みなさんこんにちは、Onshape担当の羽根です。

2/18(金)にアップデートがリリースされましたので内容をご紹介します。

■一般的な改善

形鋼ライブラリの追加

Onshape上で直接形鋼を配置できるようになりました。作成したスケッチに対して形鋼の規格やサイズを選んで配置することが可能です。なお、形鋼の断面となるプロファイルは自分で作成することも可能です。

断面表示中にパーツの表示方法を個別に変更可能に

断面表示中に個々のコンポーネントを断面表示するかしないかを選択できるようになりました。

ゼブラ表示中にエッジの表示 / 非表示を変更可能に

曲率を視覚化することができる[曲率の可視化]表示でエッジの表示 / 非表示を切り替えることができるようになりました。デフォルトではエッジの表示がオンになっています。

U / Vカーブの数を制御可能に

[曲率を表示]コマンドを使用するときに、UカーブとVカーブの数を制御できるようになりました。

[選択]コマンドに「ループ / チェーン接続エッジ」が追加

[選択]コマンドにの作成ツールに[ループ / チェーン]が追加されました。オープンサーフェスのエッジの1つを選択すると、他のすべての接続されたエッジが選択されます。

変数に説明をつけることが可能に

変数(x=10 など)に対して説明をつけることができるようになりました。

タブマネージャーから複数まとめてエクスポートが可能に

タブマネージャーからPart Studio、Assembly、Drawingなど同じタイプの複数タブをまとめてエクスポートできるようになりました。

カスタムテーブルのカスタマイズが可能に

カスタムテーブルの列の移動 / 非表示が可能になりました。

カスタムフィーチャの検索が可能に

Part Studioの右上隅にある[検索ツール]の検索機能が拡張され、Onshapeによって品質チェックおよび保守されたカスタムフィーチャが含まれるようになりました。現時点で検索できるのは6つのカスタムフィーチャです。 平歯車、 ベルト、 軽量化、 ポイントパターン、 3D線、および 将来追加される配線です。検索結果ダイアログには、機能名の横に説明、画像、および「+」ボタンが表示されるため、必要に応じてツールバーに追加できます。

■図面の改善

図面ビューのコピー&ペーストが可能に

寸法や注釈を含む図面ビューをコピーできるようになりました。1つまたは複数のビューと注釈を選択し、右クリックして[コピー]を選択します。コピーしたビューは、同じドキュメント内の図面の任意のシートまたは他の図面に貼り付けることができます。

検査項目の表示 / 非表示の切り替えが可能に

ツールバーのボタンをアクティブにすることで、検査項目を簡単に表示 / 非表示を切り替えられるようになりました。

検査項目を表題欄に割り当て可能に

検査項目がロックされている場合でも、表題欄に割り当てることができるようになりました。

ISO累進寸法規格の追加

図面のプロパティパネルの[寸法]タブの下に、[累進寸法]という名前の新しいサブグループが追加されました。寸法規格をANSIからISOに変更可能です。図面上の既存のすべての累進寸法が選択した規格に変更され、新しく作成する累進寸法も選択した規格になります。さらに、この設定は図面テンプレートに保存できます。

補助ビュー方向矢印とビューラベルの追加

補助ビューを作成するときに、名前も割り当てられるようになりました。名前はビューラベルとして表示されます。

■Enterpriseの改善

ユーザーリストから前回のサインイン日時が確認可能に

「前回のサインイン」と呼ばれる新しいソートが、Onshape Enterpriseのユーザーリストに追加されました。これにより、一定期間Enterpriseにサインインしていないユーザーを簡単に確認できます。

■フィーチャースクリプトの改善

Bスプラインとしての近似面

面のクエリが与えられると、FeatureScriptはその近似値をトリム境界線を含むBスプラインサーフェスとして返すことができるようになりました。詳細については、FeatureScriptライブラリを参照してください。

■モバイルの改善

パーツとサブアセンブリのコピーと貼り付けが可能に

iOSデバイスでパーツとサブアセンブリをコピーして、ドキュメントの任意のアセンブリタブに貼り付けることができるようになりました。[コピー]コマンドはインスタンスリスト内のメニューから使用可能です。グラフィック領域でオブジェクトが選択されている場合、[コピー]コマンドはコンテキストメニューからでも使用可能です。