
みなさん、こんにちは!
今回は、CrowdStrike "Falcon Go"のブログ記事 ( 概要編 )です。
Falcon Goは、CrowdStrikeが提供する中小企業(250名以下)向けのNGAV(次世代アンチウイルス)です。ランサムウェア対策に有効であり、導入の手間を最小限に抑えることができます。また、昨今話題の サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS)にも、マルウェア対策の観点で対応しています。Falcon Goについて「概要編」と「設定編」の2回に分けてご紹介します。
では、本編です
1. Falcon Goとは何か
Falcon Goは、CrowdStrikeが提供する中小企業(250名以下)向けのNGAV(次世代アンチウイルス)です。複数の機能がパッケージ化されており、USBの制御機能やモバイル保護機能も含まれております。最大の特徴は、後述する「Main View」機能です。
2. なぜ中小企業にFalcon Goが必要なのか
・NGAV
機能のご紹介に移る前になぜFalcon Go(NGAV)が中小企業に向いているのか、サイバー攻撃を踏まえてご説明します。昨今、世間を賑わしているランサムウェア攻撃ですが、そのほとんどはランサムウェアを利用する前に企業内の資産に対して【侵害の範囲を広げる行動】を行います。従来のEPPでは、この活動を防ぐ方法がありませんでした。なぜなら、防御の対象がファイルだからです。それに対してNGAVの検知対象は【振る舞い】です。侵害の範囲を広げる行動に対して、その振る舞いを検知して防御する仕組みが【NGAV】になります。そのため、EPP→NGAVへ移行される企業が増えています。
・新しい攻撃への対応
また、新しい攻撃に対する対応スピードもNGAVの魅力です。CrowdStrikeでは、世界中で発生している攻撃情報をもとに、Falcon Platform上で即時に防御機能へ反映します。従来のような定義ファイル更新を待つ必要がなく、迅速な対応が可能です。
・検知の仕組み
Falcon Goには、以下の2つの検知機能があります。
・機械学習(ML)およびIoC
・振る舞い検知(IoA)
機械学習は既知・未知のマルウェアに対応し、IoAは攻撃者の行動そのものを検知します。
・IoAによる検知
IoA(Indicator of Attack)とは、攻撃の兆候をもとに検知を行う仕組みです。
CrowdStrikeでは、脅威インテリジェンスとエンドポイントの挙動データを組み合わせることで、攻撃者の手法と実際の挙動を照らし合わせます。
これにより、攻撃者の特定や次の行動の把握が可能になります。
3. Falcon Goの特長
ここまでNGAVの必要性に言及してきましたが、Falcon Goの最大の特長は「Main View」です。通常は複数画面を横断して行う設定を、1つの画面で完結できるように設計されています。これにより、専門知識がなくても環境の把握や設定が可能になります。
以下のように【1画面】で設定でき、環境内の端末へ反映されます。![]()
4. 設定工数66%削減のポイント
Falcon Goでは、設定手順を大幅に簡略化できます。弊社手順書ベースでは、設定手順が36ステップから12ステップへ削減されており、約66%の工数削減を実現しています。
※あくまで目安としてご理解ください
。
ここからは、昨今話題の内容を2点ほど簡潔に
5. ランサムウェア対策としての強み
Falcon Goは、振る舞い検知をベースにランサムウェアの実行を防止します。また、OS標準機能を悪用するLOTL攻撃にも対応しています。
6.サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS)への対応
2026年末を目安に制度設計されている【サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度】ですが、様々な項目ある中でマルウェア感染からの保護という要件に対して Falcon Goで要件を満たすことが可能 です。
7. どんな企業におすすめか
これまでにご紹介した内容をもとに、以下のような企業に最適です。
- PCやモバイルのセキュリティを工数をかけずに強化したい
- 専任のセキュリティ担当がいない
- ランサムウェア対策やSCS対応が必要
まとめ
ここまで読んでくださりありがとうございます!
Falcon Goは、「強力なセキュリティ」と「運用のしやすさ」を両立したソリューションです。特に中小企業において課題となりやすい「人手不足」や「運用負荷」を解消しながら、ランサムウェア対策や制度対応を実現できる点が大きな特徴です。まずはシンプルに導入し、必要な対策を確実に実装するという観点で、Falcon Goは非常に有効な選択肢となります。
次回は、実際の設定方法について詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。
※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術本部 技術統括部 第4技術部 1課
秋池 幹直
