みなさんこんにちは、Onshape担当の羽根です。
4/25(月)にアップデートがリリースされましたので内容をご紹介します。
■CADの改善
メッシュデータのモデリング
stlやobj形式のメッシュデータをインポートしてブーリアン編集をかけることができるようになりました。
[複製]コマンドの改善
[複製]コマンドで合致フィーチャーをもとに形状をコピーできるようになりました。
動画の例ではヒンジのサブアセンブリをコピーする際、もともとのヒンジに使われている「ファスナー合致」を選択し、合致適用先の穴部分を選択することで、穴に対してファスナー合致がついた状態でヒンジをコピーすることができます。
コンテキスト編集の改善
コンテキスト内の参照は、古くなっている可能性がある時期を示し、編集中の現在のコンテキストに応じて特定の参照を強調表示するようになりました。
■図面の改善
参照先モデルの改善
図面で参照しているモデルのバージョンのアップデートが個別に実施されるようになりました。
例えばAとBの2つのモデルを図面に投影したとき、Aのバージョンを変更してもBには適用されません。
補助投影図から投影図の作成
補助投影図から投影図を作成することができるようになりました。
形鋼カットリストテーブルの分割
形鋼のカットリストテーブルを図面内で分割することができるようになりました。
ハッチングのオプション
[図面プロパティ]-[ビュー]-[断面図]のハッチングパターンを選ぶ際、プレビュー表示がされるようになりました。
寸法スタイルの改善
幾何公差と注釈のスタイルを個別に変更できるようになりました。
■モバイルの改善
iOSで複製が可能に
iOSのOnshapeアプリで[複製]コマンドがサポートされるようになりました。
■Render Studioの改善
分解図のインポート
Render Studioにて分解図がインポートできるようになりました。
ついにOnshapeでもstlなどのメッシュデータを扱うことができるようになりました!待ち望まれていた方も多いのではないでしょうか?
今回のアップデートの原文は下記の英語版をご覧ください。
外部リンク:IMPROVEMENTS TO ONSHAPE - APRIL 25TH, 2022
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著者紹介
SB C&S株式会社
クラウド・ソフトウェア推進本部
CAD&ドローン&AR事推課
羽根 隆嘉