
はじめに
みなさんこんにちは。SB C&Sの宮尾です。
今回はCrowdStrikeの年次イベントであるFal.conの現地レポートとなります。
私自身初めてのラスベガス、初めてのFal.con参加という事で現地の状況をお伝えできればと思っています。
Fal.conとは?
Fal.conはCrowdStrikeが毎年開催している世界最大級のサイバーセキュリティ・カンファレンスです。
本イベントでCrowdStrikeの最新ロードマップや新機能、脅威インテリジェンス、ハンズオンなどが一気に発表されるため、CrowdStrikeに携わる方にとってはかなり目白押しなイベントとなります。
■Fal.con概要
・日程:8/31~9/3
・会場:Mandalay Bay | Las Vegas
■Fal.conホームページ
https://www.crowdstrike.com/en-us/events/fal-con/las-vegas/

毎年テーマが発表されており、今年のFal.con 2026では「Securing the AI Revolution」と明確にAI時代のセキュリティが中心テーマとなっております。
個人的にはCrowdStrikeの場合、AIを単なるAI Securityという製品カテゴリだけではなく、企業のIT全体にAI/AI Agentが入ることによって、既存のモジュールがどのようなアップデートが発表されるのか、昨今のAI時代にセキュリティプラットフォーマーとしてCrowdStrikeからどのようなメッセージがされるのか、気になっております。
■Fal.conではどんなセッションがあるの?
大きく分けると、こんな感じです
①Keynote
このKeynoteを聴講するために参加すると言っても過言ではない一番重要なセッションです。CrowdStrike CEOのGeorge Kurtzをはじめ、グローバルで著名なAI企業が登壇します。基調講演は3つあり、今年は初回の講演にCrowdStrike CEOのGeorge Kurtz氏と、NVIDIA のJensen Huang氏、Intel CEOのLip-Bu Tan氏、そしてOpenAIの共同創設者であるGreg Brockman氏が登壇します。
AI革命をテーマとして、AIをどう安全に企業に導入するか、AIを利用した攻撃にどう対抗するか、各スピーカーの方々から聞くことが出来る貴重なセッションとなります。
その他の基調講演のスピーカーに関してもCrowdStrikeのホームページに掲載されておりますのでご覧ください。

https://www.crowdstrike.com/en-us/events/fal-con/las-vegas/keynotes/
②Product/Technology Session
CrowdStrike製品について深掘りするセッションです。
例えばCrowdStrikeが提供しているFalcon Prevent/Insight XDR、NG-SIEM、Exposure Management、Data Protectionなどなど普段触っている製品ついてのワークショップや技術セッションがございます。
個人的にはAIDRとAI SOC/Charlotte AIが気になります。。。
③Partner Summit
Global Partner Summitといって、CrowdStrikeのパートナー戦略や、Falcon Platformを使ったビジネス展開などがテーマとなります。
個人的にはパートナー企業に対して、CrowdStrikeを活用して何をやってほしいのか、メーカーとしてどのような展開を考えているのか気になるところです。
こちらは初日に開催されましたので、本記事の後半にご紹介させていただきます。
④Threat Research
CrowdStrikeの脅威ハンティングサービス、ハンティングチームなどが、最新の攻撃者、ランサムウェア、AIセキュリティ、脆弱性攻撃などについてなどについて発表します。
CrowdStrikeの1つの魅力である脅威インテリジェンス、2026年は新しくDay Zero Threat Research Summitも開催されます。Cisco、Google、Palo Alto Networksなどの研究者も参加する予定でこちらも楽しみなセッションとなります。
⑤Bace Camp
今回から初めて展示会場の入り口にアクティビティが出展されておりました。
CrowdStrikeグッズに関するGift shopやアクティビティが出展されており、セッション続きの休憩として活用できました。
ちなみに写真は現地で展示されていたF1カーです。奥にあるSWAG SHOPがCrowdStrikeのロゴが入ったTシャツやタンブラー、ゴルフボールなどが販売されいてるGift Shopとなります。

Global Partner Summitまとめ
初日に開催されたGlobal Partner Summitで開催された内容のまとめでございます。AI時代においてパートナーがどのようにビジネスを拡大し、進化していくべきかという具体的な戦略や新たなツールが共有されました。
以下Topicを記載させていただきます。
- パートナーを称える新プログラム
新規顧客獲得などで目覚ましい成長を遂げたパートナーを表彰する「Circle of Excellence」が導入され、受賞者には豪華なネットワーキング旅行が贈られることが発表されました。さらに年間最優秀パートナーである「Global Partner of the Year」には、AIセキュリティ基盤を共に構築する最も重要な戦略的パートナーとしてNVIDIAが選出されました。 - 初のAIスペシャライゼーション
CrowdStrike初となる「AIセキュリティに特化したスペシャライゼーション」が発表されました。
- クラウドマーケットプレイスによるビジネス拡大
顧客の予算やニーズがある場所に積極的に進出する戦略に基づき、AWS、Google Cloud、Microsoft Marketplaceとの連携強化が語られました。さらに今回、新たに「Snowflake Marketplace」への参画が発表されました。
- AIを活用した2つの新営業ツール
- 「Falcon IQ」:単一のAPIキーと数クリックで、顧客の組織全体のリスクスコアや修復計画まで自動生成するツールが公開。
- 「Skills Marketplace」:AIがパートナーポータルのデータに直接アクセスし、Slack等を通じて「案件の登録状況を見せて」と尋ねるだけでリアルタイムの情報を得られる仕組み。
以下、CrowdStrikeからもリリース記事がございますのでご確認ください。
https://www.crowdstrike.com/en-us/press-releases/crowdstrike-falcon-iq-operationalizes-project-quiltworks-at-machine-speed/
CrowdStrike CEOのGeorge Kurtz氏とCBOであるDaniel Bernard氏から、セキュリティのあり方が従来のエンドポイント防御から、無限に増殖するAIエージェント主導の企業(エージェンティック・エンタープライズ)の保護へとシフトしている点について、ディスカッションがされました。
- AIエージェント保護における新たなセキュリティ要件
AIエージェントはコンピューティングリソースが許す限り、瞬時かつ無制限に生成されるため、その「稼働環境の特定」「アイデンティティと権限管理」「データ保護」の統合的な制御が必須となるとの事 - エコシステムの提供価値
CrowdStrikeはONEプラットフォームにて顧客課題に対するソリューションを提供するが、AIのガバナンス、導入支援、インフラ全体の運用、ライフサイクルマネジメントなどのサービスは、パートナー企業が最適なピースを組み合わせて提供する必要があり、今回発表したパートナープログラムやFalcon Flexなどの活用により、顧客に最適なエコシステムを提供する必要がある。
https://www.crowdstrike.com/en-us/press-releases/crowdstrike-launches-ai-partner-specialization-for-the-agentic-era/
最後に・・
Fal.conとはどんなイベント、初日のGlobal Partner Summitに関してまとめさせていただきました。
次回にてKeynoteのセッションを中心に本イベントで発表された内容をご報告させていただければと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!!
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術本部 技術統括部 第4技術部 1課
宮尾 優一
