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【Onshape】9/19リリース機能改善点:SaaS型PLMのArenaと接続が可能に!

CAD
2022.10.04

みなさんこんにちは、Onshape担当の羽根です。

9/19(月)にアップデートが実施されましたので内容をご紹介します。

Onshape Enterprise

Arenaとの接続が可能に

Onshape - Arena Connectionが発表されました。ArenaとはPTCが買収したSaaS型のPLMです。

Onshape-Arena Connection は、Arena Launch または Arena Scaleのライセンス を所有しているOnshape Enterpriseユーザーは無償で利用可能です。

ただし、現状Arenaは日本で未だ展開されていないため、Onshapeと実際につないで接続できるようにするためにはもう少し時間がかかりそうです。日本でArenaが本格展開されれば、設計データの作成(CAD)からライフサイクル管理(PLM)までがすべてオンラインにて完結できるようになります。

一般的な改善

投影曲線コマンドの追加

[投影曲線]コマンドが新しく追加されました。

スケッチを使用して指定した方向に投影することができるようになります。

マージをもとに戻すことが可能に

マージ後、マージを元に戻すことができるメッセージが表示されるようになりました。メッセージをクリックすると、ドキュメントをマージ前の状態に復元することが可能です。

マージの変更に関する情報が追加

[マージ]の ダイアログ内で、タブが最後に変更された日時とその変更者が表示されるようになりました。

穴フィーチャー UI の改善

穴の深さ、タップの深さ、およびタップのクリアランスをすべてパラメーターで指定できるようになりました。

タブマネージャーUIの改善

タブ マネージャーのUIが改善されました。タブマネージャーからタブを選択すると、ドキュメントページの動作と一致し、視認性が向上します。

図面の改善

寸法延長線のジョグ

寸法補助線にジョグ(折り曲げ)を追加できるようになりました。

図面レイヤー間で注釈が移動可能に

図面レイヤー間で幾何公差と表面仕上げの注記を移動できるようになりました。例えばジオメトリにリンクされていない注釈を別のレイヤーに移動しておけば、図面のテンプレートがさらに使いやすくなります。

アセンブリの改善

アセンブリツリーで拘束が確認可能に

アセンブリツリー上で、アセンブリとそのサブアセンブリに拘束がついているかどうかが分かるようになりました。

抑制された合致を編集可能に

抑制された合致を編集できるようになりました。

学習センターの改善

新規コースの追加

追加されたのは以下のコースです。

このコースでは嵌合関係、アセンブリパターンと複製、表示状態、名前付き位置、分解図、アイテム、干渉検出など、高度なアセンブリ技術について学習します。このコースは、Standard、Professional、Enterprise、EDUのOnshape ユーザーが利用できます。

このコースでは、ECAD データのインポート、ボードの作成と Part Studio およびアセンブリへの同期、PCB 設計の変更、ECAD データのエクスポート、ECAD データの共有とデータ管理、PCB Studio 設定の管理など、PCB Studio を開始するための基礎について説明します。このコースは、Professional および Enterprise Onshapeユーザーが利用できます。

外部リンク:IMPROVEMENTS TO ONSHAPE - SEPTEMBER 19TH, 2022

<フルクラウド3D CAD Onshapeに関するおススメ情報>

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Onshapeのまとめ記事はこちら!

著者紹介

SB C&S株式会社
クラウド・ソフトウェア推進本部
CAD&ドローン&AR事推課
羽根 隆嘉