みなさまこんにちは。SB C&S Onshape担当の羽根です。
新型コロナウイルスの影響で対面での授業が難しくなった学校が多かった為、PTC社は昨年教育機関に対しライセンスの無償提供を行っていたのですが、最終的に世界180各国で合計100万人を超える多くのユーザに利用されていたそうです。その後も利用継続する学校は多く、現在までに6500校以上と非常に多くの教育機関で正式採用されているようです。
そんなOnshapeのアカデミック版は、日本語対応の為、他国に比べてリリースとなりましたが、正式にリリースされましたので本日はそのご紹介です。
Onshape Educational Enterprise版
プラン概要
- 価格:¥323,000- / 年間サブスクリプション
- ライセンス数:500ユーザライセンス(メールアドレス)
- 機能:通常のEnterprise版相当(Onshape Enterprise版の機能は製品特設サイトをご覧ください)
製品に対する声
USでは一足早く展開されているアカデミック版ですが、導入しているマサチューセッツ工科大学のテクニカルインストラクターのAndy Maclnnisさんは下記のようにコメントされています。
CADを実行する為だけに高性能コンピュータを購入する必要が無いという事実は大きなメリットです。私の生徒の約90%がMacを持っています。SOLIDWORKSはMacでは実行できません。学生は何もダウンロードする必要はありません。
実際に日本の大学、高専でも導入が進んでおり、琉球大学さま、愛媛大学さま、旭川工業高等専門学校さまの三校の事例を我々も作成し公開しております。この事例資料の中では上記のマサチューセッツ工科大学と似たような課題についても実体験踏まえてお話頂いています。詳細についてはコチラの記事よりご覧ください。
リンク:国内導入事例!大学高専で進むクラウドCAD導入理由と効果
無償版との違い
Onshapeでは学校向けの無償版も用意されています。機能的には一般の無償版と同等となっており、下記のような点が違いとなります。
無償版でもCAD機能に違いが無い為、サークル内などで利用する場合など、少人数の利用であれば困る事は少ないと思います。しかし本格的に授業で利用していく場合、共有、管理機能が用意されている有償版の方がスムーズに運用できると思います。
まずは無償版で試す
Onshapeが問題無く利用できるか検証したい場合は、ぜひ無償版をお試し下さい。英語のUIとなりますが、下記のURLよりお申し込み可能です。(開いて少し下にスクロール後右側にフォームが出てきます)
リンク:PTC Onshape Education申込ページ(英語)
アカデミック版に関するご質問は、Onshape製品特設ページよりご連絡下さい。
<フルクラウド3D CAD Onshapeに関するおススメ情報>
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著者紹介
SB C&S株式会社
クラウド・ソフトウェア推進本部
CAD&ドローン&AR事推課
羽根 隆嘉