こんにちは。SB C&S PTC販推メンバーの羽根です。
「PTC Virtual DX Forum Japan 2020」というPTC最大のオンラインイベントが8/20から開催されています!
このイベントではPTCが扱っているIoT・CAD・AR製品の最新情報をお知らせする多数のセッションが公開されています。今回の記事では私が参加したIoT関連のセッションのなかでおすすめのセッションをご紹介します!
ThingWorxを活用したIoT基盤の構築及び製造現場におけるデータ分析の事例
講演者:住友ゴム工業株式会社
参加費:無料
利用ソリューション:PTC ThingWorx, ThingWorx Kepware Server, BIツールTableau
アジェンダ:
・住友ゴム工業、タイヤ製造工程の説明
・製造IoT推進室の発足に関して
・データ収集→分析→フィードバックのサイクル
・IoTプラットフォームのグローバル展開
ご登録・ご視聴はこちら!
住友ゴム工業様ではPTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx」を導入されており、今回のセッションでは実際に導入・運用されている名古屋工場でのお話をしていただいています。「製造IoT推進室の発足に関して」では、ThingWorxを導入した背景やその目的について分かりやすく説明されています。
簡単な内容のまとめは以下の通りです。
課題
- 工場ごとに設備仕様が変わる
- 各工場で似たようなことにリソースを追加し、成果が重複してしまう
導入にあたっての目標
- 製品製造にあたり、製造原価に無駄があるという認識を社内で共有する
- IoTを導入して統一された仕様にし、改善速度を上げる
課題・目標についてはセッション冒頭でより詳細に語られていました。IoTの導入について検討されている方にはかなり参考になるかと思います。また、投資採算や導入メリットなども下記のように、更に踏み込んだお話をされています。
投資採算の考え方
- PoCは「展開性」や「課題解決力」といった、戦略的投資としての将来への布石
- 実装時は「回収年」や「投資金額」など、"効果"が強調され今どれだけ良くなるか採算を計算
導入メリットと効果
- 多様な設備と簡単に接続ができる
- リアルタイムにデータを閲覧できる
- アプリケーションを他工場にすばやく展開できる
どういう効果が得られたのかは是非ご覧いただいてご確認ください!!
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著者紹介
SB C&S株式会社
クラウド・ソフトウェア推進本部
CAD&ドローン&AR事推課
羽根 隆嘉