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セールスセンター2023.03.13

SEP/SESはスタンドアローンで利用できるの?【よくある疑問スッキリ解消セミナーVol.1まとめ】

SEP/SESはスタンドアローンで利用できるの?【よくある疑問スッキリ解消セミナーVol.1まとめ】

シマンテックでは、提供する製品についての疑問や不明点に答えるためのWebセミナーを定期的に行っています。

本記事では、先日開催された「よくある疑問スッキリ解消セミナーVol.1」より、スタンドアローン環境におけるエンドポイント製品に関する内容をSB C&Sの岸野課長、石塚さんにご紹介いただきます。

目次

  1. シマンテックのEPP製品について
  2. 特に多いエンドポイントに関する3つの質問
  3. オフライン(スタンドアローン)環境での使用について
  4. EPP製品のライセンスの買い方について
  5. EPP製品の検証は可能ですか?
  6. まとめ
  7. 質疑応答より

シマンテックのEPP製品について

岸野岸野

石塚さんは普段、シマンテック製品のインサイドセールスも担当しているかと思いますが、ユーザー企業様やパートナー企業様からご質問をいただくことはありますか?

石塚石塚

そうですね。やはりニーズの高いエンドポイント製品に関する質問が多い印象があります。シマンテックのEPP製品(Endpoint Protection製品。エンドポイント製品)は名称変更やグレードの違いもありますから、少し複雑に感じている方が多いのかもしれませんね。

岸野岸野

なるほど。現在提供している製品は次のようになっています。

<現在提供しているEPP製品>

  • Symantec Endpoint Protection(従来製品)
  • Symantec Endpoint Security Enterprise(後継製品)
  • Symantec Endpoint Security Complete(後継製品)
岸野岸野

Symantec Endpoint Protection(以下SEP)が従来製品で、昔からご利用いただいている企業様はこちらの製品が多いかもしれません。Symantec Endpoint Security Enterprise(以下SESE)がSEPの後継製品で、SEPの機能に追加してクラウドの管理機能やモバイルの管理機能が実装されています。

石塚石塚

テレワークやリモートワークが広がったこともあり、より広い範囲にセキュリティを提供できるようになっているんですね。

岸野岸野

はい。さらに上位製品のSymantec Endpoint Security Complete(以下SESC)では、SESEの機能に加え、独自の防衛力強化(※)や脅威ハンティング(※)を利用できるようになっています。

※防衛力強化:脆弱性の監査や修正、アプリケーション制御などを行う機能
※脅威ハンティング:従来手法では検知が難しい脅威がすでに侵入していると仮定し、ログなどを収集・分析して脅威の有無を調査する方法

SESについて

特に多いエンドポイントに関する3つの質問

岸野岸野

さて、話を戻しまして石塚さん。エンドポイントに関する質問で、特に多いものは何かありますか?

石塚石塚

はい、こちらの3つについての質問が特に多い印象です。

よくいただく疑問や質問

岸野岸野

なるほど。では、ここから回答していきましょうか。私のイメージでは、このテーマだと多い順からちょうど①、②、③なのかなという感じがします。

石塚石塚

はい、そのとおりです!

岸野岸野

では、この順番でお答えしていきましょう。

オフライン(スタンドアローン)環境での使用について

岸野岸野

まずはEPP製品のオフライン、またはスタンドアローン環境での使用についてですね。石塚さん、こうした環境についてイメージはできますか?

石塚石塚

はい、何となくではありますが、管理サーバーにつながっていなかったり、インターネットにつながっていなかったり、という端末のイメージです。

岸野岸野

そう、だいたいそんなイメージです。ここでは、「管理サーバーにつながっていない、管理されていない環境」をオフライン環境と言います。

オフライン(スタンドアローン)環境での使用について

石塚石塚

このような環境でEPP製品を運用する場合、気をつけなければならないポイントはどんなことですか?

岸野岸野

はい、このときのポイントは3つあります。

スタンドアローン環境で押さえたいポイント

岸野岸野

まず、スタンドアローン環境でどの機能が使えるかという点ですね。製品によっては、そもそもスタンドアローンに対応していない、機能の多くが制限される場合も多いです。しかし、SEPやSSEといったシマンテックのEPP製品は次のように多くの機能が使えます。

スタンドアローン環境で利用できる機能について

岸野岸野

ウイルスやスパイウェアへの対策、未知の脅威からの保護、IPSやスキャンの例外管理、クライアント管理といった重要な機能はスタンドアローン環境でも継続して利用できます。つまり、スタンドアローンでもかなりのセキュリティ能力があると考えて結構です。

石塚石塚

スタンドアローンの環境でもセキュリティはしっかり機能するんですね。ありがとうございます。では、次にこうした環境でのインストールについて解説をお願いできますか?

岸野岸野

はい、ではインストール方法なんですが、スタンドアローンでもシマンテックの場合は簡単です。管理用のサーバーを立てる必要もありません。スタンドアローンの場合は、メーカーのサポートサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。

インストール方法

岸野岸野

インストールの際に注意いただきたいのは、インストーラーが図のように3つ表示されるということです。スタンドアローン端末へインストールする場合は、「Symantec_Endpoint_Protection_<バージョン>_All_Clients_JP.zip」という名前のファイルをダウンロードしてくださいね。

石塚石塚

なるほど。クライアント端末だけでも大丈夫なのですね。

岸野岸野

その他にも、オンプレミスで構築する際のSEPマネージャーとクライアントをパッケージしたインストーラーを使う方法、SEPマネージャー単体のインストーラーを使う方法もあります。

石塚石塚

なるほど。

岸野岸野

そして石塚さん、追加でお伝えしたいお話がございます。何かと言うと「パターンファイルの更新方法」です。

石塚石塚

そういえば!スタンドアローンだとパターンファイルの更新はどうしたらいいんでしょう?

岸野岸野

こうした製品は導入して終わりではなく、いかに最新の状態を保って高いセキュリティをキープするかが重要になってきます。パターンファイルの更新が難しいためにスタンドアローンにできない製品も多いんですが、シマンテックのEPP製品はこちらも簡単です。

石塚石塚

そうなんですね。具体的にはどうしたらいいんでしょうか?

岸野岸野

インターネットにつながっている場合は、エージェントの管理画面を呼び出して、「設定の変更」>「クライアント管理」>「オプションの設定」を選択します。そして「更新と時間」で更新頻度を設定できますので、設定した内容に従って端末が自動的にパターンファイルを確認・更新してくれます。ただし、インターネット接続が必要です。

石塚石塚

一度設定してしまえば、何もする必要がないので楽ですね。では、インターネットに接続していない端末の場合はどうしたらいいのでしょうか?

岸野岸野

インターネットに接続していない端末の場合、パターンファイルを提供しているサイトから、製品のバージョンに合ったパターンファイルをダウンロードし、それを対象の端末で実行することで最新の状態に更新できます。

パターンファイルの更新方法

岸野岸野

ITが苦手な方などは、複雑で時間がかかるような手順だと、つい忘れてしまったり後回しにしたりしてしまいがちです。でも、このくらい簡単であれば更新もしっかり対応いただけるのではないでしょうか。スタンドアローン環境で利用したいという場合、ぜひ導入して終わりにせず、その後のパターンファイルの更新まで徹底していただけたらと思います。

石塚石塚

ありがとうございました!これならスタンドアローン環境の使用でも安心ですね!

EPP製品のライセンスの買い方について

石塚石塚

それでは、エンドポイントに関する2つ目の質問について教えていただけますか?2つ目の質問は、「EPP製品のライセンスの買い方について」です。購入時に過不足なくライセンスを購入するのって難しいですよね。

岸野岸野

そうですね。それでは、今回は結論からいきましょう。結論はズバリ、「購入するライセンス数=インストールするデバイス数」です!

EPPライセンスの買い方について

石塚石塚

なるほど!シンプルですね。

岸野岸野

はい、シンプルです。しかし、そうは言ってもこれだけだと不安になる方も多いと思いますので、例題を通してイメージをつかんでいただければと思います。

石塚石塚

わかりました。

岸野岸野

それでは、早速ですが第1問です。ノートパソコンが100台、モバイル端末が100台、そしてサーバーが30台と。そしてクラウド環境です。石塚さん、ライセンスがいくつ必要か考えてみてください。

EPPライセンスの買い方について

石塚石塚

先ほどのお話だと、「ライセンス数=インストールするデバイス数」とのことでしたので「230台」です!

岸野岸野

ファイナルアンサーですか?

石塚石塚

ファイナルアンサーです!

岸野岸野

ありがとうございます。大正解です!クラウド環境を使う場合にもライセンスが必要なのかという質問も多いのですが、クラウドの利用権も製品のサブスクリプションの中に含まれる形になっていますので新たに購入する必要はありません。純粋にインストールするデバイス数でライセンスを計算いただければ結構です。

石塚石塚

クラウド環境の分のライセンスは考えなくていいということですね。

岸野岸野

それでは続けて第2問です。今度はスタンドアローンのデスクトップパソコンが100台ありますが、この扱いがポイントですね。石塚さん、どう思われますか?

EPPライセンスの買い方について

石塚石塚

うーん、では、これもデバイス数と同じ「230台」で。

岸野岸野

はい、正解です。引っかからなかったですね。「スタンドアローンでもライセンスは必要なの?」というご質問をいただくことも多いんですが、この場合もインストールして保護を適用しますので、必要なデバイスの数だけライセンスの購入が必要です。

石塚石塚

スタンドアローンも1台で計算するんですね。

岸野岸野

それでは、3問目です。今度はセミナーに参加されている皆さんも考えてみてください。

EPPライセンスの買い方について

石塚石塚

SEPM(SEPマネージャー)をどう考えるかがポイントになりますね。

岸野岸野

はい、こちらの正解は「231台」になります!第2問とほとんど同じですが、管理用のSEPMを1台立てておりますので、SEPM用のライセンスも必要です。ここ重要ですのでぜひ覚えておいてください。

石塚石塚

わかりました!ありがとうございます。

EPP製品の検証は可能ですか?

石塚石塚

それでは最後の質問についても教えていただけますか?「EPP製品の検証は可能ですか?」という内容です。

岸野岸野

はい、こちらも最近、よく質問をいただく内容です。ズバリ一言で回答しますと「可能です」ということです。

石塚石塚

大丈夫なんですね。以前、検証はできないイメージがあったんですが、できるようになったということでしょうか?

岸野岸野

はい、メーカーのブロードコム様の協力により、検証用ライセンスを使った検証ができるように準備を整えさせていただきました。

石塚石塚

そうなんですね!岸野さん、もし検証する場合に注意するべきことがあれば教えていただけますか?

岸野岸野

はい、それでは一問一答形式で回答させていただければと思います。

<EPP製品の検証について>

Q. 検証が可能な製品を教えてください。
A. 「Symantec Endpoint Security Enterprise」と「Symantec Endpoint Security Complete」の2製品です。

Q. 検証をする上で必要な提出物があれば教えてください。
A. トライアル申し込み用の申請書がございますので、必要事項を記入の上、申請書の提出をお願いいたします。

Q. 検証後に気をつけなければいけないことがあれば教えてください。
A. 検証後に製品をご購入される場合、トライアルの環境を引き継いでのご契約となりますのでご注意ください。またトライアル満了の5営業日前までに購入手続きの完了が必要です。

Q. トライアル時とは違うユーザー名で契約した場合、環境を引き継ぐことは可能ですか?
A. ユーザー名は同じである必要があります。ユーザー名が違う場合、トライアルの環境を引き継いでのご契約はできませんのでご注意ください。

Q. 環境を引き継ぐために必要な情報はありますか?
A. 検証環境を準備した際に発行されたContract情報と開始日の情報が必要です。

岸野岸野

はい、回答としては以上です。Contract情報や開始日の情報は、検証をお申し込みになった際に発行されるメーカーからのメールに記載されております。メールを紛失されることがないようにご注意いただければと思います。

石塚石塚

ありがとうございました!

まとめ

石塚石塚

それでは、本日の内容についてまとめさせていただきます。

<まとめ>

  • オフラインのスタンドアローン環境での使用は「できる」。
  • 製品のライセンスの買い方は「デバイス数でカウントする」。
  • エンドポイント製品の検証は「可能」
岸野岸野

その他のご質問についても、次回以降のセミナーにて随時ご紹介させていただければと思います。ぜひお楽しみにしてください。それでは本日はありがとうございました。

質疑応答より

以下、セミナーのアンケートにていただいたご質問と回答を紹介します。EPP製品導入時の参考にしてください。

Q.ソフトのダウンロードサイトは日本語ですか?
A.日本語です。一部未対応の部分があります。

Q.Linuxでもソフトのダウンロード手順はwindowsの場合と同じでしょうか?
A.Linuxでは現在、スタンドアローン環境用のエージェントのダウンロードは未対応。SEPMまたはICDmからエージェントを発行してもらう必要があります。

Q.SEPMからの配信インストールは可能ですか?
A.可能です。

Q.SEPクライアントのみの環境でもライセンス更新できますか?
A.可能です。手順は次回よくある疑問スッキリ解消セミナーVol.2にてご紹介します。

Q.検証用のライセンスはどこで依頼したらいいですか?
A.セールスセンターのWebサイトまたは担当営業経由でお問い合わせください。

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須賀田 淳
記事監修
須賀田 淳
マーケティング
ICT商材のマーケティング歴20年。広告代理店で著名な外資系ITベンダーの支援を行った後、NTTDグループで自動車業界向けソフトウェアの拡販とユーザーコミュニティの育成を担当する。2020年からSBGに参画し、LINEを経てセキュリティ製品のマーケティングを行う。インタビューでの情報収集を好む。