X1600について(ハードウェア情報)
Cato Networks(以下Cato)において、ソケットの存在はそこまで重要ではないですが、今回は注目のX1600について紹介していきます。
X1600といえば、最大1Gbps(1000Mbps)まで帯域ライセンスに対応できる中型モデルとなります。 そのX1600の最大の特徴は多彩なバリエーションだと言えます。
X1600
有線接続のみを提供するベーシックなX1600 有線8ポートがあり、SFPポートが4ポート(内コンボ2)となっています。
以下X1600の背面
- コンソールポート
- WAN 2ポート (コンボ RJ45/SFP)
- SFP+ 2ポート
- RJ45 4ポート (2.5GbE対応)
X1600 LTE
ポートするはX1600と変わりませんが、LTE用のSIMスロットが内蔵されたモデルです。 2つのSIMスロットに対応し、WANのバックアップや有線WAN環境がない場所での利用が可能なモデルです。
以下X1600 LTEの背面
インターフェースの上に金色のアンテナ用コネクタが2か所あります。
X1600/X1600 LTEの外観はほとんど変わりませんがX1600 LTEは付属のパドルアンテナを装着することができます。
X1500 vs X1600
X1500とX1600を比較するとサイズがかなり違いがあることがわかります。
左からX1500、X1500B、X1600の順番です。
見ての通りで、X1500シリーズに対して約2周りほど大きい感じです。
下からX1600、X1500B、X1500です。 X1600では、全面にインターフェースのLEDが表示されず、Catoとの接続性やLTEの接続状態を表示するLEDが備わっています。
X1600のインターフェースLEDは背面にあります。
X1600のハードウェアスペックについて
X1500B | X1600/X1600LTE | |
インターフェース | 4 x GbE(RJ45) |
4 x RJ45(up to 2.5GbE) ports |
BTU/HR | Idle: 12.3 Full Loding: 14.5 | Idle: 16 Full Loading: 41 |
サイズ | D:130mm x W:180mm x H:30mm | D: 256mm x W:200mm x H: 44mm |
電源 | 40W | 60W |
CMA上から見たX1600
まとめ
今回は比較的新たしいモデルのX1600について取り上げてみました。
Catoはソケットで特別なセキュリティの処理をするわけではないので、ハードウェアごとの差異はインターフェースの数やタイプ、それから対応できる帯域幅のライセンスをもとにサイジングができます。
拠点に設置するソケットのサイジングがとても簡単なので、導入する際は困ることも多くないと思います。
さらに、X1500を導入した拠点であったも、後からX1600へリプレースすることも簡単です。
リプレースのオペレーションについては後日紹介してみたいと思います。
Catoの情報はこちらから
著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 第3技術部
宮本 世華
釣りが好きです。