皆さんこんにちは!SB C&Sで Fortinet 製品のプリセールスを担当している長谷川です。
今回は、古いFortiGateから新しいFortiGateへのコンフィグの移行方法について紹介いたします。
免責
事前準備
FortiGateのコンフィグには暗号化されている情報があり、バージョンが異なるファームウェアにリストアするとパスワードなどの情報が正しく復元されない恐れがあります。
必ず移行前/移行後の機材のファームウェアバージョンをそろえて実施します。
作業前に移行前/移行後の機材に対し、同一ファームウェアバージョンを搭載できるか確認します。
移行前/移行後の機材に対し、同一ファームウェアの提供がない場合、中継する機材を用いて作業を行います。
一から作り直したほうが早いケースもあります。
状況に合わせて最適なコンフィグ移行をご検討ください。
コンバート作業
今回のケースでは、40F→60E という形でコンフィグのリプレースを行います。
コンフィグのバックアップ時には、暗号化をせずに行います。
暗号化を行った場合、ファイルの中身が読めないだけでなく、同一型番/同一ファームウェアバージョンでないと復元ができません。
もし移行前/移行後の機材が同一バージョンでない場合は、事前にバージョンを合わせておきます。