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ActiveImage Nutanix エージェントレス・バックアップ機能の紹介

Nutanix
2026.09.30

こんにちは。SB C&Sで技術支援を担当しています、萩原です。

今回は、新たにNutanix AHVへの対応が行われるActiphy ActiveImageを紹介させていただきます。今回、Actiphy様のご厚意により開発中のソフトウェアをご提供いただきましたので、画面を交えてご紹介させていただきます。

Actiphy ActiveImageについて

Actiphyは、日本の企業でありバックアップの老舗メーカーです。その昔ネットジャパンという会社名を聞き覚えがあるかもしれません。2020年に会社名がActiphyに変わり創業当時からバックアップ製品を専門とするソフトウェアメーカーです。ActiveImageは、自社開発の製品であり2008年から提供されています。vSphereのサポートは2010年からエージェントレスバックアップをサポートしており、仮想化製品へのサポートも早くから行っていました。
従来まで、Nutanix AHV環境においても仮想マシンにエージェントをインストールする形で、ActiveImageでのバックアップはサポートされていましたが、Nutanix AHV上で稼働する仮想マシンの台数が増えると管理が大変になる傾向がありました。特にNutanixを導入されるお客様は、仮想マシンの台数が多くなる傾向にあることから、エージェントレスバックアップ機能が待望されておりました。
そのような希望から、今回Nutanix AHVに対応したActiveImageが発売されることになりました。

ライセンスについて

本記事執筆時点(2026年9月時点)では、正式には決まっていませんが、Nutanix専用ライセンスでの発売を予定しているとのことです。価格など詳細な情報は、決まり次第改めて記載させていただきます。

実際のオペレーションについて

今回は、開発中のバイナリをもとに画面を交えて紹介させていただきます。

バックアップの設定

Nutanix環境の仮想マシンは、バックアップメニューの「HyperBack」メニューから行います。ハイパーバイザーの追加で、Prism Elementもしくは、Prism Centralを登録します。Prism Centralを登録した場合、配下に登録されているNutanixクラスターがツリー形式で表示されます。

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バックアップ先は、バックアップサーバのローカルディスクやNASも可能ですが、バックアップ保管先専用のサーバとしてImageCenterサーバを選択することで、ネットワークファイル共有を利用せず独自のUDPプロトコルを使った通信が可能です。また、AWS S3やAzure Blob、Wasabiにも対応しており、オブジェクトロックにも対応していることから、昨今のサイバー攻撃からバックアップデータを守る際にも役立つように作られています。
また、バックアップデータ自体に、パスワードを設定することも可能です。

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サイバー攻撃に強いバックアップを構築する際に検討するべきエアギャップ環境ですが、ActiveImageでは、NICをオフラインにする方法やHDDをオフラインにするなど、簡単にできるエアギャップ環境の構成をアシストしてくれる機能が搭載されています。バックアップサーバに直接的に侵入されると完全に守ることは難しいですが、バックアップ取得先を見えないようにすることで、攻撃者から直接的にバックアップデータの操作されるリスクを低減できます。

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スケジュールは、フルバックアップ(ベース)と増分の2種類になります。バックアップスケジュールは、トリガー追加で1日に複数回のフルバックアップや増分バックアップが取得でき、柔軟な設定が可能です。

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保護ポリシーの設定で、不要な世代バックアップを削除する機能や、バックアップのイメージ検証、複数世代の増分バックアップを定期的に統合する機能などもジョブと合わせて実行可能になっています。

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以上でバックアップジョブの設定は完了です。

リストアの設定

バックアップからの復元は、「復元」メニューの「HyperRecovery」を選択し、バックアップ保管場所を選択します。そこからリストアしたい仮想マシンを選択、復元ポイントを選択します。

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リストアするクラスタは、バックアップを取得したNutanixクラスタ以外にもリストア可能です。また、仮想マシンを新たに作る場合と既存の仮想マシンに上書きリストアするパターンの2つの選択が可能です。あわせて、リストアする際のストレージコンテナやNICのサブネットについても選択が可能です。

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簡単なオペレーションで仮想マシンをリストア可能です。

また、バックアップイメージからファイルだけのリストアも可能です。

万が一バックアップサーバが故障した際に、バックアップした仮想マシンを優先的にリストアしたい場合、「Boot Environment Builder」を利用してバックアップソフトのISOブートメディアを作成することで、空の仮想マシンに直接リストアすることも可能です。このあたりは、ベアメタルでのイメージバックアップソフトの歴史が長い分柔軟な対応が可能です。

まとめ

ActiveImageは、シンプルなバックアップソフトですが、バックアップ保存先の柔軟な対応やエアギャップ環境を構成する際の機能アシストなど、昨今求められる日本のバックアップシーンに対応できる、まさに日本製のバックアップソフトならではの実装を感じます。またインターフェースも日本語での表示のため、初めての操作であってもウィザードに沿って設定でき、大変わかりやすいのが特徴です。
Nutanix対応の初期リリースバージョンでは、HyperStandby機能やイメージの仮想ディスク変換機能は未対応となりますが、今後のバージョンで機能追加されることを期待しています。

著者紹介

SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 第3技術部 2課
萩原 隆博 - Takahiro Hagiwara - (Nutanix NTC)

HCIを中心とした仮想化とMicrosoft 365のプリセールスエンジニアを担当しています。
Nutanix Technology Champion 2018-2024