Site Overviewの利用方法
Site Overviewは拠点/サイトとCatoのPoP間の接続の一覧を表示することが可能です。
Monitoring > Site Overview
Site Overviewでは、ソケットからの接続、IPSecからの接続の両方を確認できます。
サイトの3つのステータスがあります
サイトのステータスは3つの状態で分けられていて、Connected(正常)、Disconnected(切断)です。
新たに、Degradedというステータスが追加されて、PoPまでの接続性はあるものの、サイト上に何かしらの問題を抱えていることを示唆してくれる機能も追加されました。
Degradedには問題点を提示してくれるようになりました
Degradedの?をクリックすると以下のようなメッセージが表示される場合があります。
以下メッセージ例
PoPとの接続自体には問題がないですが、WAN2ポートが有効になっているが、トンネル接続ができていないなど
対象のサイトをクリックすることで、サイトの詳細情報にジャンプします。
サイト情報は時間範囲を指定することで、直近1時間〜最大1ヶ月間の情報を見ることができます。
Site Monitoringはサイトのネットワーク利用状況の詳細を確認できます。
- Networks Analytics(利用帯域、回線品質など)
- Snapshot(各インターフェースの接続、PoPへの接続履歴)
- Events(対象サイトからのトラフィックログ)
- Application Analytics(対象サイトからのアプリケーション利用状況)
- Priority Analyzer(QoSの利用状況)
- Known Hosts(サイト内の端末情報)
- DHCP Pools(サイト内のDHCP利用情報)
- Off-Cloud(オフクラウド利用情報)
- Real Time(リアルタイムのサイトトラフィック情報)
Priority Analyzer表示例
QoSはサイトに適用される機能で、各クラスの混雑状況などが可視化できます。
Real Time表示例
リアルタイム表示にすることで、過去の情報ではなく、現時点のトラフィック情報をリアルタイムに見ることができます。
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著者紹介
SB C&S株式会社
Cato Tech Team
ネットワークセキュリティのエキスパートチーム
Cato Networksの販売促進のため日々活動中