こんにちは。SB C&Sの大塚です。
2023年11月にBroadcom社によるVMware社の買収が完了した後、今まで提供されていたVMwareのライセンス形態が一新され、VCFを中心としたパッケージ型のライセンス形態へ変更されました。
この激変から一年ほど経ちましたが、未だにライセンス変更による影響の混乱が続いており、弊社にも様々なお問い合わせをいただいております。そのままVMwareの仮想化ソリューションを使い続けるのか、VMwareではない別の仮想化ソリューションへ切り替えるのか、判断を迫られている方が数多くおられると思います。
VMwareのライセンスは、これまでのCPU単位の購入方法から、CPUコア単位の購入方法へ変更されました。そのため、ライセンス費用を抑えるカギはこのCPUコアのダウンサイズにかかっています。vSphere環境を見直して無駄なリソースなどを省き、最適な環境にすることで、本当に必要な分のみのライセンス費用へ抑えることが重要です。
また、脱VMwareを検討する場合であっても、新しい仮想基盤にどれぐらいのリソースが必要なのか、削減できる無駄なリソースがないのか、といった視点での既存仮想化インフラの環境調査は重要となります。
しかし、環境の調査・見直しを行う作業は決して容易ではありません。リソース変化を計測して全体の状況を把握する、といった環境の可視化を行うためには、専用のアセスメントツールを活用することが推奨されます。
今回はこうした仮想基盤のコスト最適化を検討されている方に向け、ご活用いただけるアセスメントツールをご紹介します。現在の環境は果たして最適な状態であるのか、余分なリソースや削減できるリソースがあったりしないかなど、今一度環境の見直しをしてみましょう。
ご紹介するアセスメントツールは以下です。
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Aria Operations(VCF Operations)(2024/11/29 公開)
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Dell Live Optics(2024/11/29 公開)
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HPE Cloudphysics(2024/12 投稿予定)
それぞれの記事にてツールの概要・デプロイ方法・確認できるデータの内容などをご紹介しております。ぜひご確認ください。
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著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 技術統括部
第1技術部 1課
大塚 亜人夢 - Atomu Otsuka -
VMware vExpert