
皆さん、こんにちは。
SB C&Sでネットワーク/セキュリティ関連のプリセールスを担当している 大東です。
Cato Networksでは、様々なIDaaSとシングルサインオンの連携ができますが、国産のIDaaSである「HENNGE」とも連携できるようになりました。
HENNGEと言えば、国産のIDaaSであり、「クラウドサービス利用時のID管理・認証・アクセス制御をまとめて強化」することができる製品です。
特に、日本で開発・利用されているSaaSサービスとも多くシングルサインオン連携しているのも特徴です。
※HENNGE One Identity Editionの詳しい説明はコチラ
2026年7月現在、CATOが対応しているシングルサインオンの製品は下記となります。
Microsoft EntraID、Okta、Google、OneLogin、Pingなどは以前からありましたが、この数年で他のIDaaS製品も増え、日本という意味では、「HENNGE」がラインナップに入りました。
これまでのHENNGEとの連携ログイン
これまでは、下記の図ようにEntraIDとHENNGEを連携するなどで利用はできていました。
この場合、一度EntraIDとの連携を経由するためHENNGE経由で直接Microsoft365を利用しているようなお客様にとっては、ひと手間いるような状態でした。
これからのHENNGEとの連携ログイン
HENNGEの画面に遷移し認証を行うことでログインが可能。
CATO×HENNGEの連携手順について
1.シングルサインオンの有効化
CATOの管理画面から[Access]>[Single-Sign-On]からCATOとしてシングルサインオンを有効にします。
2.HENNGE側の設定
HENNGEの管理画面にログインし、[システム]>[サービスプロバイダー設定]をクリックし、[サービスプロバイダーの追加]をクリック
サービスプロバイダーの追加>OIDC の順にクリック
サービス名を入力し、
アプリケーションURL「https://sso.via.catonetworks.com/auth_results」
リダイレクトURIに「https://sso.proxy.catonetworks.com/auth_results」
追加のリダイレクトURIに
「https://sso.via.catonetworks.com/auth_results」、「https://sso.ias.catonetworks.com/auth_results」の2つを記載します。
スコープを「OpenID」、「email」 にチェックを入れて、保存します。
表示されたメタデータから「クライアントID」と「クライアント秘密鍵」と「メタデータURL」をコピーします。 設定した項目が「有効」になっていることを確認してください。
アクセスポリシーグループで、ユーザーに割り当てているポリシーグループを選択し、作成したCATO連携のアプリを紐づけます。
これにより、アクセスポリシーに紐づいたユーザーがCATO連携できるようになります。
3.CATO側でのHENNGE連携設定
CATO側の設定に戻り、[Access] > [Single Sign-On]から[New]をクリックし、HENNGEとの連携設定を行います。
HENNGE側でコピーした「メタデータURL」「クライアントID」「クライアントシークレット」を入力
Well-Knows URLにはメタデータURLを入力しますが、「https://」以降を入力してください
この設定をデフォルトのシングルサインオン設定とする場合は、[Default]トグルもONにしてください
基本的な設定はこれで完了となります。
シングルサインオンのユーザーについて
HENNGE内のユーザーがCATO側のユーザーディレクトリに存在している必要があります。
CATO側のユーザーは、ActiveDirectoryからのLDAP連携やEntraIDからのSCIMプロビジョニング、手動でのユーザー追加などで事前にCATO側に作成しておく必要があります。
※HENNGEユーザーのメールアドレスとCATO側のユーザーのメールアドレスが同一となるように登録する必要があります。
(オプション)マルチプルIDP設定をしている場合
この設定は、CATO内でHENNGE以外にも複数のIDaaSを設定し、マルチプルIdPをしている場合に必要なものとなります。
※一つのSSOしかない環境の場合は、この設定は必要ありません。
下記は、CATOにマニュアルで作成したユーザーに対してHENNGEのSSOを利用する設定です。
SSOとユーザープロビジョニングの紐づけをするものです。
今回、CATO側には手動でユーザーを追加しているため、Directory Serviceは「Mannual Directory Service」を選択しております。
実際のログイン画面
まとめ
今回は、CATOとHENNGEのIdP連携について記載しました。CATOはマルチIdPにも対応しているため、複数のIdPを設定することも可能です。
CatoはマルチプルIdPに対応しているため、自社はEntraIDで管理しているが、共同利用している子会社はGoogleを利用している、メンテナンス業者はHENNEGEを利用しているなどの場合でもCATOのテナントを分けることなく柔軟にSSO構成を設計できます。
HENNGEと連携することで、クラウドサービス利用時の認証を一元化しつつ、Catoによるリモートアクセス制御やゼロトラストアクセスを組み合わせることができ、
ユーザー利便性を損なわずに、認証・アクセス制御・セキュリティ運用をより統合的に管理できます。
HENNGEをIdPとして活用している環境では、Catoとの連携により、安全で拡張性の高いリモートアクセス基盤を実現しやすくなります。
弊社では、CATOの勉強会や希望に応じてハンズオンなども実施しておりますので、担当営業までご相談いただければ幸いです。
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著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 第1技術統括部 ソリューション技術部 2課
大東 智裕 - Tomohiro Daito -
SIer、エンドユーザー情シス/マーケなどを経て、2022年より現職。
九州・中国地区でネットワーク/セキュリティ/ゼロトラストを中心としたプリセールスエンジニアを担当。
#Zscaler Top Engineer Award'24
#Zscaler Best Evangelist Award'25
