
皆さんこんにちは!SB C&Sで Check Point 製品のプリセールスを担当している長谷川です。
今回は、R80.20から実装された、Updatable Objectについて紹介いたします。
メジャーな外部サービスに対しての通信ルールを簡素化できるため、このような機能があると記憶にとどめていただければと存じます。
免責
Updatable Objectとは
Updatable Objectoは、主にファイアウォール制御の送信元/宛先オブジェクトとして利用します。
Updatable Objectの作成と適用
Updatable Objectにより目的のサイトへの通信がブロックされるか検証を行います。
Updatable Objectの作成を行います。
"アップデート可能なオブジェクト" から、目的の外部サービスを選択します。
検証では、Check Pointのサイトが含まれる "Check Point" を選択します。
宛先オブジェクトとして、Updatable Object を指定することができました。
あとは、ファイアウォールポリシを整えてから、インストールを行います。
ウィザードに沿ってSmart Gatewayにポリシをインストールします。
疎通確認
pingを利用し、Updatable Object を利用したブロックルールが無効な場合と、有効な場合で通信を行います。
Updatable Object を利用したポリシに合致し、ブロックしたログが確認できます。
いかがでしたでしょうか。
Updatable Object を利用することで、メジャーなサービスに対しての制御を行うことができます。
対象となるサービスについては少しずつ増えてきておりますので、今後に期待いただけますと幸いです。
以上、ご拝読ありがとうございました。
※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第2技術部 1課
長谷川 聡