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【2026年3月更新】NetApp新製品ポートフォリオ~HW更新情報~

ストレージ / HCI
2025.04.18


みなさん、こんにちは。
SB C&S 技術担当の小林です。

オンプレミスからクラウドにいたるまでデータインフラに関する幅広いサービスを展開している皆さんご存じNetApp。そんなNetAppが昨年から今年に入り、各モデルの新シリーズを続々とリリースしております。
今回は、リリースされた各製品の特長や新機能などを中心にご紹介いたします。

また、本記事には新シリーズのHWアップデート情報を随時更新していきますので、NetAppを購買いただいている方は是非ブックマークをお願いいたします。
更新情報やモデル別の主な構成情報をお求めの方はこちらからスムーズにアクセスできます。


【更新履歴】
-2025年8月 ASA C30の発表に伴い構成情報を更新
-2026年3月 FAS2820/2750を除く、旧シリーズのEOAに伴い構成情報を更新 


・FASシリーズの主な構成情報
・AFFシリーズの主な構成情報
・ASAシリーズの主な構成情報




【全シリーズ共通アップデート項目】

 まずは各モデル別の機能紹介の前に、昨年から今年に発売された新シリーズ(一部エントリーモデルを除く)に共通するハードウェアコンポーネントのアップデート情報についてご紹介します。

スライド1.JPG
今回のアップデートの一番の注目ポイントはQATの追加搭載です。
従来、重複圧縮機能を含む全てのストレージ内部処理をCPUが専任して担当していましたが、今回のアップデートでQATという内部処理コンポーネントが搭載されました。
このQATがストレージの重複圧縮機能を専任して担当することで前継モデルと比較して最大153%の高速化を実現しました。
またQATの追加搭載に付随してアップグレードされた内部コンポーネントは以下になります。

中央ぞろえ.png

*モデルによって一部搭載されていないコンポーネントもありますため、詳細は弊社までお問合せください。




【FASシリーズ】

続いて、ハイブリッドフラッシュフラッシュストレージのFASシリーズのご紹介になります。
FASシリーズはHDD
SSDを混在させることで、容量とパフォーマンスを自由に決めて構成ができるのが特徴になります。

今回、新発売されたのがミドルレンジからハイエンドまでの3種類になります。
共通アップデート項目にも記載したハードウェアコンポーネントのアップデートによる大幅な高速化が一番の特徴となり、それに加えて前継モデルと比較したラックスペースの削減やIO密度の上昇を実現したモデルもあります。
スライド1.PNG

(FASシリーズの主な構成情報)

FASシリーズ
モデル FAS2750 FAS2820
クラス エントリー エントリー
最大容量
HA pair 単位

2.9PB

3.5PB

サポートドライブ

960GB
1.2/1.8/1.92
3.84/4/7.6
10/15.3
22/24TB

960GB
1.2/1.8/1.92
3.84/4/7.6
10/15.3
22/24TB

NVMeSSD 対応可否

×

×

内蔵ドライブ可否

サポートETH 1/10Gb 1/10/25Gb
サポートFC 4/8/16Gb 8/16/32Gb
電圧 100V,200V 100V,200V
サポートOS version 9.4RC1~ 9.13.1RC1~

FASシリーズ
モデル名

FAS50

FAS70

FAS90

クラス

ミドル

ミドル

ハイエンド

最大容量
HA pair 単位

11.5PB

15PB

15PB

サポートドライブ

960GB
1.2/1.8/1.92
3.84/4/7.6
10/15.3
22/24
30.7TB

960GB
1.2/1.8/1.92
3.84/4/7.6
10/15.3
22/24
30.7TB

960GB
1.2/1.8/1.92
3.84/4/7.6
10/15.3
22/24
30.7TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

×

×

サポートETH

1/10/25Gb

1/10/25
40/100/200
400Gb
1/10/25
40/100/200
400Gb
サポートFC

16/32/64Gb

16/32/64Gb

16/32/64Gb

電圧

200V

100V,200V

200V

前継モデル

FAS8700

FAS8700

FAS9500

サポートOS version

9.16.1GA ~

9.15.1GA ~

9.15.1GA ~

*2026年3月時点での情報になりますため、最新の詳細や更新情報などにつきましては弊社担当者までご連絡いただきますようお願いいたします。




【AFFシリーズ】

続いてこちらもNAS/SANどちらにも対応するAFFシリーズになります。
FASシリーズ同様、ユニファイドストレージとなるのですが、搭載されているディスクが全てSSDのオールフラッシュストレージとなるのがAFFの特徴になります。
まずは、AFFシリーズの中でも性能と耐久性に優れたTLCディスクが搭載されているAFF-Aシリーズからご紹介します。

AFF-Aの新シリーズは、エントリーからハイエンドまで6モデルが出そろっています。
従来のNetAppラインナップでも高性能なシリーズでしたが、HWコンポーネントのアップデートによりさらに高速化され、現在ホットな分野であるAIモデル開発にも適したNAS接続ができるストレージとなりました。

スライド2.PNG

そして次にご紹介するAFF-Cシリーズもまた、搭載されているディスクが全てSSDNAS/SANどちらにも対応するオールフラッシュストレージ のユニファイドストレージとなります。
AFF-Cシリーズの特徴は容量と価格に優れたQLCディスクを搭載することで、AFF-Aシリーズと比較して低価格のオールフラッシュストレージの提供ができる点になります。

AFF-Cの新シリーズの特徴は他シリーズと同様にHWコンポーネントのアップデートによる高速化の実現。それに加えてミドルレンジからハイエンドのモデルにおいて60TBディスクのサポートを開始しました。
ミドルレンジのAFF-C60は旧モデルと比較したラックスペースの削減もされているため、大幅なストレージの集約化を達成しています。
スライド3.PNG

(AFFシリーズの主な構成情報)

AFF Aシリーズ
モデル名

AFF A20

AFF A30

AFF A50

クラス

エントリー

エントリー

ミドル

最大容量
HA pair 単位

4.4PB

4.4PB

4.4PB

サポートドライブ

960GB
1.92/3.84/7.6
15.3/30.7TB

960GB
1.92/3.84/7.6
15.3TB/30.7TB

960
1.92/3.84/7.6
15.3TB/30.7TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

サポートETH 1/10/25
40/100Gb
1/10/25
40/100Gb
1/10/25
40/100Gb
サポートFC

16/32/64Gb

16/32/64Gb

16/32/64Gb

電圧

100V,200V

200V

200V

前継モデル

AFF A150

AFF A250

AFF A400

サポートOS version

9.16.1RC1~

9.16.1RC1~

9.16.1 RC1~

AFF Aシリーズ
モデル名

AFF A70

AFF A90

AFF A1K

クラス

ミドル

ハイエンド

ハイエンド

最大容量
(HA pair 単位)

7.4PB

7.4PB

14.7PB

サポートドライブ

960GB
1.92/3.84/7.6
15.3/30.7TB

960GB
1.92/3.84/7.6
15.3/30.7TB

960GB
1.92/3.84/7.6
15.3TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

×

サポートETH

1/10/25
40/100/200
400Gb

1/10/25
40/100/200
400Gb

1/10/25
40/100/200
400Gb

サポートFC

16/32/64Gb

16/32/64Gb

16/32/64Gb

電圧

200V

200V

200V

前継モデル

AFF A400

AFF A800

AFF A900

サポートOS version

9.15.1RC2~

9.15.1RC2~

9.15.1RC2~

AFF Cシリーズ
モデル名

AFF C30

AFF C60

AFF C80

クラス

エントリー

ミドル

ハイエンド

最大容量
HA pair 単位

4.4PB

7.4PB

14.7PB

サポートドライブ

15.3/30.7/61.4TB

15.3/30.7/61.4TB

15.7/30.7/61.4TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

サポートETH 1/10/25
40/100Gb
1/10/25
40/100Gb
1/10/25
40/100/200Gb
400Gb
サポートFC 16/32/64Gb 16/32/64Gb 16/32/64Gb
電圧

200V

200V

200V

前継モデル

AFF C250

AFF C400

AFF C800

サポートOS version

9.16.1RC1~

9.16.1RC1 ~

9.16.1RC1~

*2026年3月時点での情報になりますため、最新の詳細や更新情報などにつきましては弊社担当者までご連絡いただきますようお願いいたします。



【ASAシリーズ】

最後にSAN接続専用のオールフラッシュストレージ、ASAシリーズの紹介です。
ASAシリーズの特徴はNAS接続の機能が排除され、SAN接続に最適化された構造となります。そのためAFFシリーズと比較して価格を抑えて提供できるオールフラッシュストレージとなります。
またここで記載しているのはASAシリーズの中でも性能と耐久性に優れたTLCディスクが搭載されている、ASA-Aシリーズとなります。

ASA-Aの新シリーズもまた、HWコンポーネントのアップデートによる大幅な高速化の実現とエントリーからハイエンドまで幅広いラインナップが出そろっています。
それに加えて、「ASA-R2」と呼ばれる、新OSシステムが導入されました。
詳しい説明はこちらの記事 でご紹介していますが、従来の複雑で使いにくいイメージのあったブロックストレージの簡易化を実現しています。

スライド4.PNG

そして旧シリーズでの販売が主になるASA-Cシリーズでついに待望の新シリーズモデル ASA C30がリリーズされました!
QLCディスクの搭載でストレージ集約が達成されているだけでなく、ASA R2システムやQATの搭載と新シリーズの特徴も兼ね備えた大注目のモデルです!

ASA C30トリミング後.png

(ASAシリーズの主な構成情報)

ASA Aシリーズ
モデル名

ASA A20

ASA A30

ASA A50

クラス

エントリー

エントリー

ミドル

最大容量
HA pair 単位

1.5PB

2.2PB

3.7PB

サポートドライブ

1.92/3.84
7.6/15.3
30.7TB

1.92/3.84
7.6/15.3
30.7TB

1.92/3.84
7.6/15.3
30.7TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

サポートETH

1/10/25
40/100Gb

1/10/25
40/100Gb

1/10/25
40/100Gb

サポートFC 16/32/64Gb 16/32/64Gb 16/32/64Gb
電圧

100V,200V

200V

200V

前継モデル

ASA A150

ASA A250

ASA A400

サポートOS version

9.16.1 GA~

9.16.1 GA~

9.16.1 GA~

ASA Aシリーズ
モデル名

ASA A70

ASA A90

ASA A1K

クラス

ミドル

ハイエンド

ハイエンド

最大容量
HA pair 単位

4.3PB

4.3PB

4.3PB

サポートドライブ

1.92/3.84
7.6/15.3
30.7TB

1.92/3.84
7.6/15.3
30.7TB

1.92/3.84
7.6/15.3TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

×

サポートETH 1/10/25
40/100/200Gb
1/10/25
40/100/200Gb
1/10/25
40/100/200Gb
400Gb
サポートFC 16/32/64Gb 16/32/64Gb 16/32/64Gb
電圧

200V

200V

200V

前継モデル

ASA A800

ASA A800

ASA A900

サポートOS version

9.16.0 GA~

9.16.0 GA~

9.16.0 GA~

ASA Cシリーズ
モデル名

ASA C30

クラス

エントリー

最大容量
HA pair 単位

1.5PB

サポートドライブ

15.3/30.7TB

NVMeSSD 対応可否

内蔵ドライブ可否

サポートETH

1/10/25/40/100Gb

サポートFC

16/32/64Gb

電圧

200V

サポートOS version

9.16.1P3~

*2026年3月時点での情報になりますため、最新の詳細や更新情報などにつきましては弊社担当者までご連絡いただきますようお願いいたします。

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著者紹介

SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 技術統括部 第1技術部 2課
小林 健太