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Automation Anywhere -【A360】【パッケージリファレンス】Dictionary

AI/RPA
2021.05.26

【パッケージリファレンス】では、Automation Anywhere Automation 360 のパッケージで使用できるアクションと、各アクションの設定パラメータについて、マニュアル形式でご紹介していきます。
今回は、Dictionary パッケージのご紹介です。

※2021年3月15日よりAutomation Anywhere Enterprise A2019はAutomation Anywhere Automation 360へ名称が変更となりました。


Dictionary パッケージ

本記事は「バージョン:3.2.0-20210118-185020」の情報です。(2021/5/14現在)
最新情報を確認するには、公式ドキュメントもあわせてご参照ください。
公式ドキュメント:Dictionary package

概要

ディクショナリ型の変数を操作します。
ディクショナリ型の変数は、キーと値をペアで保持することができ、1ペアを1エントリとし複数エントリを管理することができる変数です。

アクション一覧
アクション名
英語名:Get
英語名:Put(日本語名:挿入)
英語名:Assign(日本語名:代入)
英語名:Remove(日本語名:削除)
英語名:Size(日本語名:サイズ)


アクションの説明

アクション:Get

指定したディクショナリ変数からキーを指定することにより、対応する値を取得します。

dic1-1.png

No.1
パラメータ名 Dictionary variableディクショナリ変数
概要 値取得対象のディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

dic1-2.png
値取得対象のディクショナリ変数を指定します。
すでに作成しているディクショナリ変数を選択、または新規作成し指定します。

No.2
パラメータ名 Keyキー
概要 キーを指定することにより、対応する値が取得できます。
省略可
使用方法

dic1-3.png
取得したい値のキーを手入力、または変数を指定することにより、値が取得できます。

No.3
パラメータ名 Assign the output to variable(出力を変数に代入)
概要 取得した値を指定した変数に代入します。
省略可
使用方法

dic1-4.png
指定したキーに対応する値を本パラメータに指定した変数へ代入します。
すでに作成している変数を選択、または新規作成し指定します。
代入先の変数は取得元の値と同じ型の変数を指定します。


アクション:Put(挿入)

指定したディクショナリ変数にエントリ(キー、値)を追加します。

dic2-1.png

No.1
パラメータ名 Dictionary variableディクショナリ変数
概要 エントリを追加する対象のディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

dic2-2.png
エントリーを追加する対象のディクショナリ変数を選択、または新規作成して指定します。

No.2
パラメータ名 Associate to this keyこのキーに関連付ける
概要 追加するエントリのキーを指定します。
省略可
使用方法

dic2-3.png
追加するエントリのキーを手入力、または変数で指定します。

No.3
パラメータ名 New value(新しい値)
概要 追加するエントリの値を指定します。
省略可
使用方法

dic2-4.png
追加するエントリの値を手入力、または変数で指定します。
すでに指定したキーが存在する場合は、対応する値が新しい値に上書きされます。

No.4
パラメータ名 Assign previous value to variable(変数に前の値を代入)
概要 指定したキーに対応する元の値を代入する変数を指定します。
省略可
使用方法

dic2-5.png
指定したキーに対応する前の値を代入する変数を指定します。
すでに作成している変数を選択、または新規作成し指定します。
代入先の変数は前の値と同じ型の変数を指定します。

指定したキーが存在していない場合、本パラメータに指定した変数には何も代入されません。
指定したキーが存在している場合、対応する元の値が代入されます。


アクション:Assign(代入)

指定したディクショナリ変数にエントリ(キー、値)を追加します。
すでに指定したキーが存在する場合は、対応する値が新しい値に上書きされます。

dic3-1.png

No.1
パラメータ名 Select the source dictionary variable(元のディクショナリ変数を選択
概要 代入元のディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

代入するディクショナリ変数を「ディクショナリ」、「変数」から選択しましす。

・ディクショナリ
 dic3-2.png
 対象のアクション内でディクショナリの定義を行い指定します。

・変数
 dic3-3.png
 値取得対象のディクショナリ変数を指定します。

No.2
パラメータ名 Select the destination dictionary variable(宛先のディクショナリ変数を選択)
概要 代入先のディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

代入するディクショナリ変数を「Multiple variables」、「ディクショナリ」から選択しましす。

・Multiple variables
 dic3-4.png
 対象のアクション内でディクショナリの定義を行い指定します。
 キーに対応する値には変数を指定しマッピングします。
 マッピングした変数には、代入元ディクショナリ変数のキーに対応する値が代入されます。

・ディクショナリ
 dic3-5.png
 すでに作成しているディクショナリ変数を選択、または新規作成し指定します。


アクション:Remove(削除)

指定したディクショナリ変数のエントリを削除します。

dic4-1.png

No.1
パラメータ名 Dictionary variableディクショナリ変数
概要 エントリ削除対象のディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

dic4-2.png
エントリ削除対象のディクショナリ変数を指定します。
すでに作成しているディクショナリ変数を選択、または新規作成し指定します。

No.2
パラメータ名 Key(キー)
概要 削除対象のエントリに設定しているキーを指定します。
省略可
使用方法

dic4-3.png
削除するエントリのキーを手入力、または変数で指定します。

No.3
パラメータ名 Assign removed item to variable (optional)
(変数に削除したアイテムを代入(オプション))
概要 削除するエントリの値を代入する変数を指定します。
省略可
使用方法

dic4-4.png
指定したキーに対応する値を指定した変数へ代入します。
すでに作成している変数を選択、または新規作成し指定します。
代入先の変数は削除対象の値と同じ型の変数を指定します。


アクション:Size(サイズ)

指定したディクショナリ変数のエントリ数を返却します。

dic5-1.png

No.1
パラメータ名 Dictionary variableディレクトリ変数
概要 エントリ数を取得するディクショナリ変数を指定します。
省略可
使用方法

dic5-2.png
エントリ数を取得するディクショナリ変数を指定します。
すでに作成しているディクショナリ変数を選択、または新規作成し指定します。

No.2
パラメータ名 Assign the output to variable(出力を変数に代入)
概要 取得したエントリ数を代入する変数を指定します。
省略可
使用方法

dic5-3.png
取得したエントリ数を代入する変数を指定します。
すでに作成している数字型の変数を選択、または新規作成し指定します。


いかがだったでしょうか。Bot開発の参考になれば幸いです。

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著者紹介

先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
林田 啓太

役者 → SE → RPAエンジニア → ?
日々進化します!