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【新製品】フルクラウド3D CAD「Onshape」

CAD
2021.03.15

こんにちは、SB C&Sの羽根です。

2021年の1月に、PTCジャパンとSB C&SよりフルクラウドCAD「Onshape」の取扱いについてリリースを出させて頂きました。コロナ禍の製造業界のリモートニーズにマッチする新製品となります。今後Engineer Voiceでも情報を発信していきたいと思っておりますので今回は簡単な紹介をさせて頂きます。

Onshapeとは

Onshapeは業界初となるフルクラウド対応の機械系3D CADです。SolidWorksの創設者であるJon Hirschtick氏によって設立・開発されたあと、2019年にPTCに買収されました。2020年12月には日本語版がリリースされ、今後日本でも本格的に展開される製品です。

特長①インストールが不要

Onshapeはウェブブラウザ上で動作するのでローカルマシンへのインストールは一切不要です。(アドインも要りません)

従来のCADをインストールするには環境設定に大幅な手間がかかり、新バージョンが出るたびに手動で更新する必要がありました。しかしOnshapeは全て自動でアップデートされるので、面倒なインストールもバージョンアップも必要なくなります。

特長②マルチデバイス対応

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パソコンからウェブブラウザを通して利用しますが、スマートデバイス用には専用のアプリが用意されています。勿論、ストアなどからダウンロードが可能なのでインストールの手間はかかりません。

従来のCADは高スペックなワークステーションにWindowsでないと動かないものが多いのですが、OnshapeはWindowsに限らずMacやLinux、iOS、Chromebook、Androidなど様々なOS・デバイスで動作します。演算処理もすべてクラウドサーバー上で行うため、高スペックでない端末でも問題なく使うことができます。

③PDMを内蔵

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Onshapeはデータ管理ソフトであるPDMを内蔵しています。まだまだPDM/PLMの導入が出来ていないユーザ様も多いのではないでしょうか。ファイルベースで管理を行う場合、下記のような問題が発生しがちです。

  • データがどこにあるか分からない
  • どれが最新かわからない
  • 複数人で同時に編集してしまい、手作業で統合が必要になる など

Onshapeのデータはすべてクラウド上で暗号化して保存されます。バージョン管理やワークフローを用いた承認機能も持っており、データの容易な管理が可能になります。クラウドサーバーにはAWSを利用しているため、データは高セキュアな環境で保護されます。

特長④コラボレーション機能が豊富

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Onshapeにはクラウド・SaaSならではのコミュニケーションを補完するための機能を豊富に備えています。

  • 同時編集機能:一つのデータを複数人が同時に開き、同時に編集、リアルタイムに反映
  • 画面共有機能:マウスカーソルの位置や触っているモデルの面・エッジ、カメラの向きや角度を共有
  • コメント機能:モデルの面やエッジなどの該当箇所をマークしてのコメントが可能

上記の内容は言葉では伝わりづらいので、今後動画などを用いてご紹介できればと思っています。

設計業務のリモートワーク実現に最適なソリューション

Onshapeは単にインストールが不要なだけではなく、クラウドの利点を生かし、全く新しい設計体制を構築できる強力なソリューションです。今後、Engineer Voiceのブログを通しご紹介させて頂く予定です。

製品に関しご不明な点が御座いましたら、下記の弊社、Onshapeマーケティングサイトよりお問い合わせ下さい。

Onshapeマーケティングサイト

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こちらの特設サイトではOnshapeの概要紹介のほか、資料(概要紹介、FAQなど)もダウンロード資料として公開しているので、ぜひご覧ください。


<フルクラウド3D CAD Onshapeに関するおススメ情報>

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著者紹介

SB C&S株式会社
クラウド・ソフトウェア推進本部
CAD&ドローン&AR事推課
羽根 隆嘉