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【Palo Alto】Prisma Browser Beyondによるデスクトップアプリ制御

セキュリティ
2026.07.25


本記事では、最近リリースされたPrisma Browser Beyondの機能や設定方法についてご紹介します。
※2026年7月時点の情報です

 

Prisma Browser Beyond (PBY) とは

Prisma Browser Beyondは、Prisma Browserのセキュリティ機能をブラウザだけでなくデスクトップアプリケーションまで拡張します。Prisma Browserがブラウザ環境内のWebアプリのみを管理するのに対して、Prisma Browser Beyondはデスクトップアプリの可視性とポリシー制御を提供します。これら2つを組み合わせることで、Webワークロードとデスクトップワークロードの両方で一貫したセキュリティを確保することが可能になります。

 

PBYのユースケース

現在提供されているPrisma Browser Beyond V1では、デスクトップアプリに対して以下のような制御を適用できます。

 

デスクトップアプリの可視化

組織内で利用されているデスクトップアプリの情報や、デスクトップアプリの起動に関するログと分析データを提供します。

Application Usageページでは、アプリの使用状況を確認することができます。
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Investigationでは、デスクトップアプリの利用状況を調査することができます。
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リスクの高いデスクトップアプリのブロック

デスクトップアプリに対するブロック/許可ルールを設定することで、アクセス制御を実施することが可能です。

アクセスルールで対象のアプリケーションを選択して、アクセスをブロックに指定します。現時点では、デスクトップアプリに対するアクションは許可もしくはブロックのみ選択可能です。今回は、ChatGPTのWeb版とデスクトップ版をどちらもブロックするルールを作成しました。
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デスクトップアプリの起動がブロックされると、ユーザーのデバイス上にポップアップ通知が表示されます。
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Prisma Browserの利用強制

ChromeやEdgeなどの他のブラウザを利用できないように制御し、業務で使用するブラウザをPrisma Browserに統一することができます。これまでPrisma Browserをご提案する中で、多くのお客様からお問い合わせをいただいていた待望の機能がついに実装されました。

PBYでは、一般的なブラウザアプリを含む「Consumer Browsers」というアプリケーショングループが用意されています。
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アクセスルールで「Consumer Browsers」グループを選択して、アクセスをブロックに指定します。
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Prisma Browser以外のブラウザを起動しようとすると、ブロックされてポップアップ通知が表示されます。
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Eventsから、アプリをブロックしたイベントを確認することができます。
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PBY有効化方法

PBYを利用するためには、Prisma Browserをインストールしたデバイス上で軽量なカーネルレベルドライバを実行します。SCMコンソールから直接展開できるため、MDMやソフトウェア配布ツールは不要です。

Browser Customizationルールで対象のユーザーを指定し、Prisma Browser Desktop ExtenderActivateを選択します。011.png

ポリシーを公開したら、 SCMコンソールのDevicesページからPBYの展開状況を確認します。
Desktop Extender statusフィルターを使用可能です。

  • Active: PBYは正常にインストールされ動作している
  • Inactive: PBYがデバイスにインストールされていない
  • Not Supported: OSまたはブラウザのバージョン要件を満たしていない
  • Failure: インストール時または実行時のエラー (例: 管理者権限が不足している場合など)

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まとめ

PBYは、Prisma Browserのセキュリティ機能をデスクトップアプリまで拡張し、利用状況の可視化や起動制御を実現します。リスクの高いアプリのブロックに加え、ChromeやEdgeなどの利用を制限して、業務ブラウザをPrisma Browserに統一できます。現在はアプリケーションのコンテキストに基づく制御が中心ですが、今後はコンテンツ検査などの機能拡張も予定されており、さらなるデータ保護の強化が期待されます。

 

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※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。
 今後アップデートが重なるにつれ正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。

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著者紹介

SB C&S株式会社
NetSec Pro/SecOps Pro/NetSec Analyst
CYBERFORCE HERO
中村 愛佳 -Manaka Nakamura-