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【連載:WS1を知る】Workspace ONE UEMへの加入方式について 〜第1回:加入方式の種類〜

Omnissa
2021.03.31

こんにちは。SB C&Sの近藤です。
私は新卒で入社してから2年間、お客様のデジタルワークスペース実現のためにVMware Workspace ONEを中心としたソリューション展開を行っております。
日々の業務で得た私の経験を踏まえて、Workspace ONE UEMで実現できること、メリット、デメリット、注意点などを数回に分けてご紹介していきたいと思います。
1回である今回は、「Workspace ONE UEMへ加入方式の種類」をご紹介します。
どうぞよろしくお願い致します。



●連載内容

第1回:Workspace ONE UEMへの加入方式について 〜加入方式の種類〜
第2回:Workspace ONE UEMへの加入方式について 〜直接加入編〜
第3回:Workspace ONE UEMへの加入方式について 〜代理加入/自動加入編〜



●Workspace ONE UEMへ加入

Workspace ONE UEMとは、VMware社が提供しているエンタープライズモビリティ管理(EMM)の製品の一つです。
ユーザーが利用するデバイスをWorkspace ONE UMEに加入させることで、管理者はデバイスを管理することができます。
Workspace ONE UEMは、加入したデバイスにアプリケーションやプロファイル、ポリシーなどを配布することができます。
Workspace ONE UEMへの加入方式にはいくつか種類があります。
今回はそれら加入方式や注意点についてご紹介します。
スライド1.jpeg
Workspace ONE UEMとは
(https://licensecounter.jp/vmware/products/workspace-one.html)


●Workspace ONE UEMへ加入方式

Workspace ONE UEMへデバイスを加入する方式には、主に以下の3つの種類があります。

①直接加入
ユーザーが、自身で直接Workspace ONE UEMにデバイスを加入させる

②代理加入
管理者がユーザーの代理として、代わりにデバイスをWorkspace ONE UEMに加入させる

③自動加入
管理したいデバイスを、メーカーなどのサービスを利用して自動でWorkspace ONE UEMに加入させる

スライド7.jpeg




これらのWorkspace ONE UEMへ加入方式の際に、利用する情報が3つあります。

①Workspace ONE UEMのテナントのURL
デバイスをWorkspace ONE UMEに加入させる際に指定するURLです。
これは、VMware社から発行されます。

②グループID(組織グループのID)
管理者は、デバイスをWorkspace ONE UEMへ加入させる前に、Workspace ONE UEMにどのような組織を作成し、どのように組織ごとにデバイスを管理/運用していくのかについて検討し、組織グループを作成しておきます。

③ユーザーの資格情報
加入時に必要なユーザーの資格情報は、ユーザー名とパスワードです。

スライド1のコピー.jpeg
これらの情報を使ってWorkspace ONE UEMへの加入処理を進めていくことになります。

組織グループとは
(https://docs.vmware.com/jp/VMware-Workspace-ONE-UEM/services/UEM_ConsoleBasics/GUID-AWT-OGOVERVIEW.html)




これら3つの加入方式について、加入手順や、メリット/デメリット、注意点など。
第2回、第3回のブログにて詳しくご紹介していきます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

著者紹介

SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 技術企画室 技術企画課
近藤 泰介 -Taisuke Kondoh-

2019年に新卒として、SB C&S株式会社に入社。
主にデジタルワークスペース実現のためのソリューション展開、案件支援、先進事例の獲得、協働パートナーの立ち上げを経験。現在はDevOps/DevSecOps領域商材のプリセールスを行いながら、新興技術調査、新興企業の目利きを行う。