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【Palo Alto】【Prisma Access】Pre-Logon設定手順のご紹介

セキュリティ
2026.02.27

本記事は、Prisma AccessのPre-Logonに必要な設定手順をご紹介します

※Strata Cloud Managerでの設定手順です

Pre-Logonとは

ユーザーがログインする前に端末認証し、VPNトンネルを確立する接続方法のことです

この接続方法の目的は、社外ネットワークの端末の電源を入れた際に社内ネットワークへの最小権限でのアクセスを実現することで、社内Active Directoryでの認証やログオン前のスクリプト実行などで利用します

Prisma Accessでは、Pre-Logon接続を利用しログイン前に端末認証でVPNトンネルの確立が可能です

Prisma AccessでのPre-Logonの仕組み

スクリーンショット 2026-02-20 172129.png

Pre-Logonの設定手順

  1. ネットワーク構成例
  2. LDAPプロファイルと認証プロファイル設定
  3. 証明書のインポートと証明書プロファイル設定
  4. GlobalProtectのユーザー認証設定
  5. GlobalProtectアプリケーション設定
  6. 動作確認

1.ネットワーク構成例

社外端末からMU接続する際にPre-Logonを利用し、社内Active Directoryの認証を利用する想定です

スクリーンショット 2026-02-20 170728.png

【前提】

・端末がGlobalProtectのMU接続可能な状態

・Prisma Accessから社内ネットワークに対してSC接続が可能な状態

・端末認証用のクライアント証明書を端末にインストールしている状態

2.LDAPプロファイルと認証プロファイル設定

2.1 LDAPプロファイル設定

[Configuration > NGFW and Prisma Access > IDサービス > 認証 > サーバー プロファイル > LDAP]

Configuration ScopeはGlobalProtectを選択

追加LDAPサーバ プロファイルをクリックします

②任意の名前を入力、タイプはactive-directoryを選択、社内Active DirectoryのベースDNバインドDNBind PasswordLDAPサーバーの情報を入力します

スクリーンショット 2026-02-25 104049.png

2.2 認証プロファイル設定

[Configuration > NGFW and Prisma Access > IDサービス > 認証 > 認証プロファイル]

Configuration ScopeはGlobalProtectを選択

プロファイルの追加をクリックします

②認証方式はLDAP、LDAPサーバプロファイルは2.1で作成したプロファイルを選択、任意のプロファイル名を入力します

 ※本記事では、ログイン属性はsAMAccountNameを指定します

スクリーンショット 2026-02-25 104137.png

3.証明書のインポートと証明書プロファイル設定

3.1 証明書のインポート

[Configuration > NGFW and Prisma Access > オブジェクト > 証明書の管理]

Configuration ScopeはPrisma Accessを選択

インポートをクリックします

②任意の証明書名を入力、ファイルを選択をクリックしCA証明書を選択、FormatはBase64 エンコード済み証明書(PEM)を選択し、保存します

スクリーンショット 2026-02-25 104242.png

3.2 証明書プロファイル設定

[Configuration > NGFW and Prisma Access > オブジェクト > 証明書の管理]

証明書プロファイルプロファイルの追加をクリックします

②任意の名前を入力、CA証明書で追加をクリックし3.1でインポートした証明書を選択し、保存します

スクリーンショット 2026-02-25 104316.png

4.GlobalProtectのユーザー認証設定

[Configuration > NGFW and Prisma Access > セットアップ > インフラ]

Configuration ScopeはGlobalProtectを選択

ユーザー認証認証の追加をクリックします

②認証方式はLDAP、Profileは2.2で作成したプロファイル、証明書プロファイルは3.2で作成したプロファイルを選択し、保存します

スクリーンショット 2026-02-25 104504.png

5.GlobalProtectアプリケーション設定

[Configuration > NGFW and Prisma Access > オブジェクト > 証明書の管理]

Configuration ScopeはGlobalProtectを選択

アプリケーション設定追加アプリケーション設定をクリックします

スクリーンショット 2026-02-26 180343.png

②任意の名前を入力、一致条件のユーザーエンティティはMatch Anyを選択、Certificate Profileは3.2で作成したプロファイルを選択します

スクリーンショット 2026-02-25 104527.png

②アプリケーション設定の接続はEven before the user logs on to the machine(Pre-Logon)を選択します

スクリーンショット 2026-02-25 104613.png

Show Advanced Optionsをクリックします

④Authenticationのシングルサインオンを使用する(Windows)にチェックがされているか確認し、保存します

 ※チェックされていることでユーザーログイン時に、GlobalProtectがログイン時の認証情報で自動ログインします

スクリーンショット 2026-02-25 104648.png

【シングルサインオンを使用する(Windows)を利用しないユースケース】

・WindowsログオンのアカウントとVPN接続時のユーザ認証情報が異なり、GPエージェントに個別でID/パスワードを入力させたい

・Windows端末への生体認証とVPNの自動接続の併用したい(生体認証用のサーバーへのアクセスにはVPN接続必要である想定)

・Windowsログオン後、他社のワンタイムパスワードを生成させ、OTPでGPエージェントのユーザログインで利用など

 

⑤作成した設定を移動の最上部へ移動をクリックし、最上部に移動します

 ※GlobalProtectログイン後のユーザーでアプリケーション設定を適用する場合は追加でプロファイルを作成ください

 ※アプリケーション設定の順番はご利用の環境に合わせて設定ください

スクリーンショット 2026-02-25 104914.png

設定のプッシュプッシュをクリック、Descriptionに任意の英数字を入力、Config Push ScopeでPrisma Accessを選択し、プッシュをクリックします

スクリーンショット 2026-02-26 182817.png

6.動作確認

①GlobalProtectをインストール済みのWindows端末の電源を入れます

②ログイン画面で下図のようにGlobalProtect 状態: 接続済みと表示されればPre-Logonの状態です

 ※5.シングルサインオンを使用する(Windows)を有効にしていない場合は表示されませんが、Pre-Logonの状態になります

③ログイン後にGlobalProtectで自動ログインされます

スクリーンショット 2026-02-25 104942.png

④Strata Cloud ManagerのLog ViewerNetwork/GlobalProtectを選択するとPre-Logonできていることが確認できます

スクリーンショット 2026-02-25 105013.png

まとめ

今回は、Prisma AccessのPre-Logonの設定手順をご紹介しました。

本機能を利用することでログイン前に端末認証でVPNトンネルを確立することが可能になります。

是非、皆様の検証時のご参考にしていただけたらと存じます。

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※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。

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著者紹介

SB C&S株式会社
技術本部 技術統括部 第4技術部 2課
江幡 政春