こんにちは!SB C&Sの高橋です。
今回は【Solid Edge X】のご紹介です。
先日公開されたばかりの動画も含めて
Solid Edge Xの製品の概要をお伝えしていきます。
以前の記事でも触れさせていただきましたが、
設計をする方々が、日々効率的にかつ複雑な製品の設計を行うには、
ソフトはもちろんですが、ハイスペックなPCやデータ管理・セキュリティなど、
初期費用として様々な準備が必要になります。
こうした初期費用は導入する上で大きな障壁となる可能性があります。
製品としての機能や要件を満たしていたとしても、
その他の要因で導入のハードルがあがってしまうのは悩ましい問題です。
Solid Edge Xとは?
Solid Edge Xは、Solid Edge CADの機能はそのままに
クラウドベースのソリューションと統合することで
ユーザー様がより便利にSolid Edgeをお使いいただけるようになります。
具体的な付加価値として、
・Solid Edgeの機能に加えてクラウド対応機能の追加
・インストールやパッチの配布・更新(ユーザー様で配布・更新有無を選択可能)
・システム環境のバックアップ
・データのバックアップ
・Teamcenter X Essentials
といった付加価値を提供しています。
大きなポイントとしては2つあります。
1つ目はTeamcenter X Essentialsが含まれている点です。
Solid Edge Xを購入したユーザーはデータ管理をTeamcenter X Essentialsの中で
行うことが出来データ管理用でまた別のソフトを購入したり構成する必要がなくなります。
2つ目はAI機能です。
Solid Edge Xに搭載されている新しい機能として
人工知能(AI)についての発表もされました。
この機能は設計者の設計業務をリアルタイムにサポートする機能となっているそうです。
来年利用可能になるこの機能は、設計者が業務に集中できるようにAIがサポートを行います。
この機能はユーザーがWeb上の情報やサポートを簡単に見つけられることを
目的としたAI搭載のチャットボットです。
例として操作方法の質問や、行いたい事を自然言語によるやりとりで
分かりやすく簡潔に回答してくれる機能になります。(現状英語のみ対応)
Solid Edge Xはデータ管理やセキュリティの面も含めて導入費用を削減することが可能です。
今回はSolid Edge Xのご紹介になりました。
まだまだ情報は追加されていきますのでこちらのブログでも逐一紹介させていただきます!
次回はSolid Edge 2025についてお伝えしていきます!