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SB C&Sエンジニア登壇! NetApp Technology Academy 2019 レポート

ストレージ / HCI
2019.05.21

皆さんこんにちは
SB C&Sの小川です。

この度4/18〜19に開催された『NetApp Technology Academy 2019』の技術セッションに登壇させていただきました。

NetAppのパートナーエンジニアの方が多く参加される中で弊社の技術的な取り組みが深くご理解いただけたのではないかと感じております。

今回は当日のセッションに関してレポートさせていただきます。

              NetApp Technology Academy 開催概要              

NetApp Technology Academyとは年1回開催されるNetAppパートナー向けのスキルアップを目的としたイベントです。今回は目白にある椿山荘で開催されました。

今回のTechnology Academyは営業向けセッションと技術向けセッションに分かれ、技術セッションは2日間開催されました。

技術セッションではNetAppの提唱するDataFabricの根幹となる『NetApp HCI』と『Cloud Data Service』についてハンズオンを交えレクチャーしていただきました。

Day1 NetApp HCI

NetAppではDataFabricを実現するために3つの分野でソリューションを展開しています。

2019_Segment.pngその1つである『CLOUD INFRASTRACTURE』でNetApp HCIは根幹となるソリューションです。

初日のNetApp HCIセッションでは単純にNetApp HCIの基本情報のレクチャーはもちろんのこと、Data Management製品の"Veeam Backup and Replication"を利用したハンズオンが実施されました。

なお、HCIのセッションの中で初期デプロイツールであるNDE(NetApp Deployment Engine)の説明の際に、弊社がNetAppの『ストレージチャンネル』に弊社が寄稿しているブログをご紹介いただきました。

IMG_0866.jpgご興味がありましたら以下のURLにアクセスいただけると幸いです。

【NetAppストレージチャンネル ー SB C&S株式会社】

 https://www.storage-channel.jp/blog/tag/softbank

Day2 NetApp Cloud Data Service

2日目はClond Data Serviceについて紹介とハンズオンが実施されました。

Cloudの性質上、ハンズオンがメインとなりました。今回実施されたハンズオンは

・ Cloud Volume Service
・ Cloud Volume ONTAP
・ Fabric Pool

の3本立てとなり、特に「Clond Volme Service」と「Cloud Volume ONTAP」の違いをハンズオンを通してより理解できました。

 

                 技術セッション登壇レポート                 

今回弊社からは「SB C&Sが語る!NetApp HCIのココが凄い!」と題しまして、NetApp HCIの強みについて検証結果を交え紹介させていただきました。

登壇写真01.jpg

今回はNetApp HCIの強みであるストレージパフォーマンスについて2つの観点とNetApp社が提供するプログラムの3本立てで紹介させていただきました。

登壇写真02.jpg今回のセッション内容はNetApp社が運営する『ストレージチャンネル』のブログとして掲載中です。

【NetAppストレージチャンネル ー NetApp HCI -番外編- NetApp HCIの圧倒的ストレージパフォーマンスっ!!】

 https://www.storage-channel.jp/blog/hci-performance.html

 

                      まとめ                      

今回の『NetApp Technology Academy 2019』では、DataFabricがただのコンセプトではなく具体的なソリューションとして確実にリリースされているとハンズオンを通して強く感じました。
既存のONTAPの知識を捨てることなくクラウドでも同等の製品として利用できたり、また新しいクラウドソリューションは『NetApp Cloud Central』を用いるなど極力簡単に展開できるように考えられていると感じます。
弊社が登壇させていただいたNetApp HCIも単純なオンプレ環境ではなく、SnapMirrorに対応することで各種ONTAPとデータとのやり取りが可能になり簡単にパブリッククラウドで既存データを有効活用できるようになったり、将来的には『NetApp Kubernetes Service (NKS)』の展開先になるなど進化が止まらない製品であると感じます。
また、自社の世界にとどまらず3rdパーティと連携することで、よりデータ活用することに重点を置く「Data Drive」を加速させていると感じます。
これからは「データを単純に保存する」から「データを活用する」とう時代に移り変わっていきます。
そのため、「データを活用するためにどのソリューションが最適か?」という問を弊社も問われてくると考えています。
そのような中でNetApp社のソリューションがどのように進化するのか今後とも楽しみです。

 

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著者紹介

SB C&S株式会社
技術統括部 第1技術部 2課
小川 正一(VMware vExpert)