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こんにちは。鈴木です。
今回は、Automation Anywhere Enterprise A2019のパッケージについてご紹介します。
Let's RPA!!
□目次
・AAE A2019 ビルドバージョン:3342、4105
・AAE V11 Client バージョン:11.3.4
1.パッケージ / アクションとは?
A2019では、アクションを使ってボットを作成していきます。
Excelの操作を例にして、V11と比較してみましょう。
V11で「Excel」コマンドの中に「Open Spreadsheet」などのサブコマンドがあったのと同じように、
A2019でも「Excelの基本操作」パッケージの中に「開く」などのアクションが存在します。
アクションの集合体がパッケージになります。
2.パッケージのバージョン管理
A2019では、パッケージごとにバージョンが管理されています。
バージョンを確認してみましょう。
【メニューから確認する方法】
☝デフォルトで使用されるパッケージのバージョンを確認したり、変更したりできます。
BOT > パッケージから、バージョンや詳細情報を確認することができます。
【ワークベンチから確認する方法】
☝各ボットで使用されているパッケージのバージョンを確認したり、変更したりできます。
ボット作成画面の保存ボタンの横にあるボタンをクリックし、パッケージを選択します。
各パッケージのバージョンを確認する画面に遷移します。
使用しているパッケージも一目瞭然ですね。
パッケージの中身を詳しく見てみましょう。
バージョンのプルダウンがあり、任意のバージョンを選択して変更することができます。
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☝ポイント!
クラウド版ではバージョンが自動で上がっていくため、
パッケージも最新版に更新されていきますが、
ボットごとにパッケージのバージョンが管理されているので、
作成しているボットのパッケージが勝手に上がってしまうようなことはありません!
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3.カスタムパッケージの追加
A2019ではJavaで開発したパッケージを追加することができます。
先ほど、メニューからバージョンを確認した画面にある、パッケージを追加ボタンをクリックします。
開発したパッケージのjarファイルを選択して、パッケージをアップロードします。
4.まとめ
今回はA2019のパッケージ/アクションについてご紹介しました。
カスタムパッケージが開発できるようになって、更に自動化の幅が広がりそうですね。
パッケージの開発方法などは別の記事でご紹介できればと思います。
それでは!
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著者紹介
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先端技術推進統括部
RPAビジネス推進部
鈴木 陽介
C#によるシステム開発、POS開発を経てRPAエンジニアに。