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Cisco Secure Firewall 1200シリーズ

ネットワーク
2025.03.28

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本ブログではシスコから新たにSecure Firewallのラインナップに加わった1200シリーズを紹介します。

Secure Firewallラインナップ

2025年3月時点でのCisco Firewall製品のラインナップは以下のようになっています。
ラインナップ.png

Secure Firewall 1200シリーズ


この中で今回紹介するSecure Firewall 1200シリーズは以下のような製品があります。

table.png

※1 PoE供給能力は120W

SB C&Sにてご発注いただく際の参考標準価格については下記をご覧ください。
https://www.it-ex.com/products/maker/cisco/securefirewall1200.html

1210モデルの違い


同じパフォーマンスの製品が並んでいるように見受けられますが、ちゃんと違いがあります。
それはPoEです。
1210モデルにはPoE機能がある1210CPとデータ専用モデルである1210CEがあります。
そして1210CPでPoEを利用する場合、別途PoE用の電源モジュールを用意する必要はありません。
1210CPに付属する電源モジュールで1/5から1/8の4ポートに対してそれぞれIEEE 802.3at(PoE+ 30W)の供給が可能です。(合計120W供給可能)

コンソールポート


そして管理用のシリアルコンソールポートについても今までのシスコ製品と同様であるRJ45形状に加えてUSB タイプCのポートが配置されています。
今までのシスコ製品にはUSB ミニタイプBがあるようなモデルもありましたが、今後は使い勝手がよくなりそうです。
なお1210CE、1210CP、1220CXには両端がUSB タイプCとなっているコンソールケーブル(CAB-CONS-USB-C)が付属しています。
そのうちさらっと付属しなくなるかもしれませんが少なくとも2025年3月時点では無償で付属します。

このUSB タイプCポートを使うにはドライバのインストールが必要なのかどうか、市販のケーブルが利用可能なのかどうかについては検証機が届き次第確認します!
分かった段階で本ブログを更新しますね。
ケーブルを挿すだけで利用可能となるといいな。

USBコンソールは以下の順番で試してみてください。
1.ケーブルを端末と機器の間で接続する。これで利用できるかどうか。
2.利用できない場合デバイスマネージャーでエラー表示があるか確認する。
  エラーがある場合、表示されているデバイスのドライバをインストールする。
  参考
  エラーが表示されていた場合、該当するデバイスのドライバを更新、インストールを行うと利用できる場合があるようです。
  例えばWindows11においてSillicon Labs CP210xにエラーが発生していた場合だと以下の事例が紹介されています。
  https://community.cisco.com/t5/switching/usb-console-cable-windows-11-connection-to-ir1101-router/td-p/4802687
3.シスコのコンソールドライバをインストールする。
  参考
  USBコンソールのドライバがシスコから提供されています。
  Windows XP, Vistaとサポートが終了したOS用ですが・・・
  https://software.cisco.com/download/home/282774227/type/282855122/release/3.1
  ドライバのインストールは以下を参照ください。
  https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/security/firepower/1100/hw/guide/hw-install-1100/hw-install-1100_chapter_011.html#id_88115

コストパフォーマンス

それでは今回紹介する1200シリーズとはどのようなパフォーマンスの製品なのか、FWスループットとSB C&S参考標準価格で計算した内容をグラフにしてみました。
まずはそれぞれのスループットは以下のようになっています。

図1.png

そしてそれぞれのFWスループットをSB C&S参考標準価格で換算したコストパフォーマンスは以下のようになります。

グラフ縦軸の数値はあえて入れていませんが、数値が高いほどコストパフォーマンスが良いものとなっています。

図2.png

1200シリーズは非常にコストパフォーマンスが良いものとなっていることが分かります。

単純なスループットだけで製品選定をすることはできませんが、ある程度の指標にはなるのではないでしょうか。

取り付けキット


Secure Firewall 1200シリーズはラックマウントも可能です。
ただし別途取り付けキットを購入する必要があります。
ラックマウントキット SB C&S商品コード CI7D908500 製品型番 CSF1200C-RACK-MNT= SB C&S参考標準価格(税抜) 186,300円
壁面取り付けキット SB C&S商品コード CI7D908510 製品型番 CSF1200C-WALL-MNT= SB C&S参考標準価格(税抜) 37,300円
※上記表の内容は2025年3月時点のものです。
ラックマウントを行う場合、電源アダプタの設置についても考慮されています。
https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/security/secure-firewall/hardware/1210-20/hw-install-1210-20/m_mount.html#task_unk_nxq_fcc

まとめ

Secure Firewall 1200シリーズはコンパクトな筐体でパワフルな性能を持つ製品群です。
今後1230、1240、1250とさらなるパフォーマンスが向上した機種もラインナップに加わる予定です。

今後の予定


Secure Firewall 1200シリーズはASA OSおよびFTD OSのどちらも利用可能です。
このあたりの選定に悩まれているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
次回以降のブログでASA OSとFTD OSの違いについて簡単に紹介していきます。

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