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※本投稿で紹介される内容は、発表当時のものであり将来の機能実装をお約束するものではありません。
みなさんこんにちは!SB C&SでNutanix製品の技術担当をしている友松です。
Nutranix .Next 2023 シカゴのDAY1のレポートを担当した真砂とともに、DAY2にも参加してきました。
DAY1の速報に引き続き、DAY2の速報もお届けいたします。今回は「Run Everywhere」というキーワードがポイントとなっております。新規発表されたNutanix CentralやMulticloud Snapshot Technology(MST)、また進化したPrism Central、そしてData Lensによるランサムウェア対策などがデモにて紹介されました。さらにNutanix上のKubernetesにアプリケーション対応のデータサービスを提供する「Nutanix Data Service for Kubernetes(NDK)」が発表されました。
それでは、DAY2 の速報をダイジェストでご覧ください。
DAY2 General Sessionのダイジェスト
はじめに司会のLee Caswell氏が登場し、DAY1のフィードバックがありました。 | |
続いてManosiz Bhattacharyya氏とLaura Jordana氏が登場し、まずはマルチクラウド環境を一元管理する新たなクラウドサービスとして「Nutanix Central」が改めて紹介されました。 Nutanix Centralは複数拠点のPrism Centralを束ねるグローバルコントロールプレーンとして機能します。 |
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デモパートでは、Nutanix Centralを使用して複数拠点のPrism Centralドメインのインフラを管理している様子が紹介されました。 最新のPrism Centralで新たに追加されたマーケットプレイスと連携して、Nutanix Centralからグローバルレベルでアプリケーションなどを管理することもできるようです。 Nutanix Centralについては以下リンク先も併せてご確認ください。 |
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続いて強化されたグローバルなデータ構造の機能として「Multicloud Snapshot Technology(MST)」が改めて紹介されました。 MSTは、AWS S3 や Azure Blobs などの製品を含む S3 互換オブジェクト ストレージにスナップショットデータを直接書き込み、Nutanix Cloud Platformが実行されている環境のどこにでも復元できるようになります。 |
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MSTのデモでは、オンプレで実行しているワークロードのスナップショットをAWS S3へレプリケートし、NC2 上へリストアする様子が紹介されていました。 MSTの詳細は以下リンク先もご確認ください。 |
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また、グローバルなデータ構造の活用事例としてAI機械学習におけるエッジとパブリッククラウド(コアデータセンター)とのデータのやり取りなどが紹介されました。 AIモデルのトレーニング(AI推論)を行うエッジはデータのソースにもなりますが、モデルのトレーニングを行うのに十分なコンピュート能力を備えていないかもしれません。 そういった場合に、パブリッククラウドやコアデータセンターへデータをレプリケートして、モデルをトレーニングした後に、エッジへ再度戻すといったことが紹介されていました。 |
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実際のデモでは、社内のサポートチャットボットで回答の精度を上げるためのAIトレーニングをNC2やクラウド側にオフロードし、調整されたモデルをオブジェクトストレージにプッシュしてエッジに戻すといった内容が紹介されていました。 |
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こういったデータ構造やクラウドオペレーションモデルを通じて、Nutanixは |
続いて、Thomas Cornely氏とMike Phelan氏が登場し「Run Everywhere」に近づくためのアプローチについて説明がありました。 | |
はじめにクラウド戦略におけるメカニクスアプローチについて紹介されました。 必要な情報を得たうえでの意思決定、プロアクティブにセキュアなワンプラットフォーム、ハイブリッドマルチクラウド環境を簡素化する、といったキーワードが挙げられていました。 |
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このアプローチの例として、NCMのコストガバナンス機能(Beam)を使用したマルチクラウド可視化デモを例に紹介しています。 このデモは、Beamでコストが可視化されたマルチクラウド環境において、AWS EC2での異常なアカウントを検出し、推奨内容に基づいてパブリッククラウドの支出を最適化するといった内容でした。 |
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続いて「Nutanix Validated Design」の説明がありました。こちらは、サードパーティ製品なども含めた様々なソリューションを事前検証し、検証済みの構成ガイドとしてドキュメントで提供されているものです。 これによって、お客様はリスクを軽減しながら迅速にワークロードを構築することができます。 Nutanix Validated Designはこちら |
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また、Nutanix上のKubernetesにアプリケーション対応のデータサービスを提供する「Nutanix Data Service for Kubernetes(NDK)」が発表されました。 NDK は、Kubernetes上のアプリのデータ保護やリカバリ、移行やクローンおよびコピーといったデータ管理を提供します。 NDKについての詳細はリンク先をご参照ください。 |
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続いて、新しいAPI Ver.4や、先述したNutanix Centralに改めて触れ、Prism Centralの進化したユーザーエクスペリエンスについて紹介が始まります。 | |
新しいPrism CentralのWebコンソールのデモでは、Prism Centralを管理するためのAdmin Centerビューや、その中に新たに追加されたマーケットプレイス、そしてマーケットプレイスから簡単にNDB(Nutanix Database Service)をデプロイしている様子などが紹介されました。 また、デプロイしたアプリへの簡単な画面切り替えなども解説されました。 |
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Flowについてもアップデート情報がありました。新機能では、Flow Network Security(マイクロセグメンテーション)がFlow Virtual Networking(オーバーレイ)のVPCでも使用できるようになったといったことが挙げられます。 |
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次のパートでは、Nutanixのポートフォリオを利用して、ハイブリッドマルチクラウド環境を導入するまでの様々な検討事項などをヘルスケア業界の買収といった架空の物語をベースに演劇のような形でニュース番組として紹介していました。 |
最後に、Addo社のCEOであるDr.Ayesha Khanna氏が登壇し、AIを活用してビジネスの生産性や競争上の優位性を高めるための具体的な例や、ChatGPTといった今後のAI技術に関連する話、そしてAIが社会に及ぼす影響などについても説明されていました。 ちなみに、生産性向上の具体例としては、ロールスロイス社が航空機のエンジンにAIを用いて分析し、最適化することでエンジンのメンテナンス間隔が最大50%延長されたといった事例が紹介されていました。 |
DAY2 Closing Keynoteのダイジェスト
Closing Keynoteで始めに からゲストが出演し、Nutanixが掲げるハイブリッド・マルチクラウドをシームレスに利用できる仕組みを高く評価していました。また、Nutanixのビジョンに関しての将来予測などが話題に上がり、それを加速するために各社のソリューションを活用するといった内容で締めくくられました。 |
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次回のお知らせ
今回のイベントの最後には、次回の.NEXTが実施される開催地が発表されました。
次回の .NEXT 2024 はスペインのバルセロナで開催されます。
フィードバックセミナーのお知らせ
今回の .NEXT 2023の内容について、弊社SB C&Sより日本国内向けにフィードバックセミナーの開催を予定しております。以下日程にてぜひご参加ください。
日時:2023年06月02日(金) 14:00 ~ 15:30(受付開始:13:50~)
会場:Webセミナー(Zoom)
参加費:無料
申込URL:https://sbb.smktg.jp/public/seminar/view/15776
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
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著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 技術統括部 第1技術部 3課
友松 桂吾 - Keigo Tomomatsu -
DC運用や留学などの経験を経て2019年にSB C&S入社。好きなことは料理とお酒。嫌いなことは睡眠不足。