご紹介することが可能ですので、気兼ねなくお問い合わせください!
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 2課
江幡 政春