
皆さん、こんにちは
SB C&S株式会社 技術担当の小川です。
2019年11月、ついにONTAPの最新バージョンである9.7がリリースされました。ONTAP9.7には「新ハードウェアのサポート」、「FabricPoolの機能追加」など様々な新機能が追加されましたが、中でも一番大きな変更と私が感じるものは『新GUIであるONTAP System ManagerによるONTAPの管理と操作が可能になった』ことです。
ONTAP9.6リリース時にこれまでの『OnCommand System Manager』から『ONTAP System Manager』に名称を変更し新GUIを公開していましたが、新GUIは一部の表示のみとなり操作も出来ない状態でした。今回リリースされたONTAP 9.7から新GUIでの管理や操作が正式にサポートされました。本ブログでは新GUIの操作感についてスクリーンショットを交え紹介致します。
なお、今回はONTAP 9.7の環境を皆様にも手軽に体感いただくため『ONTAP Select 9.7RC1』を用いて紹介致します。ONTAP Selectの導入方法はこちらのドキュメントをご参照ください。
◆ダッシュボードの初期状態からプロトコル設定が可能に!
ここからONTAP System Managerの画面からのプロトコルの設定方法を紹介します。
ONTAP Selectのデプロイ完了後WebブラウザからONTAP SelectのIPアドレスにアクセスするとログイン画面が表示されます。ログイン画面ではこれまでの『OnCommand System Manager』の表記から『ONTAP System Manager』に変更されていることがわかります。
ONTAP System Managerにログイン後「ダッシュボード」の画面が表示されます。
これまでの『OnCommand System Manager』のダッシュボードではプロトコルなどが設定されていようがいまいが画面表示は変わることがなかったのですが、『ONTAP System Manager』からは、設定が何も実施されていない場合に設定を促す画面構成が表示されるようになっています。
ダッシュボードから「ストレージの準備」をクリックしデータアグリゲートの設定を実施します。
はじめにソフトウェア暗号化で利用するオンボードキーマネージャの使用の有無を聞かれますので今回は「オンボードキーマネージャを使用せずに続行」を選択し「ストレージの準備」をクリックします。
データアグリゲートの設定が完了するとダッシュボードの「容量」にデータアグリゲートの情報が表示されます。
続けてプロトコルの設定を行うため「プロトコルの設定」をクリックします。
ここでは使用するプロトコルとSVMの設定を行います。今回はCIFSを設定してみます。
「有効化CIFS」をクリックするとより詳細な設定項目が表示されます。
設定が完了したら「保存」をクリックします。
プロトコルの設定が完了するとダッシュボードに「ネットワーク」の情報が表示されます。
続いて使用するボリュームを設定するため「ストレージのプロビジョニング」をクリックします。
画面が『概要』の画面に移ります。今回はCIFS共有のボリュームを作成するため「ボリュームの追加」をクリックします。
ボリューム追加の画面も非常に簡素化されています。基本的にはボリューム名と容量を入力することでボリュームの作成は出来ますが、今回は「その他のオプション」をクリックし詳細を確認します。
「その他のオプション」からボリュームを作成する場合はFlexGroup、アクセス権、Snapshot有効化、SnapMirrorの有効化などの詳細な設定が可能です。
ボリュームの作成が完了するとボリュームの一覧に作成したボリュームが表示されます。
ダッシュボードに戻ると「パフォーマンス」の情報が表示されます。
以上のように、これまでのONTAPでは導入後からそれぞれのプロトコルを利用するまでにそれぞれ個別の設定を行うイメージでしたが、ONTAP 9.7からは導入後から利用開始までを
ダッシュボードからリンクすることで大幅な時間短縮だけでなく、設定項目を簡素化することによりこれまで以上に簡単に利用頂ける製品に進化しています。
今回紹介させて頂いたONTAP Selectは1TBまでの検証利用が可能です。皆様も一度ご体感ください。
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著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第1技術部 2課
小川 正一(VMware vExpert)