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【3分で分かるFortinet】【第10回】FortiGate-100/101FとFortiGate-60Fの性能

Fortinet
    2020.01.10

    皆さんこんにちは!SB C&Sで Fortinet 製品のプリセールスを担当している長谷川です。

    昨今、ICT市場では、クラウド、自動運転といったIoT、AI、5G といったジャンルが盛り上がっており、より高速通信が求められてきています。Fortinetもそれらのニーズに対応できるよう、さらなるパフォーマンスの向上に努めています。

    そこで今回は、最新モデルである FortiGate-100/101F、FortiGate-60Fに加えこれら最新モデル(F型番)に搭載されたSOC4について紹介いたします。

    SOC4

    FortiGateには、ファイアウォール処理や、NGFW(UTM)処理を高速化するために、Fortinet独自開発のASICが搭載されています。パケットの処理によって、使われるASICが変わるのですが、SOC系はローエンド向けのASICとなっています。

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    FortiGate-60F

    FortiGate-60Fは、2020年冬から販売開始予定となっているモデルです。

    Fortinet社より、サポートファームウェアが正式リリースされ次第での販売開始となっています。

    FortiGate-60Fは、SOC4が搭載されており旧モデル(FortiGate-60E)のパフォーマンスと比べ処理性能が向上しております。

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    FortiGate-100/101F

    FortiGate-100/101Fは、2019年の秋頃から販売開始となっております。

    こちらも、旧モデル(FortiGate-100/101E)のパフォーマンスと比べ、処理性能が向上しております。

    また、ハードウェア面でも標準で冗長電源に対応したり、SFP+ のスロットが搭載されているためオプションで FG-TRAN-SFP+SR や、FG-TRAN-SFP+LR を装着することで、10Gbpsのインタフェースとして利用することが可能です。

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    処理性能計測

    当社では、負荷装置を用いて、実際にスループットの計測を行っております。

    計測結果のごく一部ですが、公開いたしますので機種選定の情報としてご利用いただけますと幸いです。

    また、当サイトには機種選定ツールもご用意しておりますため、ぜひご利用ください。

    FortiGate機種選定ツール

    負荷測定には、下記のような構成で行っています。

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    SOC4の実力

    CPUが100%に張り付く直前や、メモリ使用率が90%以上になると移行する、FortiGateの自己防御機能(コンサーブモード)が動作する直前まで負荷をかけた結果です。

    そのため、下記結果より1~2割ほど減らした情報を目安としてご利用ください。

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    結果についていかがでしょうか。

    ファイアウォールだけでなく、AVやIPSといった標準的なUTM処理もEモデルと比較して大幅に向上しています。

    今回の公開データには、載せていませんがSSLインスペクション(ディープインスペクション)の処理性能も、Eモデル(SOC3)からFモデル(SOC4)に変わることで、5倍以上の性能向上が確認できています。

    高速通信が求められる昨今において、セキュリティ機能、処理性能も十分期待できる FortiGate新たなモデル、Fシリーズをよろしくお願いいたします。

    以上、ご拝読ありがとうございました。

    著者紹介

    SB C&S株式会社
    技術統括部 第2技術部 2課
    長谷川 聡