
■どんな資料?
Tanium Client向けの日本語のトラブルシューティングガイド(2026年5月版)が公開とのことなので一通り読んでみました。
↓公式リンク↓
Troubleshooting Guide (Japanese)
最初に感じたのは、単なる製品マニュアルではなく
- 問題発生時にサポート問い合わせへそのまま活用できる
- 日々の運用の中で、ユーザー側の切り分けにも使いやすい
というかなり"実運用寄り"の資料だという点です。
実際の障害対応でありがちな、
「まず何を見ればいいのか分からない」
「どこまで確認してから問い合わせればいいのか分からない」
といった部分が項目立てて整理されていて、運用担当者には必携の内容でした。
■内容について
どんな感じのことが書いてある?
Tanium Clientで問題が起きた時に、
- 何を確認するか
- どの順番で切り分けるか
- どんなログを取るか
- どうやってサポートへ連携するか
をまとめたトラブルシューティングガイドです。
対象になっている事象もかなり現実的で、
- Consoleに端末が表示されない
- Questionに応答しない
- Deploy Actionが動かない
- Toolが配信されない
- 端末負荷が高い
- Error の種類や対応
など、実際の運用で遭遇しやすいものが並んでいます。
良いなと思ったところ
問い合わせに必要な情報整理まで含まれている
単に「確認してください」で終わらず、
- 発生タイミング
- 影響範囲
- Question結果
- EMG
- TPAN
- Support Bundle
など、問い合わせ時に必要になる情報の確認/取得まで含まれています。
そのため、問い合わせに際しても
「何を添付すればいいのか」
「どこまで調査しておけばいいのか」
が分かりやすいです。
運用チーム内での切り分け手順統一にも使いやすそうでした。
"まずユーザー側で確認できること" が整理されている
特に良かったのは、ユーザー側で確認できるポイントがかなり具体的なこと。
例えば、
- Client Health確認
- Action Lock確認
- 通信確認
- Proxy確認
- SSL Inspectionの影響確認
- EDR除外設定
- WMI確認
など。
「まずここまで確認する」という流れが見えやすいので、一次切り分け指針として使いやすそうです。
見るべきログの例が実践的
個人的にはここがかなり良かったです。
トラブルシュートにおいては、ログを確認することで事象の原因を特定することが大事です。
実はこういったトラブルシュートでどこのログを参照すればいいかという情報は以前から公式でも記載されておりましたが、
様々なところ(モジュール毎であったりトレーニング内であったり)に散見されるといった形だったので
こちらの資料のように一つの媒体にまとめてくれているのはありがたいです。
実際の現場でも利用しがちな部分なので、かなり実運用に活用できる情報だと思います。
■最後に
上記以外にも、運用の現場で活用できるトラブルシュートの手順や観点がたくさん記載されています。
是非ご自身の目でご確認いただけますと幸いです。
ご一読いただき、ありがとうございました。
※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
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著者紹介
SB C&S株式会社
技術本部 技術統括部 第4技術部 1課
宮澤 建人
