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【Tanium】第13回 Tanium パートナーエンジニアコミュニティ 参加レポート

セキュリティ
2025.02.28

■はじめに

皆さんこんにちは!
本日は2025年2月に開催された第13回 Tanium パートナーエンジニアコミュニティ に参加した際のレポートとなります!

興味のある方はぜひご一読ください。


■パートナーエンジニアコミュニティとは?

Tanium パートナーエンジニアコミュニティとは、簡単にご説明すると
「Tanium社主催でパートナーの技術者を集め、製品のアップデートの共有や技術的な知見を深めるパートナーセッションなどを行う催し」です。

主催からの共有や発表のみではなく、双方の意見を交えたディスカッションも行われるとのことで正直戦々恐々で参加させていただきましたが、トータルで2時間ほど非常に有意義な時間でしたのでこの場を借りて共有させていただきます。

ちなみに今回のエンジニアコミュニティではパートナーセッション2社の内、弊社からPIT Crewである宇都宮が登壇し「検証内容の発表」をさせていただきました。
PIT Crewとは
弊社からは過去に2回登壇させていただいているため、今回が3回目の登壇となります。

なお、会場は弊社の竹芝オフィスをご提供させていただきました。

画像4.png


以下が当日のアジェンダです。

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・開会
・第一部(タニウム セッション)
  Tanium 製品アップデート
  Tanium エンタープライズサービス(ESO)のご紹介
  Taniumからのお知らせ(新パートナーポータル、ハンズオントレーニングなど)
  Q&A
・第二部(パートナー セッション×2)
  Tanium検証やSecurity Days Spring 2025の告知など
・閉会

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では、当日のTanium社の共有内容について軽く触れさせていただきます。↓


■製品アップデート

最新のアップデートとして3つトピックがございました。
なお、パートナーやお客様向けの資料からの情報となりますので今回は概略をお伝えする形となります。申し訳ございません。


・Tanium 製品アップデート

①Tanium CDN について

日本でのサービスは未リリースのようなので、こちらでの公開は差し控えさせていただきますが現状でも優れているTaniumのコンテンツ配信の効率がさらに向上させる機能のようです。

②Confidence Scoreについて、

Tanium Deployで実装されていたConfidence ScoreがTanium Patchでも実装されたとのこと。
各メーカーからリリースされるパッチは数多ありますが、どれが必要か。というところは管理者の悩みどころです。
スコアリングという形で示してくれるのはありがたいですね。
Tanium Scoreについては以下(メーカー記事)をご参照ください。
Introducing the Tanium Confidence Score: A Game-Changer in IT Operations & Security
Tanium PatchでのTanium Score
Tanium DeployでのTanium Score

③Adaptive Action機能について

NW内の各環境をグルーピングし、環境ごとへの段階的な展開の自動化を支援するAdaptive Action機能のご紹介です。
例えば検証環境→本番環境への段階的なソフトウェアの展開を自動化し、かつ、リソースへの影響やクラッシュの発生などをモニタ出来る。
というイメージでしょうか。
ソフトウェアの展開はそれ自体にそこそこの工数がかかることが容易に想定できますが、展開後にリソースやクラッシュなどトラブルが発生した場合のリスクもあります。
しっかりと確認しながら工数まで減らせるというのはお得ですね。

こちらもメーカー資料がございますので、興味がある方はご確認いただけますと幸いです。
Announcing Adaptive Actions

④Deployment Automation

Tanium Platformでは以前からTanium Deployという機能で、一般的なソフトウェアをリモートで展開する機能がありました。
GUI上で展開するソフトウェア(もしくはユーザーが作成したソフトウェアバンドル)の展開計画を作成し、実行スケジュールによって展開していく流れです。
これに事前定義した条件に合致した端末への自動展開機能が追加された。との事です。
新しいソフトウェアの展開工数の削減は元より、場合によっては工数ほぼゼロに出来るやも?

こちらもメーカー資料がございますので、興味がある方はご確認いただけますと幸いです。
Announcing Deployment Automation for Tanium Deploy

⑤コンテナ環境の可視化について

Tanium Cloud WorkloadとAssetモジュールとの連携でクラスタ内の端末の可視化やコンテナの可視化が可能になった。等々のお話でした。
コンテナ関連は特性上どうしても内部のイメージ管理などが煩雑になりがちです。
個別に見ていくと確認箇所も膨大になったりするのでこれだけで大幅に管理が容易になると思われます。

クラウドワークロードについては概要ドキュメントもございます。
ページ内にAssetとの連携の詳細へのリンクもあるので興味のある方はご参照ください。
クラウド ワークロードの概要


⑥Complyモジュールの機能アップデートについて

脆弱性管理で端末内の脆弱性の可視化や脆弱性を持つ端末のスコアリングなどを行えるComplyモジュールですが、こちらに「Remediation」ページが追加され適用時の効果について詳細に確認できるようになったとのことです。
Patchモジュールと連携できるので前述のConfidence Scoreのアップデートと同様に脆弱性対応が効率化されるアップデートです。



エンタープライズサービス(ESO)のご紹介

ESOに関してご紹介いただきました。

ESO?という方は以下をご参照ください。
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ESO(Tanium Enterprise Services Organization)
Tanium社が提供するエンタープライズ向けの
Taniumの導入を迅速かつ効果的にサポートするコンサルティングサービス。


支援のポイント!

・プロジェクト管理のサポート
  導入、展開に向けたプロジェクトテンプレートの提供と計画、進捗、課題管理のサポート
・設計ワークショップ
  既存環境の運用要件に基づき最適な設定値の策定支援
・設定サポート
  オンライン/オンサイトによるTaniumの設定サポート
・運用プロセスの定義支援
  ハイジーン/レジリエンスの定着に向けタスクと役割の定義の支援
・ハイジーンレポート
  Taniumにより可視化された情報をExcelのレポートで提供
・運用定着の支援
  アドバイスや課題解決の支援

...etc

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要約するとこういった感じでしょうか。
導入の支援から運用の定着までをしっかりと見据えた有償サポートサービスですね、



・Taniumからのお知らせ
 (新パートナーポータル、新ハンズオントレーニングなど)

新パートナーポータル

こちらでは、Tanium社のパートナーポータル(要パートナー登録&ログイン)のリニューアルと新しいハンズオントレーニングのご紹介がありました。

・新ポータル
 各種トレーニングへのアクセスや、イベント情報、新着情報へ簡単にアクセスできます。

画像1.png

FireShot Capture 370 - ホーム - Tanium パートナーポータル - [partners.tanium.com].png

ページ下部にはTanium公式SNSアカウントへのリンクがありますね。
パートナー登録済みでポータルにログイン可能な方は是非登録してみてはいかがでしょうか。
また、パートナー登録についてもご検討中のお客様は弊社までお問い合わせいただければ適宜ご案内させていただきます。



新ハンズオンについて

こちらは新しいハンズオントレーニングが追加されましたよ~という内容です。
座学+Taniumエンジニアの方が新しく構築されたハンズオン環境でのトレーニングのようです。

ハンズオン環境の中でTanium Platformを操作し、同じ画面内に記載された問題をクリアしていく形のトレーニングです。
基本的な各機能(ハイジーン系モジュール)のオペレーションを学習できるとのことですので、Tanium入門者の方はもちろん必見ですが、ある程度操作経験のある方が再度しっかりと基本を踏襲することで新しい発見があるかもしれません。

大変好評のようで、既に予約は4月頃まで埋まっている(記事作成現在)とのことです。
実際のコンテンツの内容にもよりますが、エントリーの認定資格となるTCOの受験を考えている方は対策に良いかもしれません。

TCOについてはこちら

こちらも興味のある方は弊社にお問い合わせいただければご案内いたします。




■最後に

今回はTanium社からのお知らせ部分のみ抜粋してレポートいたしました。
パートナーセッションの仔細についてお知らせできない点は歯がゆいですが、記事は以上となります。



ご一読いただき、ありがとうございました。


※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
 正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。

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著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 2課
宮澤 建人