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Macやモバイル端末のセキュリティレベル向上を目指す事例:株式会社ペンシル様

ウェブコンサルティング
事例:株式会社ペンシル様

Macやモバイル端末のセキュリティを強化
短期間でのリプレイスと立ち上げに成功

課題

  • 導入中のEPP製品が
    モバイルに対応していない
  • Macのセキュリティ対策に
    運用負荷がかかっている
  • ファイル転送サービス利用時に
    検閲、管理ができていない

結果

  • モバイル端末も管理が可能に
    保護対象の広範化に成功
  • Mac対応のセキュリティレベルが向上
    OSのアップデートやパッチ対応を強化
  • ダウンロードファイルの検閲や、
    非正規ツールの使用の管理により
    防御をさらに強化

今回は、他社のEPP(※)からSESE(※)にリプレイスされた、株式会社ペンシルの執行役員CTOの林氏、システムソリューション部の神代氏へインタビューいたしました。Macでの利用やスマートフォン等のモバイル端末の保護についてご紹介いただきます。

  • EPP:Endpoint Protection Platformの略。マルウェア対策を中心にPCやサーバーなどのエンドポイントを保護するセキュリティ製品。
  • SESE: Symantec Endpoint Security Enterpriseの略。マルウェア対策や振る舞い検知など高度なエンドポイント保護を提供するシマンテックのEPP製品。

【企業紹介】

株式会社ペンシルは、研究開発型インターネットコンサルティングを行っている企業です。お客様のビジネスのデジタル戦略を一気通貫でサポートすることでお客様の売上を伸ばす支援をされています。

組織名 株式会社ペンシル
事業概要 Webコンサルティング、Webプロモーション、Webマーケティング、アクセス解析、越境EC支援
職員数 140人

【導入製品】

カテゴリ 製品名 製品資料
エンドポイント SESE
(Symantec Endpoint Security Enterprise)
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お客様インタビュー

サイバー攻撃に関して高まる危機感

 株式会社ペンシルのシステムソリューション部は、情報システム部門として、社内のシステム管理やツール開発、さらにはお客様向けのシステム開発まで行っています。部門の責任者としてマネジメントをされている林氏にサイバーセキュリティの脅威について近況をお聞きしました。

執行役員CTO 林氏
執行役員CTO 林氏

「ランサムウェアやスミッシングなどは常に心配ですね。弊社は、お客様との間でメールのやりとりがとても多いため、そこから侵入する攻撃については特に警戒しています。」(林氏)

 Webサイトのコンサルティング会社としてウェブページの制作や構築をされる同社は、サーバー側のファイアウォールの構築やIPS/IDSの設定を行っています。DDosや標的型攻撃に対して常に危機感を持っており、教育などで公開されているセキュリティ情報を自ら収集し、社員やお客様に伝えるように努めているとのことです。

「ウェブサイトのコンサルティングの会社として、お客様にもサイバーセキュリティの情報をお伝えしながら、脅威に関する啓蒙もしていければと考えております。」(林氏)

シマンテックのSESE は、Mac対応の製品として要件を満たしているだけでなく、サービス面も評価を受け採用に

 同社は、以前から長年にわたり他社のEPPを使用されておりましたが、Macに対するサポートを重視し、OSのアップデートやパッチ対応をより強化したいと感じていたと言います。

システムソリューション部 神代氏
システムソリューション部 神代氏

「以前使っていたEPPで、必要十分なセキュリティ対策は実施できていたものの、社用PCの8割を占めるMacのOSメジャーアップデートへの対応が遅れることがありました。インターネットの力を駆使してお客様のビジネスをサポートしていくために、スピード感を大事にしたいと考えていました。」(神代氏)

 そうした背景から、同社はEPPの移行検討を開始しました。まずは、リプレイス先となるエンドポイントセキュリティの製品を複数リストアップし、各製品の特長を比較検討した上で、最終的に候補を4~5社程度に絞りました。その中から、Mac対応の機能要件を満たしていることに加え、サービス面も評価をし、採用したのがSESEでした。

「複数の製品を調べた結果、どの製品でも、社内全体を監視するレベルにはそれほど差は感じられませんでした。そこで、サービス面や、欲しい機能がMacに対応しているか、Macのアップデート対応のスピードなどを重視した結果、シマンテックのSESEへのリプレイスに決定しました。」(神代氏)

技術パートナーの支援により短期間で社内展開、安定稼働を実現

 導入後の社内展開について、パートナーによる丁寧な導入支援を受けたことにより、少人数でも短期間でのスムーズな立ち上げが実現できたそうです。

「私たち2人でほぼ対応しましたが、導入から立ち上げまでの期間は、1~2週間程度だったと思います。エージェントのインストールなどは技術パートナーからの支援も手厚かったので、さほど苦労はありませんでした。パートナーさんの資料が良かったのかもしれませんね。」(林氏)

 SESEは、以前の製品よりも管理コンソールで把握できる情報が増えたものの、運用について難しさはないようです。

「導入した直後、1~2ヶ月は毎日コンソールを見ていたのですが、今は通知がなければ週に1回見るかどうかというところです。安定稼働している状態じゃないかと思います。」(神代氏)

モバイル端末の保護と高度な防御機能によりセキュリティを強化

 業務でモバイル端末を利用されている同社では、SESEにリプレイスしたことで、PCだけでなく、タブレットやスマートフォンも保護対象となり、セキュリティの強化につながったと話します。

「弊社では業務でiPadも使っており、出先からもビデオ会議を行ったりすることもあるので、モバイル端末まで保護できるのは大きいですね。」(神代氏)

 林氏に、SESEの魅力について2点コメントをいただきました。1点は、動作の軽さです。実際に導入して運用するようになってから、SESEの軽さに気づいたと言います。

導入して、実際に動かしてから気付いたのですが、思ったよりもずっと軽かったです。前の製品も軽さを強みにしている製品だったのですが、遜色ない印象です。」(林氏)

もう1点は、防御面です。社内で認められていないクラウドサービスを社員が利用している場合も、ダウンロードしたファイルを検閲できる機能に魅力を感じていただきました。

「最近では、お客様とのやり取りが攻撃の経路になってきています。弊社でもクラウドストレージを契約して検閲できるようにしたのですが、外部の無料ファイル転送サービスが使われる可能性もございます。メールの添付ファイルは検閲できるのですが、それ以外が見えなかったため、今まで見えなかった部分の検閲や管理ができるようになったのは嬉しいですね。」(林氏)

これから情報セキュリティに注力される企業に向けて

「セキュリティ研修で習った対策を講じていても、防げない攻撃はあります。増え続けるサイバー攻撃をどのようなシステムやサービスで未然に防ぐ、検出するかというところは今後ますます重要になってきます。サイバーセキュリティに関する社内の人材育成をしつつ、社員が知らない間に攻撃されるかもしれないという不安を取り除いてあげることが重要だと考えています。」(神代氏)

「私たちの場合は、製品をリプレイスしたことでMacのセキュリティ対応の遅れが解消されました。実は、シマンテックの製品の導入に至っては、動きの重さの心配をしていました。セキュリティを強化するならば、多少重くなっても仕方ないかという認識だったのですが、実際はそうでもありませんでした。噂で聞くような評判にはあまり流されずに、自分たちでしっかりと確認しながら製品を選ぶことが大切だと思います。」(林氏)


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