Connection SLAの設定方法
SocketとPoP間での状態を監視する設定、Connection SLA設定について紹介します。
Network > Connection SLAより設定が可能です。
SLA Thresholds
PoPの切り替わりに関する閾値を設定可能です。
・Cato Smart SLA - Catoによって自動的に設定されます (デフォルトのオプションです)
・カスタムSLA設定 - アカウント全体または特定のサイトのSLAしきい値をカスタマイズします。
以下は、Cato Smart SLAオプションのデフォルトの閾値です。
・評価期間 - デフォルト値 10分
・パケットロス - デフォルト値 10%
・遅延 - デフォルト値 300ミリ秒
デフォルトではなく、変更する場合はカスタムにチェックを入れ、値を入力してください。
Last-Resort Link
Catoは、バックアップリンクに対して優先順位2(Passive)と優先順位3(Last-Resort Link)の2つのオプションがあります。
優先順位2リンクは主に有線リンクに使用され、優先順位3リンクは主に無線 (4G/LTE) リンク用に設計されています。
ActiveおよびPassiveのリンクが利用できない(ダウンやSLAを満たしていない等)場合、Last-Resort Linkがアップしますが、アップするまでの猶予時間を設定することが可能です。
Reconnect to Preferred PoP
Preferred PoP Locationの設定を行なっている場合に、他のPoPに切り替わりが発生てしまった後に再度Preferred PoP Locationに接続しなおす時間を設定可能です。
・Preferred PoP Locationに自動的に再接続するには、[After]に再接続するまでにソケットが待機する時間を分単位で入力します。
・Preferred PoP Locationへの自動再接続を無効にするには、[Disable]を選択します。
Keepalive
SocketとPoPは、トンネルを維持するためにキープアライブメッセージを継続的に交換します。
WANリンクの優先順位ごとにキープアライブ メッセージの頻度を設定で可能です。
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著者紹介
SB C&S株式会社
Cato Tech Team
ネットワークセキュリティのエキスパートチーム
Cato Networksの販売促進のため日々活動中